今月12月18日(火)、お袋の荼毘の日。
午前中に、落合斎場へ。
3年前の11/28(土)、一人暮らしのお袋が、テレビを点けっぱで、ソファーで寝ている様に亡くなっていた、私が第一発見者。
随分静かだな?と思いつつ、胸を見ると動いてなかった。(呼吸してない)
ちょっと抱きかかえてみたら、まだ暖かかった。亡くなって直ぐらしい。寝てる様な顔。俺の事を呼んだのかな?
先ずは、救急車を呼んでしまったが故に、何人も警官が来て、容疑者扱い状態(只でさえ、風貌悪いのに、、、)で現場検証に立ち会い。
遺体は一先ず救急病院へ。死亡確認した後、警察の安置室へ。
お袋は、亡くなる前「医学の為に」と献体する意志があったので、帝京大学白菊会に登録していた。
刑事に、「これから行政解剖するから」と言われ、「解剖されると、献体出来なくなる恐れが有るから、それは困る。」と押し問答の後、主治医が居た事を思い出し、即連絡。
安置室で、主治医先生による”切り刻まない”確認が行われ、無事死亡診断書を書いて頂きました。
亡くなったその日の夜中に、白菊会が手配してくれた搬送車にて病院へ。
事が事なのに、呆気ない一日、葬式も一切なし。
自分は小さい頃より、両親の都合で親戚縁者が皆無で育ち、兄弟もいないので、予想もしなかった出来事として、1人しか居ない身内として挑んだ、荼毘。
あれから3年、荼毘当日、火葬炉扉の前に棺が有り、係の方に顔は見れるか聞いたが、駄目との事。
棺が炉の中に入って行き、扉が閉まって焼香の後着火。
待合室へ案内され、煎餅食べながらお茶飲んで、小腹空いてたので助かりました。
待つ事30分、係の方が呼びに来てくれて、火葬炉フロアーに。
チビッコくて太めなお袋の骨。「こんなもんなんだ?」と思いつつ、太い骨を拾い上げ、骨壺へ。その後は係の方が手際良く拾ってくれました。
今年迄生きててくれりゃ良かったのに、、、
と言う事で、表から、裏から、横から入った、医大生の皆さん、是非とも献体してくれた方達の意志を大切にして、医学の為に頑張って頂きたいと思いつつ、私も、献体登録をしに行こうと思います。
白菊会の方々、お世話になりました。 |