「俺たち2」管理人による遠距離通勤マガジン




さよならベイタウン!

夏休みが終わると、新しい友達が待っている。

ベイタウンの人口は急増しているが、その一方で、ベイタウンから出て、新天地に向かう人もいる。ベイタウンの住民はまだ若い世代が多いから、当然転勤する方も多い。実際に息子の同級生はお父さんのドイツへの海外転勤でベイタウンからいなくなってしまったし、下の写真の彼女も21番街に住んでまだ1年も経たないうちに大阪にいってしまう。




また遊ぼうね!

7月31日。ラジオ体操に弟と来ていた彼女。弟はうちの息子と同級生だ。たまたま私も息子と一緒にラジオ体操をしに来ていたので、2日後にベイタウンを去る彼女たちに会うことが出来た。ラジオ体操が終わって、サッカーを一緒にやった。息子と彼女の弟くんは、仲良くボールを交互に蹴っていた。「あんまり遅くなるとお母さんが心配するよ。」と私が諭して別れたが、息子と彼女の弟くんは、お互いの姿が建物の陰で見えなくなっても「バイバイっ!また遊ぼうね!」と叫んでいた。そして、彼女たちは、ベイタウンから新天地・大阪へ旅立っていった。私の手元にある彼女の写真。笑顔が妙に印象的だ。

そういえば、私も小学校1年生の夏に、父親の転勤で引っ越した。通っていた小学校の校庭に、背たけより遥かに高いひまわりが「さよなら。元気でね。」と言ってくれていた。荷物を満載したトラックの助手席から私は、段々小さくなってゆく遊び慣れた近所の家々や茶畑、そして、手を振る同級生の顔をずっと眺めていた。




短い間だったけど、また合おうぜ。仲の良い二人は、再会を誓い合う。

しばざ記 Vol.25 

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