「俺たち2」管理人による遠距離通勤マガジン

暑いときに熱い担々麺を食べるということに、「あ、俺も同感!」と言ってくれた方、約2名。メール有難うございます。諸々お返事が出来ない場合もありますのですが、まずは当ページで簡単に感謝の意だけ述べさせて頂きます。で、今回も似たような話題。ちゅうか、煮たような話題。


やっぱ真夏には熱い鍋だよ
スタミナ麻辣鍋(まーらーなべ)を食す



有明の臨海線・国際展示場駅前にホテルワシントンがあるのをご存知だろうか。私も先日訪れたのが2度目だが、普段はまったく存在を忘れているホテルである。

お台場のホテルはなんとなく覚えているのに、この有明のホテルは何で忘れがちなのか、それはまたいずれ解明したいと思う。いや、解明しなくてもいいか。(笑)

そんなことはどうでもよいのだが、そのホテルの21階に三十三間堂という和食の店がある。さすがにホテルだからちょっとお高くとまっている店だ。高いといっても値段だけじゃなく、見晴らしが良いという意味で、特に都心方向は障害物も無く夜景を楽しみながら飲食が出来るまことに嬉しいお店。

なにしろ貧乏暇無しな私がゆえ、このようなお店にはしょっちゅう来れるわけではない。先日は訳あって散々飲み食いしたのである。しかも、ちょー冷たいビールと、ちょー旨い冷酒までゴチになる。(ほっほっほ。)

ツマミはってえと、右の写真のマーラー鍋。これがまた、ちょー辛くて汗だくになってふはふはという感じ。辛味を抑えるゴマだれもあるけど、それでも辛い。牛と豚肉がボリュームたっぷり。ニンニクの芽も入っている。

で、最後はラーメンを入れるのだけど、これがバカウマ。海鮮サラダも具がたっぷり。しめて一人前3500円だが、黒蜜のアイスクリームまで付いているし、かなり満腹になるので、単品をちょこちょこ頼んでいるよりも経済的だ。このマーラー鍋は9月30日までの限定だから、いっぺん食べてみてほしい。絶対にウマイ!

それから、もうひとつお薦め。鯛のお頭(かしら)。そう、頭だけ。頭は骨だらけというイメージを持たれる方が多いと思う。魚の頭というのは小さい魚だったら棄ててしまうことが多いのだけど、でかい頭はうまいのである。特に頬肉。でかい貝なんかもバリバリ噛み砕いてしまうくらいの強靭な顎を持つ鯛の種類は、頬の筋肉が発達しているのだ。別の意味で、可愛い赤ちゃんのほっぺたはモチモチしていて、食べちゃいたくなってしまうが、鯛の頬の肉は適度な弾力があって、うまいのである。

しかし、相変わらず今日も暑くてたまらない。昨日、ちょっとだけ涼しくて、それが却って物足りなさを感じている。体が暑さに順応しているのか、それとも、麻痺しているのか、あるいはこうなると中毒と呼ぶべきなのか、あまり暑くないと、もっと暑くなれと願う気持ちもある。結局のところ、単なるマゾヒストだったりして。(笑)

今朝は3時頃起きて、ベランダで虫の声を聞いていた。まだまだ暑いけど、夜は虫の声が秋を感じさせる。そうなのだよ、以前この「しばざ記」のどっかにも書いたけど、この季節が一番寂しい。お盆が終わって、ああ、もうすぐ2学期だ。宿題もやらなきゃいけない、絵日記は書かなくちゃいけない、プールにはあと何日行けるだろうって、小学校以来、ずーーっとこんな思いが続いている。

いい歳こいたおやじが夏の終わりに焦っているのは、「アリとキリギリス」の後者なのだ。しかも、キリギリスみたいに散々遊び呆けて冬に死んでしまうのではなく、馬車馬のように働いても蓄えが出来ない中途半端な虫。アリギリスとでも呼ぼうか。さってと、またくだらない話題に終始してしまった。それでは皆さん、お元気で。

PS:ジーコジャパンは強かった!昨日のサッカーは観たかった。

2005/8/18



ワシントンホテルからの景色は超一級。
東京タワーがもうちょい見えると嬉しいけれどね。





宇宙への旅はは未だに憧れ??
野口さんはやっぱ偉いのだ!!

↑世界初(?)の電卓

← JAXA特性シャープペン
  宇宙飛行士がポイント

この夏休み、妻子は私が仕事でなかなかで歩けなかったので、二人で出かけていた。しかし、近場には私は積極的に息子と行動を共にするように心がけた。海外旅行には連れていってやれないけど、少ない時間の中で夏休みの良い思い出をいっぱい作りたいと。

例えば、今年から始めた少年野球。息子の練習相手(というより、私のダイエットのためかもしれない)に、少しでも時間があれば、キャッチボールをしたり、ノックをしたりしている。お陰で真っ黒く日に焼けた。この夏は特に厳しい暑さなので、痩せる効果テキメンか。あ、でも、練習が終わるとまずビールをがぶ飲みしてしまうから同じか。(笑)

それから、幕張新都心のシャープのショールームで、面白い企画をやっている。夏休み親子教室みたいなタイトルだったけど、抽選に当たって、息子と二人で出かけていった。テーマは宇宙のことと、シャープの太陽電池のこと。つい先だって野口さんがスペースシャトルに乗って宇宙に行き、そして無事に帰還した。まさに旬の話題だ。

講師はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の●●先生。すみません。お名前を失念しました。

内容は、やはり野口さん達の宇宙旅行(宇宙ステーションまで往復)のことについて、スライドや動画などで分かりやすく話しをしてくれた。まあ、子どもにはちょっと難しい内容かもしれないが、我々には十分楽しめる内容だった。宇宙空間がどんなところか、などという話は何度聞いても楽しい。

特に驚いたのは、お茶の入った容器に差してあるストローに橋を近づけると、あら不思議、お茶が箸に吸い寄せられる。もちろん、お茶は液体。自ら進んで箸に飛び込んで行く。丸い大きな水滴になり、それを宇宙飛行士は橋でじょうずに箸でつまんで口の中に入れる。箸を離すと丸いお茶の塊がふわふわと宙に浮かぶ。無重力だから当たり前なのかもしれないが、映像で観ると感動する。

それから、宇宙食の試食もした。トイレのことや、シャワーのことも聞いた。トイレはシャーってやれないのだ。空気で吸い取る方式。うっかり無重力空間でそれをやったら部屋中におしっこは飛散してしまう。シャワーもそういう理由でなかなか実現できないそうだ。だから、宇宙ステーションに数ヶ月も滞在する乗組員は、ずっとシャワーも浴びないまま宇宙にいるのである。おそれいった。

これも当たり前のことだが、宇宙飛行士は、毎日厳しい訓練がある。なにしろ宇宙では上も下も無いわけだし、体液だって頭に上ってくるわけだ。それに野口さんも宇宙では顔がぱんぱんに膨れていたけれど、気圧が無いからそうなるのだ。まして、今回のように船外活動をするためには相当な過酷な訓練が無いとダメなのだ。、宇宙服は一定の気圧をかけるので、まるで風船のようなもの。だから指先には力が要る。野口さんも握力を鍛えるために、ロッククライミングのトレーニングまでやったそうだ。

宇宙から帰ってきても、これまた大変らしい。無重力空間にずっといることで、筋肉が劣化するらしい。無重力に順応してしまうと、地球の重力というのは相当凄いことになってしまうらしい。スペースシャトルが帰還した後、身体検査などを受けてから外に出るのだけど、手を振りながら格好よく凱旋などする余裕は無いらしい。なんせ立っているだけでもやっとのことなのである。

しかしそこまでして、宇宙に行くということは、まあ、とにかく私はやりたくないけど、立派である。人類の夢を託した全世界の共同事業、スペースステーション計画(正確な名前は失念)が現在進行中なのである。

2005/8/18



よく見ると、真っ白な肌が魅力的
浜田夏子・切り絵展は、芸術家の社交場



ベイタウンってのは、ふらふらっと歩いているだけで、何かに必ず遭遇する街である。たまたま開催中の「浜田夏子・切り絵展」の会場は、私が住んでいるマンションの1階であり、ちょっとタバコを買いに行くというだけで、主催者と目が合ってしまう。

ま、若くて綺麗なお嬢さんなので、悪い気はしなくても、この1週間で、3回顔を合わせてしまった。今日(3回目)の遭遇もそんな感じだったんだけど、なんと彫刻家の伊藤哲一がいた。それが左の写真。

伊藤は現在館山市の山の中のアトリエに籠って創作活動をしている。東京芸術大学・大学院卒業の若手アーティストだ。彼もまたここで個展を開いたことがある。思わず数ヶ月ぶりの再会を果たせた。

外で立ち話していると、ギャラリーKIKIのおばちゃんが、中に有名な漫画家が来てるわよ、なんて私を呼びに来た。その漫画家が下の写真。切り絵展の名簿には「のむらしんぼ」と記され、イラストも添えられている。なんと、彼女(浜田夏子)の知人なのである。その他、ほんのちょっと私が立ち寄っている間に続々とお客さまが。満員大盛況なのだ。


2005/8/18

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