病床から最後の手紙(FAX)



上は、死の2日前、病床から夫に宛てた手紙(FAX)である。
イラストあり、ユーモアのある文章なので、出張から自宅に戻った夫は元気そうなので安心していた。
冒頭に、「お疲れさまっす!出張は疲れたことでしょう。」とある。
自分が病気なのに、夫のこともさりげなく気遣っているのが分かる。

だが、続いて・・・
「先日、新しい薬をしたら、背中がピロピロとむける夢を見て・・・背に羽が生えたように軽くなりました!・・・大成功!やったね・・・3日目の今日、ややきき目がおちたので足してもらった。」
安心させる為か、イラスト入りでユーモラスに書いてあるが、病床にいる自画像の吹き出しに、「シュビドゥビヒューヒュー、クルクルクチャチャ、ズコズコ」とあり、相当強い薬が投与されているのを自覚している。

右上のFAX番号の下に、「今日はねずみの日」と2回あるのが、不思議。

中央から下にかけては、買ってきてほしいもののリストである。
「明日、いずみやの100円Shopで、以下のモノを買ってきて下さいな。家にあればそれでOK。」
(1)コロコロ(抜け毛どばっと)
(2)バンダナの布ぼうし(あんまり好きじゃないけど) ナイトキャップ風帽子→あれは100円なのでどんどんかってしまって!ボーシ君たち
(3)顔ふき用ウエットティシュ(スースー)
(4)チョコレート


薬の副作用で髪の毛が抜け、それを掃除する「コロコロ」と、外見を少しでも良くしようと、帽子を所望している。
右下には、イラスト入りで「ズラを持ってきてくれるのはいつかい?」とある。

左下には・・・
「夜はやっぱり店屋モノがいいな まつもとのメニュー。リブサンドポーク 牛丼 たくわん巻 」
病院食はやっぱりマズいよね。

Special Thanks
本日、Nurseの方(いもうとたちよ)
ご好意によりFaxを送っていただきました。
返信できないので あしからず
Fr: MINORI



この手紙がQPからの最後の手紙(肉筆)になった。
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