Sunny's Column /俺達のコラム |
坂本冬美とビリーバンバンが歌う「また君に恋してる」は最近チャートでも良く耳にするおなじみの曲です。
TVで坂本冬美とビリーバンバンが一緒にステージで歌う番組を見ました。
何十年振りかに見るビリーバンバンは寄る年波には勝てずかつての”若さは「もうこのところ長い間そんな”若さ”は別な処へ行ったっきりで、もうとんと御無沙汰」てな感じ。片や坂本冬美さんの方は円熟期真っ最中で声の張りも抜群の歌唱力でもビリーバンバンを圧倒していました。
その後ビリーバンバンだけがステージに残りかつての名曲「さよならをするために」を歌いました。
かつてはフォークソングブームという時代があり、ビリーバンバンもそのブームの一角をなした時期がある事を御存じの方々、このコラムをご覧になっていることを祈ります!
--- 過ぎた日の微笑みを みんな君にあげる
ゆうべ枯れてた花が 今は咲いているよ ---
と歌い始めた「さよならをするために」は声の張りも無く寂しい声ではありましたが、それにも関らず自分も一緒に歌ってしまいました。(坂本冬美の歌は難しすぎて歌えない!)
歌は歌唱力といった技術力や、表現力、より巧いかどうか、というのとは別な面で人の心に残ります。その昔、ある時代に何度も聞いて口ずさんだ曲はそれだけで心に心地よく残ります。歌を感じる人間の心は複雑ですが良いものですね〜。
2010/5/4 著者: Sunny's English Square 佐藤明雄 >>> Sunny's English Square Web Site |