6月25日の日曜日には、ジミー竹内デビュー60周年記念と誕生祝(75歳)を兼ねたパーティーがある。実はそこで私は司会を頼まれたので、下調べを兼ねてネットで色々検索してみた。「ジミー竹内」と入力すると、出るわ出るわ、なんせかつてはあらゆる日本のポップス、ロック、ジャズに絡んでいたので、アタリマエのことだ。レコーディングに参加しているものを数えるとキリが無い。リーダーアルバムもたくさん出している。
しかし、ネットで現在も販売している殆どのものが画像が無い。なんでだろう、と思ったのだが、ひとつには面倒くさい、もうひとつにはエッチなジャケットが多いからだと勝手に解釈した。上の写真はヤフオクで発見した写真なのであるが、8枚中5枚に女性の裸の写真が写っている。下の段の右から2番目なんて、かなりヤバイ。女性の乳首まで綺麗に写っている。今だったら確実にR指定だろう。
私の記憶が確かならば(なんて有名なフレーズがあったね)、すっぽんぽんの写真付きのアルバムも数枚あった筈である。タイトルが「ドラム!ドラム!ドラム!」というのに、なんで裸なんだ、って気もしないでもないが、まあ、当時の「大人の音楽」の象徴として「女性の裸」をイメージするのは、常識のラインだったのかもしれない。それに、ジミーのいかつい顔をでかでかとジャケットに載せるよりは圧倒的に売れ行きが良くなるというのもあるのかもしれない。
それを実証したのが、ご近所に住むH氏で、小学生の時か、中学生の時、ジャケットを見てジミーのアルバムを購入したとか。まあ、彼がドラマーになったのも、このアルバムのお陰かもしれない。(と、勝手に憶測。違ったらごめん。)
それはとにかく、ちょっと驚いたのが、上段の一番右。
なんじゃ、こりゃ、という写真なので、拡大の画像を入手した。
凄い!
凄すぎる。
なんで、スクールメイツなんだ!! (この衝撃は私と同世代じゃないと分からない?)
思い切りあっけにとられてしまうこのアルバム。おそれいったことに、「スクールメイツ + ジミー竹内 = モンキーズ」というわけのわからない記号だかがタイトルになっている。ますます、松田優作よろしく、「なんじゃこりゃ!」と叫びたくなってしまう。
でも、さすがジミーが偉いということは、一番下のクレジットの大きさの対比だろうか。こんなにたくさんいてもスクールメイツは完全に小娘扱いだ。ジミーは中央でデンとしている。このときのスクールメイツのメンバーが現在の夫人かどうかは定かではない。確かに奥さんはバレエをやってるし、美人なんだけど。
(しかもだぶん本当にスクールメイツにいたようなことをお聞きしたことがある。かな?)
このアルバムがどういういきさつで作られたか、今度ジミーに聞いてみよう。解明したらまた報告したい。
さて、なにはともあれ、6月25日(日)は、ジミー竹内のパーティーなので、みなさん、こぞって行きましょうね。日本のジャズ界の重鎮にお会いできるのも凄いことなんだけど、そんな凄い人のイベントの司会をこの私が僭越ながらやらせてもらえること自体も凄いことなのだ。また、ゲストミュージシャンも一流どころ。ボーカルは美人で超セクシーな渡辺明日香さん。もう絶対に見逃せない企画なのです。詳しくは、俺2のお薦めライブ情報を見てくださいね。では、では。
2005/6/2 しばざ記 Vol.122 |