平成14年の6月の夕方、携帯がけたたましく鳴った。「ついに石鯛上げましたよ!」。大凡人氏からの嬉しい喜びの連絡だった。
石鯛釣りと言えば釣り師の究極のロマンであり、またその釣り方は一種独特の高級感を伴うものとしてのイメージしかなかったのだが、彼のスタイルは違う。
捨てオモリやサザエやウニなんか使わない。エサもコマセもそこら辺に密生しているカラス貝、3号竿にタイコリールに道糸8号を巻いて磯際に垂らしてひたすら石鯛が喰らい付くのを待つというなんともシンプルなタラシ釣りなのだ。その時の釣果がこれ(Click)。まさに驚きの一言であった。 |
それからしばらくして10月に再び携帯が鳴った。「今度は馬鹿でかいの釣り上げましたよ!タモが折れちゃいました。」
それがこれ(Click)。
そんな馬鹿でかいのが、シンプルな仕掛けで釣れてしまうのだから驚きだ。タモが壊れちゃうのもうなずける。こうなったらボラの巣もじっとしている訳にはいかない。黒鯛どころではない。いつか石鯛釣りにチャレンジだ!
土日を避けて平日の朝まずめ・夕まずめ狙いとなると、ボラの巣にはちょっと厳しい。しかし先日の金曜日に時間が作れ、大凡人氏が早朝狙いで沖堤へ行くというので、ボラの巣はダンゴで黒鯛狙いの準備をして、手漕ぎボートで沖堤に渡り朝まずめを攻めてきた。結果としては短時間であった為、両者ボウズではあったが納得のいく釣行であった。しっかりとシンプルな石鯛釣りも見学する事が出来た。外道のエイとの大格闘などもあって楽しむ事が出来た。
●エサのカラス貝。バッカン一杯分は使う。
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●必需品の貝剥き。器用に貝を剥いていく。
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●付けエサを針に縫い刺す。
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●仕掛けをへち際に落とす。
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●ひたすらアタリを待つ。餌取りのアタリも多い。
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●少しの竿先の変化も見逃さない。
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★石鯛釣りの詳細は大凡人氏のHPに掲載されています。そちらもどうぞお楽しみ下さい。http://www.geocities.co.jp/Outdoors-River/7768/ |
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