「俺たち2」管理人による遠距離通勤マガジン

また仕事にかまけていて(?)このシリーズの更新が遅れている。というか、本来は日記じゃないから、ってことで、あんまり更新頻度を高くする必要性も無い。しかし、行き当たりの仕事ばっかりを、計画性も無く、次々にやっつけているだけの毎日だから、記憶にとどめておく意味でも事実上、自分の日記としては便利なページだ。言い換えせば、このページに載っていないものは記憶から消えているのだ。(汗)

缶詰の王様(カニ缶)がエネスタのイベントの抽選で当たったぞ!!(嬉)
カニ缶はうまいのだっ!



あいかわらず迷惑メール(出会い系の広告、およびエッチなもの)がバシバシ着ていて、まったく嫌になる。最近、プロバイダーの提供するスパムブロックに500件登録したり、ブロックする条件設定したりして、数は幾分減ったかもしれないが、それでも毎日50件以上は入ってくるようだ。それに加えて、相変わらずウィルスも多い。

それにしても、なんとかならんかね。この状況。私のようにメールに頼っている者としては、メールに手間がかかるのは、間違いなくかなりのストレスなのだ。おそらくそういう人が日本全国、いや世界中にたくさんいるわけで、そのストレスを合計したら、異様なものになるかもしれない。エネルギーに換えたら、小惑星のひとつやふたつは爆発させるくらいの威力になるんじゃないか。あるいは、アメリカを襲うでかいハリケーンにマイナスのエネルギーとして作用させることで、消滅させることも可能ではないか。

いっそのこと、メルアドの変更もしようとも考えたけど、しかし、長年使っているメルアドには愛着もあるし、「メルアド変更しました!」というメールを送るのも厄介だし、第一、私のメルアドには、プライベートだけじゃなく、仕事用のも兼ねているので、大切なクライアント様のアドレスブックににメルアドの変更をお願いするというのもお手をわずらわせてしまうのだ。

ヒナさんがいうように、プロバイダがなんとかしないと、損害賠償請求もしかねないぞ。ほんと、ほんと。ドメインをがんがん発行している代行の会社が悪いのか、それともメルアドを気軽にぽんと作ってくれるプロバイダが悪いのか、私にはどこに原因があるのか皆目見当もつかないけど、こんなことが続けば、「Eメール」自体の信頼性とか、利便性が相当失われてしまうのではないか。Eメールで直接メシ食ってる人間も多いわけだし、企業の枠を越えて、皆で協力してスパムメールを壊滅するくらいのことをしやがれっ!ってんだ。いかに優良企業だといっても、Eメールを使って広告宣伝している会社も然り。ケチらないで、壊滅作戦に多大なお金出して、事に当たってくれ。多少、我々にも慰謝料を分けてくれてもいいぞ。

ウィルスが多いのは、ワクチンソフトを作っている企業の懐を肥やしていることで、まあ、意味がある(っていっても、1台のパソコンに年間で5000円くらいの更新料を払っている身にとっては頭に来る)が、迷惑メールというのは、Eメールそのものが嫌になってしまうわけだから、優良な出会い系(そんなのあるのか)の広告自らを信頼性の低いものにしているわけだ。迷惑メールがバンバン来るようなシステムで、誰が得をするのだろう。

鍵のメーカーが、世の中に泥棒をたくさん増やして儲ける、なんてことは出来ないと思うけど、まさか、そういうことをどっかのプロバイダ系とかセキュリティソフトのメーカーがやってるんじゃないかと疑いたくもなってくる。そういうイメージを払拭するためにも、「E」に関わっている人達、「E」に詳しい人たちの奮起を促したい。

ということで、前文が長くなってしまった。ま、これも常なので、誰も驚かないか。

昨日は、お世話になっているエネスタさんのイベントに行ってきた。抽選で、カニ缶や、お菓子が当たるのだ。表題が「カニ缶」となっているから、「当たったことを自慢したいだけなんだろ?」と、ヤッカミを言う方もいらっしゃると思うが、実はそうなのである。単なる自慢なのだ。いや、カニ缶を数千円で買っても私にとっては自慢のタネとなるけど、抽選で当たるというのは、これまた思い切り嬉しい。嬉しいことを自慢したいのである。第一、中元などで貰ったことはあってもカニ缶を買って食べたことは無い。(笑)

ここで、賢明な読者諸君は、「エネスタと仲がいいから、うまいことやったんじゃないの?」と疑うかもしれない。しかし、これだけははっきり言うが天命に誓ってインチキはしていない。パソコンのスロットで、ボタンを押したのはスタートとストップの2回である。エネスタさんの遠隔操作も無い。現に、たくさん抽選券を持って登場したおばちゃん軍団は、何回やっても1位のカニ缶を当てられずに悔しがっていた。でも外れても、3位のキッチンクリーナーはもれなく、2位の六本木の有名店のお菓子も確率的にはそれほど低くないから、悔しがったといっても、唇の端は笑いながらだ。誰もカウンタのところで喧嘩している者はいなかった。

ところで、実はカニ缶を射止めた我が家のヒーローは、実は息子なのである。正確さに欠ける自慢をしてすまなかった。ごめん。カニ缶をゲットしたのは間違いないが、私が当てたのではない。息子は数年前にも幕張のイトーヨーカドーの抽選会でカニを当てている。そのときはジャラジャラポンとぐるぐる回すタイプの抽選機だった。賞品は缶詰ではないカニであった。

奇しくも、再び訪れた修羅場でも息子は冷静にカニを当てている。賞品がカニということで偶然一致しているのも凄い。ひょっとして、息子はなかなかクジ運がいいのではないかと思った。この手のタイプはマークシート式の受験には強いのだ。本当か。残念ながら私は、クジ運は弱い。自販機の缶コーヒーを当てたのも少なくとも十数年前が最初で最後だ。あるいは、息子はカニが絡む抽選には異常な強さを発揮するのかもしれない。今度は宝クジを買うときに息子にカニに絡むグッズを持たせてみようか。因みに息子の星座はカニ座ではない。

さて、家に帰ってから、どうやってカニを食うのか親子3人でいつになく真剣に語り合った。いくつか候補が出たが、最終的には満場一致でカニ寿司にすることになった。次点としては、カニピザ。妻が台所に立ち、準備をしている間、息子は昨夜録ったバラエティ番組を、私は大相撲を別々の部屋で観ていた。たまたまテレビのスイッチを入れたときに「これより三役」で、物凄くタイミングが良かった。千秋楽だ。結び前、結びの一番で優勝をかけた琴欧州と朝青龍がそれぞれ上位陣と対戦する。二人とも、記録がかかっている。

琴欧州が優勝すると、ヨーロッパの力士として初めてのことで、朝青龍が優勝すると、大横綱・大鵬以来の6連覇だという。大抵の人が憎いほど強い朝青龍(かつての北の湖もそうだったなあ)よりも琴欧州を応援していたに違いない。本割では二人とも、無難に勝った。そして、優勝決定戦。こんなに優勝決定戦の瞬間までどきどきしたのは、若貴の時以来か。それだけに、久々に沸いた国技館だった。

結果はあっけなく朝青龍の勝ち。やっぱ横綱は強いや。相撲を観た後、ごろごろしてから、カニ寿司をツマミに日本酒を飲んだ。夏の間、家での日本酒の晩酌を控えていた為(飲んだ後に暑くなるから)、久々だった。モーレツに旨い。またカニのほのかな甘さがキンと冷えた日本酒に程よい。ぐびぐび飲んだら酔っ払った。そして案の定、深夜に床の上に転がった状態で目が覚めた。結婚してから約5年くらい、そういうときにはタオルケットをかけてくれた妻なのだが、最近は、全くしてくれなくなった。少し寂しいカニ寿司の夜だった。

2005/9/26


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