北は北海道から南は沖縄まで…47都道府県もあり、「行ったことがない」エリアも当然あるはず。
住んでいる場所から遠く離れていたり、なんとなく縁がなかったりで、「訪れる機会が、なさそうだな」と感じる地域も。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,349名を対象に「一生行かない気がする都道府県」について調査を実施。
調査結果をもとに、「一生行かない気がする都道府県」ランキング上位10位をまとめてみた。
■第5位:青森県(4.7%)
本州最北端の青森県が第5位。
大間のマグロやリンゴなど、美味しいものが多く、春は弘前城の桜、夏はねぶた祭りのほか、十和田湖や奥入瀬渓流など観光資源も豊富。
ただし、冬は寒さが厳しく、居住エリアによっては「かなり遠い…」というから、上位にランクインした可能性も。
■第4位:島根県(4.9%)
第4位は山陰地方の島根県。
全国から八百万の神々が集まるといわれる出雲大社は、昨今、「縁結び」の神様として女性に人気の神社。また、犬山城、松本城、彦根城、姫路城と並び、天守が国宝指定されている松江城は、城巡りをする人には要チェックのスポット。
一方で、国内の大都市からは、やや行きにくいところが難点か。
■第3位:鳥取県(5.6%)
第3位は、第4位に続き山陰から鳥取県がランクイン。
鳥取砂丘や「因幡の白兎」で有名な白兎神社、三徳山にある国宝「投入堂」といった昔からの観光地に加え、境港市の「水木しげるロード」など新しめの観光スポットも。
関西エリアからは比較的アクセスがいいものの、県内の個々の観光スポットが離れているため、複数か所を1日で回るのが厳しい点が「観光地巡り」で候補に挙がりにくいかも。
■第2位:佐賀県(6.4%)
九州の佐賀県が第2位。
伊万里や唐津といった焼き物や、南は有明海、北西は玄界灘と海の幸も豊富。また、地名を冠した作品では、芸人・島田洋七の自伝『佐賀のがばいばあちゃん』が映像作品になるなど大ヒットした。
とはいえ、やはり芸人である、はなわがベース弾き語りで歌った「佐賀ネタ」がインプットされている人も多く、「行くポイントがない気がする…」と思ってしまう人も。
■第1位:沖縄県(9.0%)
第1位になったのは、日本の最西端・沖縄県。
ここまでランクインしてきた県と比較すると、温暖な気候と美しい海を中心として、国内有数の人気を誇る観光エリアだけに、かなり意外な結果だ。
若い世代ではかなり少ないのだが、40代以降の票が集まる形で1位となった。
なお、第6位:鹿児島県、第7位:茨城県、第8位:岩手県、第9位:新潟県、第10位:北海道という結果に。
複数選択とはいえ47都道府県と選択肢が多く、票が割れたことも大きな要因だが、第1位と10位に国内外で人気の観光エリアがランクイン。
その背景には、「行かない気がする」と考えてしまう要因に、どうしても距離やアクセスといったハードルのウェイトが高いことも関係ありそうだ。
(文/しらべぇ編集部・チーム・ ぺる)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年8月25日〜2017年8月28日
対象:全国20代〜60代の男女1349名(有効回答数) |