ヘナを使う
私は、こどもの頃から髪の毛がどちらかといえば、茶色っぽかったのだが、20代の後半から白髪が出てくるようになり、む、このままだとヤバイ、なんて思ってたら、30代後半に差し掛かる辺りで一気に増えてきやがった。こりゃ、年寄りに見えてしまう、慌ててカラーリンスなんかして誤魔化す。しかし、40代に入るとますます白髪の量が増えてきた。
「いいんじゃないの?ハゲじゃないから。」と友人や同僚に言われても、得意先の結構えらい部長さんあたりから、やけに丁重な敬語を使われたりすると、なるほど、これは白髪のせいか、なんて思うようになって、何度か髪の毛を染めてみたりした。
通常の染毛剤って、強烈な臭いがするし、第一、私みたいに慣れてないと思い切り周囲を汚すし、それに、髪の毛や地肌を痛めるということで、あんまり薦められたもんじゃない。特に洗面所なんか汚した日なんて、女房からガンガンに怒られてしまう。私みたいに、結構白髪の多いヤツはいったいどうしているのかってえと、「美容院などで染めている。」、「程度にもよるが、放っておく。」、「脱色して、完全に白髪とか金髪にしている。」というのがベスト3。実は私も白髪が5割を越えた時点でも放っておいたのだが、ごま塩頭ってのは一番みっともない。却ってオール白髪のほうがかっこよい。
そんなある日、ジャイネのマヤちゃんが、「ヘナ」を薦めた。天然素材で、肌にも優しく、しかも髪にツヤを与え、臭いもしないし、周囲も汚さない。お、これは、いたれり、つくせり、石川セリ、ってな古いギャグも浮かぶほど凄い製品じゃないか!!で、どこの製品だと思ったら、案の定、ネパールのやつだった。まあ、当たり前っちゃ当たり前。で、さっそく使ってみる。んー、単なる粉じゃねえか。
まず、粉を適量水、もしくはぬるま湯に溶く。ペースト状になったところで髪に塗りこんでゆく。確かに臭いは少ないけど、へんな感じ。枯れ草とか、枯れ木のような臭いというか、若干腐植土のような感じか、あるいは子どもの頃、ドッチボールで転んで、暫く立ち上がれないくらいに悔しくて嗅いだ地面の匂いか。そんな香りがするが、化学薬品で作られた染毛剤のように、独特なアンモニア臭はまったくない。
粉はきな粉をちょっと濃くしたような色合い。水で溶くと茶色。で髪に塗ってるときも、茶色。これがどんな風に仕上がるのか、と思ったら、やっぱ茶色だった。(まんまじゃねえか。)
しかし、根元からきっちり染まるし、いきなり真っ黒ってこともないし、却って自然かな、ってのが私の実感。いいぞ、これ。使えるぞ。因みに、ネパールの人って髪の毛は黒々としてるけど、ヘナを使って髪の毛にツヤを出したり、少し茶色っぽく見せたり、などという使い方をしているようだ。つまり、決して白髪染めだけの用途ではない。身体に安全だという証拠としては、消せることが出来るタトゥーを書くときもこれを使うらしい。
# 「蛇にピアス」ってのもちょっと流行ってたし、この際だから、皆さんも如何ですか?(タトゥーを、って意味。)
ただ、40分くらい頭にタオル巻いているが煩わしいし、その間、誰にも会えないから、部屋の隅でパソコン打ってるしかない、ってのは窮屈。だが、それに耐えられるだけの面白いゲームソフトを持っている貴方&貴女ならお薦めです。因みにジャイネでは200g入り(5回くらい使えそう)が2000円で売ってます。
言い忘れた。マヤちゃんによると、もっと黒っぽく仕上げたいときにはコーヒーを混ぜるのだそうだ。うーん。コーヒーの香りってのも悪くないかな???(疑)
ところで、俺達HPではジャイネパールのご協力で、特別に末端価格(って言うか?)1800円で売ってます。お近くの方は、お届けします。(これ、まじめな話です。)
2004/4/26
上のキャンペーンは終了しました。 |