花冷えの一週間
2月から3月のはじめにかけて、異常に暖かく、桜の開花予想は3月20日頃と発表された。
実際に、20日には桜が開花し始めたのだが、その後、急激に寒気が襲ってきた。真冬並みの日本列島。関東地方では雪こそ降らなかったが、連日冷たい雨が降り、せっかくほころびかけていた蕾も固く閉じてしまったようだ。
が、しかし、今日、2004年3月27日。久しぶりに太陽が顔を覗かせた。
まだまだ寒いけど、これで一気に桜の花が咲いた。
18番街と15番街の間の通称「桜通り」(と、言っても誰もそう呼ぶことはない)の桜は早くも満開。
それにしても、この花冷えの一週間、色々な出来事があった。
いかりや長介さんの死が先週の土曜の深夜、全国のメディアを走った。
タイミングを合わせるように芳しくない天気が続く。
そんな中、私の義父がギャラリーKIKIで写真展を開催する。
私の家族も手伝う。
七十過ぎてからも精力的に旅行や写真展に飛び回る義父のバイタリティには感心する。
今日、写真展にお見えになった故稲田悦子さんのご主人(84歳)もお元気だった。あの年齢にして、ベンツを乗り回す。
稲田悦子さんは、日本最年少の15歳で五輪に出場。だいぶ前のことだから私はまったく知らない。その稲田さんが千葉に住んでいる。そして、今日、(ご主人に)お会いできた。
ところで、ニュースステーションが今日で終わった。久米宏という人は、個人的にはそれほど好き、というわけでもないが、でも、偉大な人だということは認める。「ぴったしかんかん」、「ザ・ベストテン」でも人気を博していたし、物議をかもした横山やすしとの「テレビスクランブル」も面白かった。ニュースステーションは18年間続いた。不思議なことに、最終回の今日、小宮悦子、若林正人のことにはまったく触れなかった。
話は変わるが、明日は、また仕事だ。土曜日にも関わらずだ。勤務先の会社は他の会社の2倍は社員を拘束する。その分、時間当たりの集中力は低下している。最近富に思うこと。それは、仕事の密度が異常に低いのではないか、ということ。ま、そんなことを考えつつも今週が終わる。そして、満開の桜を車窓から眺めつつまた来週も遠距離通勤がだらだら続く。
3月27日(金曜) 珍しく自宅PCで入力 |