「俺たち2」管理人による遠距離通勤マガジン

暑い、暑い、暑いっ!とにかく、暑い。昨日は息子の野球の練習(少年野球)につきあって、からだの芯までこんがり焼けてしまい、その後、水飲んでもビール飲んでも、スイカ食っても火照りが収まらなかった。まったく、夏は暑いね。当たり前だけど。


今年は戦後60周年なんだよ
貴重な戦争体験の話を聞いて



一口に戦後60年といっても、実は60年も経ってしまった、という言い方が適切だろう。まだ60年しか経っていないという言い方も出来るけど、でも、仮に終戦後すぐに生まれた人間でももう60歳なんだから、戦争を直に体験した人はもう70歳以上になっているわけなのだ。

今の70代は昔に比べてお年寄りと呼んでは失礼なくらいに若い。先日、テレビ朝日の「朝まで生テレビ」に出演していたかつての帝国陸海軍の軍人さん達は80代なのに耳は遠いけど、しっかりしていて驚いた。当時の年号などがスラスラ出てくる記憶力はまさに素晴らしい。戦地に赴き、九死に一生を得た経験談や、シベリアで抑留された話、あの731部隊にいたという滅多に聞けない貴重な話を聞くことができて、非常に勉強になった。

司会が盛んに「お元気なうちに戦争体験を語って頂きたいので。」と言っていたが、まさに本音だ。失礼な言い方をすると、いずれ、いや、そんなに長くない間に戦争を体験した人間は一人残らずあの世へ行ってしまうのだ。

70年頃「戦争を知らない子供たち」という歌が流行った。あの時代だったら戦争を知ってる人間より知らない人間のほうが少ない(半分くらいかな?)から、「戦争を知らない」と特定することが出来たのだが、今や「知ってる人間」が少なくなっているのだ。

例えば、首相の靖国参拝問題についても意見を闘わせている者は殆ど「戦争を知らない世代」である。賛成・反対はこのページで言及はしたくないけど、絵空事を語っているようなものである。テレビでの討論を視るにつけ、ふん、なんも知らんくせに、この若造が、と思わず言いたくなってしまうようなシーンもある。といっても、私も完璧に戦争を知らない世代である。

でも、私のこどもの頃は、戦争を知っている大人が周囲にたくさんいた。満州で闘い戦後日本に引き上げてきた人や、フィリピンで命からがらなんとか生きて帰ったという人からも色々な戦争の話を聞くことが出来た。幸い私の父はギリギリで戦争へは行っていなかった(軍隊に入るところで終戦)、敵機が毎日のように日本の上空を飛んでいる頃のことを散々聞かされた。

先日の「朝まで・・・」では、なんと戦艦大和にも搭乗したことのある人の経験談も聞いた。また、人間魚雷・回天の部隊にいた人、それから同じく特攻用の桜花の部隊にいた人もスタジオにいた。回天や桜花については本では読んだことがあるけど、肉声で聞いたのは初めてだ。いよいよ物資が底をつき、文字通り肉弾戦でしか闘えなくなった時に、人間が鉄砲玉になったのである。

この話は私のような人間が軽率に、しかもネットで茶化して喋るのはまずいので、終わりにしたい。で、次に「クレヨンしんちゃん」について。(笑)

クレヨンしんちゃんというアニメはおそらく知っている方のほうが圧倒的だろう。私も何かの本で読んだことがある。たぶん最初は大人の週刊誌かなにかに出ていたのではないか。ま、その辺りはどうでもいいことなのだ。問題は、中国でクレヨンしんちゃんのキャラクターを発売しようとした日本の版権所有者が、中国の版権所有者からクレームをつけられ、裁判になったことである。おそらく昨年頃のニュースにあったと思う。細かいことまでは覚えてないけど、中国の版権所有者ってのが要するにニセブランドであり、中国ではそれが本家なのだ。中国の裁判所で確か本家が負けたと思う。その後は勝ったのかな?結末までは知らないが、なんとも嫌な話だ。

この話もあまり深く言及すると、いきなり誹謗中傷の雨嵐が私のところに来るのが嫌なので、サラリとしか書かない。そう、お国柄の否定までの話になってしまうので。

余談だけど、日本人は外国人と話をする時、謙遜して、いやむしろ自虐的に日本を語ってから、相手に物言う性癖があるけど、そうは取らない国も多いので、国際社会で活躍する人は難しい。私の知人が、取引先のある国の担当と雑談していたところ、いつの間にか戦争の話になり、つい自虐的に日本の非礼について述べたところ、相手はかんかんに怒って、「おまえの国は人殺しだ!」と言われたそうだ。前置きが長いのが日本人のクセで、最初から「ごめん」、「ありがとう」と言えないから変な誤解が生じる。幸い知人は相手にひたすら説得して許してもらったらしい。

と、話が逸れてしまった。クレヨンしんちゃんの話は続きがある。今日の新聞では、「ウルトラマン北京で負ける」という見出しが躍っていた。負けたのは円谷プロ。勝ったのは、中国のデパート。中国のデパートで売れれているウルトラマングッズはタイの企業のものらしい。いずれにしろ、本家が負けてしまうこの理不尽さ。昔1000円だったオリジナルが、東南アジア製で再現され、100円ショップで売られていて誰も不思議がらないという時代だから、このニュースを大げさに受け止めない人も多いかもしれない。

音楽もたくさんの苦労を重ね、お金をかけて作ってるのに、わずか数百円でダウンロードできてしまう世の中だから、ま、しょうがないか。

また話は変わる。遂に折りたたみ仕様のケータイを初めて買った。私が長く使ってたのは折りたたみじゃないやつだ。あのパカンと開くのが面倒なので折りたたみを敢えて買わなかったのだ。それに、どうもケータイでメールを送受したり、ネットを見るというのが煩わしいのだ。だが、店頭にはたまたまなのか折りたたみじゃないケータイは売ってなかった。例のツーカーの簡単!ってのはあったけど、番号が替わるからだめ。

ということで、暫くケータイの使い方をマスターするまで、煩わしいことが増えそうだ。それでなくとも迷惑メールでうんざりしているのに。ああ、気が重い。ロッテも負けたし。

2005/8/7


「本日のおまけ画像」
これ、サントリーのCCレモンのおまけ(たぶん)なんだけど、なんかやたらに色っぽくないか!?
長いブロンズの髪、くびれた胴体に艶っぽい仕草。足首のところを縛るタイプのハイヒールが白く細い足にマッチしている。
ピンクの口紅がポイントだ。
これって、こども向けか???


変集後記

最近、このコーナーを書く頻度が高くなってきた。お陰さまで、ちょっと暇になってきたのだ。
でも、仕事ちょーだいね!頼みますっ!

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