「俺たち2」管理人による遠距離通勤マガジン


ベースアンプ購入!!
どうせ家で練習しないし、小型のなら持ってたし、、、でも、、、、でも、、、、



またまた衝動買いに近いのですが、とうとう買ってしまった。右の写真がそれ、なのだ。ちょっと分かり難いかもしれないけど、ローランドのロゴが入ってる。即ちローランドのアンプなのだが・・・実は・・・

これ、ローランドGB-50っていう本来は50Wのアンプに220Wのパワーアンプを搭載したモンスターアンプなのである。製作に当たったのは足立区にお住まいのTさん。Tさんはアンプ製作や改造などを手掛けていて、結構有名人なのだ。しかし、本職は大手のコンピューター屋さんで、とてもとても偉いポジションにいる。50代の半ばちょい過ぎかな?でも、バンド活動もしているのだ。

さて、このアンプの凄いのなんのって、見た目はそれほど重く思えないのだが(なんせ元々50Wのアンプなので、)、ズシリと重いのである。そのわけは220Wのパワーアンプ部に使用している大型カットオフ電源トランスや、どでかい電解コンデンサーなどなどが組み込まれている為。

ヒートシンクもでかいので、シャーシから飛び出ている。とにかく前から見るだけだとなんでもないローランドの50Wのアンプが、実は世界にたった1台という貴重なアンプなのだ。こりゃたまげた。いや、本当は友人からアンペグを買おうとしていたのだが、やはり友人にどうしてもそれが欲しいといって聞かない奴がいたもので、途中経過が色々あって、それで私にこのアンプが回ってきたというわけなのだ。結果オーライ!っていうのはこのことでしょうか。

音は、クセの無いクリアな音。ギターアンプにも使えそうだ。4000円したというオーディオ用のコンデンサが想像を絶するような重低音を生み出す。部品代だけで4万円もしたそうだ。製作者のTさん曰く、今まで色々なアンプを作ってきたけど、これが最高傑作だよ、とにんまり。その顔を見ていると、ああ、いい買い物したなあ、なんて嬉しさがこみ上げてきてしまう。しかし、買い物は良いけど、果たしてこんなでかいものをどこに置くんだ、って心配のタネが出てきてしまった。しかも妻には内緒で買ったものだし。(苦笑)

因みにベースアンプはライブ用だともっとどでかいものが多いのですが、皆、どうやって保管しているんだろうね。

さあて、早速、今日ほんのわずかな時間だが、自宅で鳴らしてみた。ず〜〜んという低い音。これだこれだ。しかもハイポジションの澄んだ音。38センチの大口径スピーカーもいい感じ。Tさんが言ってたJAZZ向き、っていう理由が分かった。家だとなかなかでかい音で鳴らせないので、早くベイタウンコアあたりで鳴らしてみたい。

ただ、問題はスピーカーの耐電力が150Wくらいなので、あんまりでかい音で鳴らしてるとスピーカーが吹っ飛んじゃう、ってことだ。なにしろ、アンプが220Wだから。だったら350Wくらいのスピーカーにしろよ、っていう声も飛んできそうで、そりゃ確かにその通り。が、Tさんの説によると、220Wのアンプだから(余裕があるから)、ピーク時に音が潰れない。つまり、通常は100W前後で鳴らしていて、瞬間的に220Wになってもクリアな音のまま、ってことだ。その辺り、何十年にも渡り、たくさんのオーディオ機器、そして楽器などを扱ってきたTさんにこれからも色々技術指導を仰いでゆく予定。なにはともあれ、やっとマトモなアンプの所有者になったわけです。うしし。

(2005/3/17)
しばざ記 Vol.108


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