鷺沼温泉 もう10年来話題にしていながら・・・
私がそこを知ったのはもう二十年前くらいだろうか。チープな感じの銭湯で、好みだったので是非行きたいと思っていた。ところが、なかなかタイミングが合わず、10年経ってしまった。それから1998年くらい、つまり今から約10年前まで、その存在をまったく忘れていた。その当時、ネットで知り合ったさいちさん(HN)と何故か鷺沼温泉の話をして、色々と情報を聞いているうちに、行きたくなった。幕張からは車で15分もあれば着いてしまう場所だ。タオルを持ってひょいひょいと行ってしまえる距離である。
ところが仕事が毎日夜の10時とか11時に終わるのもあって、結局は行けずじまい。またあっと言う間に10年が過ぎていったのである。この間はやはりその存在すら忘れていて、行こうなんてことすらまったく思わなかった。だが、最近、仕事で近辺を訪れたときに(3月28日の日記にも書いた)、急にこの看板を見かけて近くまで行ってみた。未だ入ったことのない、私にとってみれば半ば幻の温泉。なんとも懐かしい気分になった。
相変わらずチープな雰囲気。でも、奥の看板に「ゆ」と書いてある看板(写真右)は明らかに新しい。大きく「ゆ」と書く手法は割合近年の流行である。少しは垢抜けたのか。いや、それにしては国道14号に面している看板(写真左)が情けない。
近日中には絶対に行ってみよう!
思わぬものが写っていたとき 写真を撮って予期せぬものが写ってにんまり
そういうときってあるよね。実際にサンプルをお見せすることが出来ないのだけど、風景写真を撮ったところが画面の隅っこのほうに、間抜けなポーズをしているおじさんが写っていたり、逆に、可愛いお姉さんが写っていて、ラッキーなんてのもある。昔の写真などたまに見てると、友人の写真の後ろのほうでまったく関係なくふざけている奴がいて、そのときは他人だったのに、今じゃ割合親しくなっている場合もある。
時にはかなりヤバイものが写っている場合もある。私は経験無いのだが、友人にその写真が決定的な証拠となって大問題になってしまったケースがある。テレビドラマでもその写真がアリバイに結びついたり、真犯人の逮捕の手がかりになったりする。心霊写真もまた予期せぬものの範疇だけど、そういう類は怖いし、興味も無いので、ここでは語らない。
右上の写真には実はその予期せぬものが写っていた。それはたいしたもんじゃなく、写っていても、ま、当たり前なのだ。因みに、坂道を下ってゆく自転車のおじさんではない。そのおじさんが偶然に数十年ぶりに会う恩師だった、なんて話だったらこのシリーズ最大のサプライズなんだけど、そういう偶然は私には無縁のようだ。
最近、特に遠い場所にあるものが見え難くなっている。加齢に伴う視力の低下だと思う。だから写しているときに遠くのものはまったく認識していない。かつて美浜大橋の上から富士山の写真を撮ったときに、その右のほうに南アルプス(らしき)が写っていたときは感動した。肉眼で見えないものが、それほどちゃんとしているわけでもないデジカメで撮ったものに写っているのはある意味視力の低下がかなり進行しているという証拠でもあった。
右上の写真も単にそんな感じだ。遠くの中心からやや右に鉄塔が見える。それが私の予期せぬものなのである。撮影場所は上の鷺沼温泉の近くの「ふれあい橋」。写している私の後方(背中の後ろ)は新習志野で、向こう側に写っている方向は京成津田沼のやや東側、その遠方は京成大久保の辺りだろうか。
え?
鉄塔ごときで・・・?
鉄塔なんてどこにでもあるじゃねぇか!!
ま、ま、落ち着いて。
鉄塔の辺りを拡大した写真が左だ。
というか、ほぼオリジナルのサイズ(をトリミングした)に近い。解像度がそれほど高くないので、少々ぼやーっとしているのは勘弁願いたい。レンズもよくないね。やっぱ、あのカメラ(メーカー名は秘密)はだめだめだ。買い換えたいと常々思う。
ここまで読んで、なんだ、つまらねぇ、と思った方もいらっしゃると思う。そうなのだ。実につまらないものなのである。ただ、この鉄塔の不思議な形状に注目してほしい。てっぺんが広がっていて、通常の尖塔形とは姿を異にする。高さは、超高層ビルくらいあるのではないか。
これ、なんだと思う?
そう!当たり!
パラシュートの練習用の鉄塔なのである。
あの左右に張り出したところから、パラシュートを背負って飛び降りるのである。
(めちゃくちゃ怖そうだよね。バンジージャンプの比じゃないと思う。)
鉄塔のある場所は習志野駐屯地。だから、それほど遠方にあるわけじゃないけれど、ふれあい橋からそのパラシュートの練習用の鉄塔が見えるなんて誰も思ってないし、まして、興味も無いところがミソなのだ。
いつでも練習しているとは限らないが、晴れた日に双眼鏡を持って出かけると、結構楽しいかもしれない。それだけのこと。かなり引っ張って申し訳ない。そうそう、ベイタウン中年バンドが北習志野の練習場所に出かけるときにはこの鉄塔を左に見て、296号にぶつかる。近くを通るときは気にして見ているものの、練習に遭遇したことは一回もも無い。
2007/4/19
しばざ記 233
[追記]
そうだ。上の文章を書き終えた後に思い出した。写真に予期せぬものが写ってた例だ。これも最近のこと。右の写真がそれ。
手前、やや左に芝生の上でホットドッグ(たぶん)を食べている家族。この家族が実は知人だった。もちろん写真を撮っているときにはまったく気づいていなく、向こうも私がそこにいたことを知らなかった。後日、何気なく写真を見ていて、どうも知人に似ている感じなので、問い合わせたところ、確かに現地にいたことを認めた。まあ、偶然といえば偶然であるが、幕張のコストコはベイタウンの割合近所でもあるし、土曜日の午後、別にそこにいてもまったく不思議ではないのでそう驚くことではない。
またつまらない文章を書いてしまった。反省。
2007/4/19 |