演歌のバッキングの栗本
色々なジャンル(仕事)をやってます |
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あの鬼才後藤輝夫をして「演歌は難しい」と言わしめたほど、思っている以上に演歌は難しいらしい。まして、普段やっている音楽とまったくかけ離れた世界だから、ピアニストの栗本修にとっても難しいでのである。かといって、彼とて色々な仕事の一環で、演歌の歌バンもやるし、作曲やアレンジもやる。だから、そうかけ離れたものでもないかもしれない。
でも、2000人の観客のいるホールで演歌のバッキングをするなんて仕事は滅多にないことだ。マネージャーの私もどんな感じになるんだろうとどきどき。彼も相当緊張していた。バッキングは栗本をリーダーとして、サックスが後藤輝夫、ギターが片桐幸男、など6人編成。後藤さんも様々なジャンルを経験しているし、ギターの片桐さんに至っては内藤やす子さんの専属バンドにもいたという経験もあるくらいだし、他のメンバーもオールマイティなのだ。
私は観客席にいた。素晴らしい。ほんの数回のリハで完璧なサウンドだ。友人を褒めるのも恐縮だが、栗本のピアノも物凄く良かった。栗本本人も終わった後でとても楽しかったと言っていた。たまにはこういう刺激もいいのかもしれないね。
本番直前のステージ。緞帳の反対側から。
向かって正面が観客席になる。
右端は作曲家の見城先生。右から2番目が栗本修。
見城先生の作曲家25周年記念のステージ。一番左が栗本修。
このステージの後、キム・ヨンジャさんのデビュー20周年記念リサイタルが開催された。
2007/5/4
しばざ記 239 |