「俺たち2」管理人による戯言
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栄枯盛衰
隆盛を極めた津田沼駅のサンペディックは見る影もない

津田沼駅の海側(といっても、海までは遠いけれど)のまん前には習志野市文化ホールが入っている複合ビルのサンペディックがどどーんと鎮座している。そこにはかつて高島屋とダイエーが入っていた。高島屋は撤退したが、その後にダイエー系のエキゾチックタウンというディスカウントショップが入った。その頃、全国のダイエーの中でもそのダイエーがトップクラスの売り上げをしていたことを何かのメディアで知った。それから、世の中、バブルへと進み、そして、崩壊へ。

その後のダイエーはご存知の通り。全国のダイエーがどんどん消滅してゆく中、とうとう津田沼のダイエーもクローズした。それは去年のことだっけ、それとも一昨年だっけ。かつて、津田沼のダイエーは私もかなり利用させて頂いた。また、ダイエーの中に入っていたテナントの飲食店などもよく利用した。

今日(2007.6.8)、クローズしてから久々に行った。ちょっと仕事をおサボりして、ヒナさんとケリーちゃんとユザワヤの楽器店に寄り、その後、サンペディックで食事をと考えたのだ。確か1階にあった「元気一杯」でラーメンでも食べようと、通りを渡る。無い。それもその筈、1階は新しく入居した紳士服店以外、全てクローズしているのだ。愕然とした。

仕方ないので、別の場所に行こうと歩き出す。だが、あまりにも腹が減っていたので、遠くに行く気力が無い。ぐるっと周って、サンペディックの千葉工大側の高層階にあるレストラン街に行くことにした。エレベーターのドアのところに寿司屋さんが閉店する案内が書いてあった。レストラン街の案内板で、何を食べるかを、どこで食べるかをチョイス。選択肢が全盛期からかなり減ったような気がする。エレベーターで10階に昇る。なんとなく静か。行こうと思った店には一人もお客さんがいなかった。

ちょっと考えて、今度は8階に降りた。第2候補のお店も誰もお客さんがいない。フロア自体にも人の気配がない。もちろん、昼どきを過ぎているというのもある。その店はカレーバイキングの店。ま、しょうがないので、そこに入る。そのときに窓から撮った写真が一番上の写真。すぐ近くで新しいビルが建築中でクレーンがゆっくり左右に動いている。まさに静と動である。

大型店舗の撤退でしんと静まるサンペディック。そのすぐ近くでは大型のビルが建築されている。そして、そのクレーンの間から顔を覗かせる幕張新都心。勢力分布図がここ十数年の間に移ったようだ。しかし、津田沼はパルコやヨーカ堂のある駅の反対側は活気があるし、そのサンペディックも再び大型店舗が入り活気を取り戻すこともあるだろう。ぜひ、そうなってほしい。

さて、そのカレーバイキングのお店だが、これが案外イケる。最初おばちゃんがステン製の皿と、水気が少し飛んだキャベツがベースのサラダを持ってきたときは、うーむ、と思った。まあ、「元気一杯」が無くなっている時点で敗北同然なので、それはそれで仕方ない。しかし、期待感が無かったからこそだったのか、それとも、あまりにも空腹だったのか、4種類のカレーのどれもが美味しかった。久々に昼間っからたらふく食べた。




左:2004年の秋のサンペディック。ダイエーが凋落してゆく中でもあの頃はまだ活気があった。
右:サンペディックの前の公園。




左:サンペディック前の公園の今日の様子。紫陽花がきれいである。
右:食いしんぼトリオの一人、ケリーちゃんなのだ。(推定年齢 3?歳)

そういえば、食いしんぼトリオの活動は1年ぶりくらいか。





左:ユザワヤの屋上駐車場でのヒナさんとケリーちゃん。。
右:本当はショルダー・キーボードを買うつもりで入った楽器店で。

楽器店訪問記については、また別途制作し、掲載する予定。しばし、待ってちょ。


ケリーちゃんのお宝画像 (ケリーファン必見!)

2007/6/8
しばざ記 255

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