■第11話 「妹子と兄雄の物語(房総のとある町で
五月、新緑の季節)」
2003/5/18 by koji

投稿者:koji 投稿日: 5月16日(金)15時03分05秒
いまいちな天気が続きますね、「梅雨のはしり」だとか。。
さて、どなたか「妹子と兄雄」の話の続き、聞きたくないですか?
・・・実は「一杯のかけそば」の五倍は泣ける話の続きがあるんですよ。。(ちなみに彼は盗みはしません)

始まり、始まり〜
投稿者:koji%お酒飲みながら・・・ 投稿日:
5月17日(土)03時03分18秒
(ある程度予想されたことですが)誰も「妹子と兄雄の物語」を読んでみたいと書かなかったんですが、自分がどうしても読んでみたくなったので書いてみました。(って何じゃそれ?)
ちなみに先にあらかじめ書いたクライマックスでは執筆しつつ自分で泣きました。なので「一杯のかけそば」程かどうかは分かりませんが涙腺の弱い方にならいけるかも??多分終わりは(その3)か4くらいになるでしょう。あと、どうでもいいことですが某亡者集団JASRACのような連中と違い、著作権フリーですので好き勝手に使ってかまいません。さて、今晩はこのまま気絶(謎)しないでどこまで書けるかな?

連載小説「妹子と兄雄の物語(房総のとある町で五月、新緑の季節)」
投稿者:koji@お酒を飲みながら 投稿日:
5月17日(土)03時04分25秒
(その一)
妹子の父は長期にわたる不況のため仕事にありつけず、すっかりやる気を失くして毎朝毎晩、安酒をあおっているような有様だった。父は腕の良い左官屋なのだがいわゆる昔気質、この間も線路のむこうのお金持ちから依頼された大きな仕事に取りかかり、下地が出来たころに依頼主がちょっと妙な注文をつけた途端に前金の一つも貰っちゃいないのにぷいと行かなくなってしまう。かと思えばビール一本くらいの請け負い賃で貧乏だが気持ちの好い老夫婦が住んでいる市営住宅の、老朽化して穴のあいた壁にしっくいを埋めるだけでなく、破れた襖や建付けの悪い扉の補修までした挙げ句に有り金を渡してしまうような人だった。
そんな父に妹子と兄雄はいつも反発し、特にそろそろ体格は父と対等なくらいになりつつあった兄雄は事あるごとに怒鳴りあい、時には掴み合った結果すっかり顔が変わってしまうほどの目によくあっていた。いわゆる職人のご多分に漏れず父の腕っぷしは極めて強力だったのである。
妹子が親戚の叔母に聞いた話では父と母は曾我小の同級生だったころからの幼馴染みで、若くて威勢のいいときは飲む、打つ、買うで相当鳴らした父をある時母がぴしゃりと諌めて女房の座についたという事である。そんなわけでさしもの父も母には頭が上がらなかったが、父とて妻子を養わんと仕事の一つでも請け負おうにも、昨今は世の中不況々々でどうにもしようがなかった。母は近所の事務所で「フルタイムのパート」という、妹子にもさっぱり理解できない立場で働きながらなんとか家計を支えているものの、日に日に困憊の色が濃くなっていく毎日だった。
妹子の誕生日は昔何かの事件があったとかいう五月十一日であるのだが、五月上旬のある夕方、母に買い物を頼まれた兄雄は妹子を連れて幕針町の古臭い、しかし妙に心地の良い匂いのする商店街を歩いていた。兄雄はおもちゃ屋のショーウインドーに並ぶ大きなミッキーマウスや熊のプーサンのぬいぐるみを妹子がじっと見つめているのに気づいたものの、これもやはりどうにもしようがないのであった。
次の土曜日の午後、兄雄は近所の悪餓鬼仲間の武哉とで自転車に二人乗りをして、海のほうにある新しい街に行ってみた。(つづく)
あ〜、初めて編集機能がうまく使えたんですが、これめっちゃ便利ですね〜(いまさらジロー)

その2
投稿者:koji@もう寝るってば。。 投稿日:
5月17日(土)05時24分28秒
(その二)
次の土曜日の午後、兄雄は近所の悪餓鬼仲間の武哉とで自転車に二人乗りをして、海のほうにある新しい街に行ってみた。その自転車はというと新聞屋の使うような頑丈なやつで、近所の花実川にかかる鉄橋の横に錆だらけになって倒れていたのを、そいつを発見した前々日から手を油だらけにして武哉とこっそり再生したものだ。そうして今日やっとこさ走れるようにして、「じゃあ軽くとなり街にでも行ってみよう。」ということになり、海のほうに前輪を向けてぶらぶらと流しているうちに何となくその街に入ったのである。 その日は妹子の誕生日の前日であったのだが、別にそんなこととは関係もあるはずもないがその街では祭りが賑やかに開かれていた。大通りの入り口がゲートで塞がれ、石畳の路が歩行者天国状態となっていて大人も子供も、老人も赤ん坊もたくさんの人達が歩いたり話し合ったりなんかしている。妹に小さなぬいぐるみのひとつも買ってあげられもしない兄雄はしかし、少し期待していた。ポケットには先日母に頼まれた買い物の際にどきどきしながらチョロまかした五十円玉が入っている。予想通り、祭りの開かれている大通りのとっつきからはその辺に住む人達によるがらくた市が行われている。兄雄は(何か安くて気の利いた売り物でもあればなぁ・・・)と、一渡り見回してみた。しかし時々自分と同じような年恰好のやつらが小学生向けになにか売り物を並べていても、くだらないガチャポンのおまけのようなものや、さもなければ三百円くらいからの値付けになっているゲームのカセットとかCDばかりだ。それにもしカセットが手に入っても兄雄達の家にはゲーム機なぞ、ない。
しかし、街の中ほどまで自転車を降りてゆっくりと押しながら武哉とあちこちに首を突っ込んでは失望することを繰り返す兄雄の眼に、なにか唐突にミッキーマウスの陶器で出来た大きな置物が跳び込んできた。それはいかにもがらくた市で扱われるような代物のようにも思えたが、どうやらここらの商店の前にアクセサリーとして置かれているものらしく、大人の柴犬ほどの大きさである。重さは十五キロほどはあろうか?兄雄は思った。(もしこんな立派なミッキーマウスを手に入れられて妹子に誕生日プレゼントだと言って渡すことが出来たなら、妹子はどんなにか喜ぶだろう?しかしおれには五十円しかないし、それどころかこれは売り物でもない。たとえ売り物だったとしても、一体いくら出せば買えるんだろう。)
実際、その置物がポケットの中で握りしめられている硬貨の、さて何十枚あれば買えることやら、兄雄にはまったく推し量り様もなかった。その置物にはチェーンや鍵などは掛かっていなかった。武哉は少し先で子供達に配られているカプセル入りのスライムを手に入れるために兄雄の視界から姿を消している。兄雄は黙って考えた。(鍵がついているわけでもないし、思い切ってかっぱらっちまうか?あの自転車の荷台になら載るだろう。武哉に手伝わせてもいいけれど、あとで妹子にばれたら面倒だ。今は明るいからまずいし、荷紐や運ぶときに隠すためのダンボールなんかもいるし、よし、夕方にまた一人で来よう。)
(つづく)

妹子と兄雄 投稿者:BJO 投稿日: 5月17日(土)10時39分46秒
内容(といっても斜め読みなんだけど)よりも、そのタイムスタンプに感動。。。
いい夢みろよ。。。

その3
投稿者:koji@起きてから一気に書き上げた 投稿日:
5月17日(土)11時27分57秒
スライムは¥20で売られていたそうなので、ちょっと前に遡って再開。
(その三)
そろそろ街の中心街を抜け、新しく洒脱な公民館の辺りに近づいてきた。
「兄雄見ろよあの看板、スライム二十円だって。おれ丁度持っているんだ!」
「ばーかお前、中学生にもなってスライムかよ。」
兄雄の揶揄に耳を貸さず、武哉は少し先で子供達に安く売られているカプセル入りのスライムを手に入れるために兄雄の視界から姿を消した。兄雄は黙って置物のことを考えた。(鍵がついているわけでもないし、思い切ってかっぱらっちまうか?この自転車の荷台になら載るだろう。武哉に手伝わせてもいいけれど、あとで妹子にばれたら面倒だ。今は明るいからまずいし、荷紐や運ぶときに隠すためのダンボールなんかもいるし、よし、夕方にまた一人で来よう。)
この季節になると、桜のころには妙にはしゃいだ通学の高校生や専門学校の生徒たちが大声で話ながら行き来して、何か浮ついた感じのしていた幕針町の商店街もずいぶんと落ち着いてきた感じだ。そろそろ日も落ちてきて、自転車の前と後ろに小さな子供を載せた買い物の主婦や、そういう買い物の人達の往来にちょっと困惑したようにおずおずとベビーカーを進ませる妙に綺麗な若妻などがいる。いつもの日暮れ近くのこの町の光景である。そんなひとりとすれ違ったときに大人の女性のなんともいえないいい匂いがして、品も無く顎を上げ鼻をひくつかせながら兄雄は思う、(ああいう人を「美人妻」なんて言うのかなぁ・・・)しかし同時に近くの精肉店の店先に並べられたコロッケの匂いもしている。近づいてきた小さな私鉄の踏切を超えるため、兄雄は立ち漕ぎをした。
「おわっ!痛ぇ兄雄、乱暴だぞ。」
「うるせい、今日はずっとおれが漕いできたんじゃねえか、文句言うな。っつーか降りろよ、もう。」
「あー、おれ腹減ったからもう帰るよ、へっへっそうだ、確かとなりの小母さんが先週お裾分けって言って持ってきた柏餅がまだあったんだ。」
「自慢かよ、もうきっと黴てるべ。まぁいいや、このチャリ、"作業場"に戻しておくかんな!」
「オッケー、じゃあ、また明日な!」
「おう、じゃあな。」
武哉は走っている自転車の荷台から後ろに飛び降りた。一瞬、自転車が前に進む。その勢いを駆るように兄雄は加速し、川のほうに向かってターンした。
歩行者天国が解除され、よれよれになった法被を引っ掛けて祭りの後片付けをしている男達や、何か散発的に立ち話をしている大人や中学生の固まりを眺めながら兄雄は思う、(そろそろしんちゃん始まっちまうな、いそいで捕って”作業場”に置いてきてから家に着けば来週の予告くらいは見られるかもしれない。でも遅いって怒られないかなぁ、巨人が勝ってて父ちゃんの機嫌がよけりゃいいんだけどな。ってか、ナイターやってっからしんちゃんなんかどうせ見れないベ。)
目的のミッキーマウスの置物は通りの向かい側だ。自転車はスタンドを立てて此方の傍らに停めてある。荷台にはあの置物がすっぽり入るような大きさに作り直したダンボールの箱が括り付けられている。誰もが注意をしていないタイミングであの置物を担いでこちらにダッシュしてダンボール箱にすっぽりと入れ、さっさとこの街から出ればいいのだ。もう少し目の前の人影が散ったら何気なくやってしまおう。胸が高鳴る。誰かが絶対に兄雄の心音に気づくように思われたが兄雄は(バカなことを)と思う。人影が薄くなった。兄雄は一直線に道を渡ってその像に近づいた。
(つづく)

その3
投稿者:koji@起きてから一気に書き上げた 投稿日:
5月17日(土)11時28分50秒
(その四)
兄雄は一直線に道を渡ってその像に近づいた。突然目の前に大きな黒い車が止まった。急にドアが開いて若い男が出てきたので兄雄はぶつかりそうになった。しかしその次に起こったことに兄雄は心底驚愕した、その男が兄雄のお目当てのミッキーマウスの像を抱きかかえるようにして車に運び込んだのだ!
間髪を入れず車はドロドロといういやな感じのする音をひときわ大きく響かせながら急発進した。
(待てちくしょう、そいつは俺のもんだっ!)兄雄は必死になって駆け出そうとした。がしかし、なにか強い力が兄雄の肩を掴んだ気がした。兄雄は急にどうしようもないくらい恐ろしい気持ちに襲われ、わけが解らないまま膝の力が抜け、そして座り込んでしまった。
(つづく、次回クライマックス)

あっと、タイトル番号間違えてる
投稿者:koji@起きてから一気に書き上げた 投稿日:
5月17日(土)11時30分59秒
狙ったわけじゃなかったんですが丁度あの素敵な花火があがった一週間後の今晩、最後(その5)をアップします。兄雄の運命やいかに?乞うご期待。

その5
投稿者:koji 投稿日: 5月17日(土)21時18分18秒
(その五)
兄雄は突然どうしようもないくらい恐ろしい気持ちに襲われ、わけが解らないまま膝の力が抜けて座り込んでしまった。立っていられなくなったのだ。なにか耳鳴りのような、めまいのような感じがした。目を堅くつぶった。(父ちゃん、ごめん。母ちゃん、ごめん。妹子・・・!)
「・・・いちゃん!」
どこからか、聞き慣れた声がしている。早足で小さな足音が近づいてくる。
「お兄ちゃん!」
つぶった目をゆっくりと開け、しゃがんだまま振り向くとそこには大きく息を弾ませて立っている妹子の顔があった。一重の大きな両目が潤んでいる。兄雄は取り繕って無理をして立った。
「妹子、なんでここに?どうやってこんな遠くまで来たんだ?」
黒い車が不自然に低い音を轟かせながら遠ざかっていく。
「歩いてきたの。何度も駆けたから二十分くらいで来れたよ。暗くなってきてもお兄ちゃんが帰ってこないからってお母ちゃん心配してたんだけど、もうナイターが始まるからってお父ちゃんなんかビールとか枝豆でまたやりだしちゃったし、台所を離れられないから私に探して来いって。それで駅前まで行ったんだけどわからなくって。でもその辺でシュッチョー帰りのお父さんを待っていた武哉君に聞いたら、例の自転車で海のほうの街にまた行ったんじゃないかって言ったから。」
「ばかっ、本当にここに兄ちゃんがいなかったらどうするつもりだったんだ。」
走ったとしても二十分では妹子の足でここまで来るのは到底無理だ、その倍はかかっただろう。それにこの街というだけで来れば兄雄に会える見込みなど、まずかなり少ない。会えたのはただのまぐれだ。しかし兄雄はその時、心底ほっとしていた。それが盗みの現場を妹に見られずに済んだからなのか、それとも盗みそのものをしないで済んだからなのか、或いは単に今ここで妹子の顔を見ることが出来たからなのかは兄雄にもわからなかった。辺りはもう真っ暗になっていた。
と、その時であった。
ドーン!ドーン!ぱらぱらぱら・・・
「花火だ!お兄ちゃん、花火だよ!」
ふたりは空を見上げた。
ドーン!ドーン!ぱらぱらぱら・・・
気がつくとさっきとは打って変わって通りは人で一杯だった。子供達も、大人達もみな一斉に夜空を見上げている。暗い路の上で花火の明かりに人々の顔が照らされて引き立つ。
ドーン!ドーン!ドーン・・・
兄雄は大きくため息をついた。そして一心に花火を見上げる妹子の横顔を見た。妹子の頬が光った。それは多分数分間だったのだろうが石畳のその道から伝わる振動が、そして天から降り注ぐ響きと光がふたりを取り囲み、兄雄にはひょっとしたらこの花火がずぅっと続くのではないかと思われた。
花火はしかし、最後にひときわ強く、綺麗に輝き、人々はそれまでにない歓声をあげた。そしてひと時が過ぎたころには引き潮のようにふたりの前から人がいなくなっていた。
「・・・妹子、帰ろう。」
「うん。」
「おぶってやるよ、ほら。」
兄雄は今度はしっかりとしゃがんだ。
「やだ、お兄ちゃん、もう幼稚園児じゃないのに。」
「妹子、こんな遠いところまで来て疲れただろ、いいから遠慮するな。」
「でもお兄ちゃん、自転車に乗ってきたんでしょ?」
「いいんだ、あとで取りにくる。っと、違うちがう、えーと、あの自転車のこと、母ちゃんには内緒なんだぞ・・・」
兄は妹を背負った。
「・・・お兄ちゃん、」
「何だ?」
妹の温もりが兄の背中に伝わった。不思議と涙が溢れてきた。
「・・・・・」
「・・・・・」
そうしてふたりの、いや大きなひとつの影が、ゆっくりとその街から遠ざかっていった。(了)

RE:兄雄と芋子 投稿者:buyotyo 投稿日: 5月17日(土)22時15分32秒
一杯のかけそばは爆笑だったけど、これは真顔でよみますた。
質問:ドロドロって何気筒?直列ですか、V型ですか、それともボクサー?
”こあと私”には分野外っぽいんですけど、
とりあえず、ここのコラムには入ると思うよ。
これこれ↓
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/4636/koram/koram_ind.htm
歴代の投稿が残ってる。
げっ。”はやく書いてね”とか書かれてるんです。ちょっとまってちょ。(飲むとよくやってる体験談なのだが)

物語と四つ葉のクローバー
投稿者:J 投稿日: 5月19日(月)15時25分31秒
kojiさんのものがたり、とても切ないような内容ですね。
良かったです。お兄ちゃんが罪な事をしないでいてくれて。

RE:兄雄と芋子
投稿者:koji%しかし安直なネーミングのせいでアレだ、
投稿日: 5月19日(月)16時38分23秒
今更ですがきょうだいのあの名前は無いよね。。。(^^;
buyotyoさん:
>一杯のかけそばは爆笑だったけど、これは真顔でよみますた。
それはそれは。↓とともに数少ないお褒めの言葉のような気が。(っつっても旧知のBuyoさんやJさんの感想だからバイアスさっ引くと???^^;) 下世話な事を言えば、「感動して涙でモニターが霞みました!!」などのリアクションが来ることを期待しながら眠い目を擦りつつ書いたのにぃ(脚色度49%^^;)。
>質問:ドロドロって何気筒?直列ですか、V型ですか、それともボクサー?
イメージとしてはアメ車の大型ワゴンか、ピックアップ。で、バズーカスピーカー(スーパーウーハーって言うのかな)を装備、これ最強。(^^;; となるとやっぱりV8、排気量は4gはないとね。。って感じです。もっといえばシボレー。ちなみに珍走団(暴走族のことを最近はこうとも言うそうです)のある典型的なスタイルが、一部に「もはや日本独自の文化だ。」などと言われている(本当か?)ように、あの手のワルそうなのも千歩くらい譲ればまあ、文化のひとつかもしれません。(悪いけど浅いなぁ、と個人的には思いますが。だってコーナーがメッチャ遅そう、深夜に駅前の徘徊する若者達のライン取りのなっちゃいない事といったら・・・という価値観ではないとは思うが(苦笑))
>とりあえず、ここのコラムには入ると思うよ。
>これこれ↓
あ〜、よかったら混ぜて下さい。できればいくつか某商店街などのカットも入れたいです。ちなみに今回の作文には○崎さん系の?千葉の古い町への愛着をたっぷりと混ぜたつもりですがどうだったでしょうか。あと昨日の昼間に会った人に「あの話の続きはないの?」と聞かれましたが、この手の話はああいう完結の仕方をするのが常だと思っております。ですから、飲んだくれの父が更正することはkojiが更正するくらいあり得ません(爆)。或いはせめて彼らにおもちゃくらいは買ってもらえそうな位ゆとりが出来るとか、そんな続きのストーリーがご所望だとしてもそれは希望者の脳内で妄想することをオススメしますです。。ただ、来年の夏の話ならちょこっと書きたい気もします、その場合お話のキーワードは多分"神輿"ですかね。まあ、また来年の祭りが近づいた時に気が向いたらっちゅうことで。。
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