海浜幕張駅の中のフードコートの前に「つけそば」の大きな垂れ幕が掛かっていて、それが以前から気になっていた。今日、たまたま食べることが出来たので、そのリポート。
「つけそば」といえば、茂野の「うましこつけ蕎麦」とか、愛宕(港区西新橋)の港屋の「つけそば」を思い浮かべる。港屋のものは麺が太くて硬く、つけ汁がピリ辛く、若干酸っぱい感じのインパクトのあるメニューだ。従来のラーメン屋の「つけめん」を蕎麦にしたものという感じ。
茂野のうましこつけ蕎麦は、つけ汁を既成品である「めんつゆ」をベースにラー油を入れて、楽しむというもの。いずれにしても、ぴり辛いというのが共通点。で、そのフードコート(「あずみ」だっけ?)のつけそばは如何に・・・。
価格は420円。つけ汁は醤油がベースで黒っぽく表面にはネギと脂が浮いている。半分に切ってゆで卵、しなちく、ネギが入っている。味は、濃いけれど、かつお出汁が効いた和風。辛くも酸っぱくもない。それから、そばは細めで、同店のほかのメニューのそばと同じ。つまり、つけそば用の麺ではない。
食べた感じは、なかなか旨い。そして、食べ終わった後にそば湯を貰って、薄めて飲むと、これがまた美味。420円という価格を考えると、なかなかグーである。インパクトはまったく無い(まあまあ常識的な味)けれど、また食べてもいい味だった。
2010.8.29
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2010/8/29
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