キャベツはうまいっ! しゃきっとした野菜炒めはシンプルかつ最高!! |
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また食い物の話になってしまう。そう、表題の通り、キャベツってどうしてあんなに美味いんだろう、という話。先日、野菜炒めを作った。材料はキャベツ、山盛りのキャベツと、豚肉、塩、胡椒だけである。もちろんサラダ油で炒める。
ここで、問題は火力だ。強い火力でさっと炒める。弱い火力で炒めると、キャベツはしんなりしてしまう。強い火力で、ささっと炒めると、キャベツはしゃきっとして、そして美味いのだ。しゃきしゃきっとして、そしてキャベツそのもののほのかな甘み。
19歳の時、都内の小さなアパートの一室で、友人の村上の作ってくれた野菜炒めを思い出した。モヤシも入ってたかもしれない。塩、胡椒、そしてソースだか醤油で味付けしていた。あの頃、私はまったく自炊をしたことが無かった。だから、たまに彼の作ってくれる野菜炒めと、炊きたてのご飯が楽しみだった。
今、数十年経って、まさか私も野菜炒めを作るようになったのが不思議だ。あの頃彼が作った野菜炒めよりも下手かもしれないけれど、でも、改めて野菜炒めって美味しいなとしみじみ思った。次は、ピーマンも入れてみよう。オイスターソースを隠し味にして。
2007/8/28
しばざ記 283
[追記]
野菜炒めというより、キャベツ炒めについてIさんからメールを頂戴した。有難うございます。 Iさんはキャベツに関して一家言ある方。 お金が無いときはキャベツを焼肉のタレに絡めて炒めるといいということである。 が、残念ながら(笑)、実は私もやったことがあるのだ。 というか、焼肉のタレというのは万能で、あれでヤキソバつくっても、チャーハンつくっても美味いのだ。 「肉なし」でも焼肉のタレを使うと肉が入っているように感じるから不思議だ。
かつて、金欠のとき、大衆食堂で、「肉野菜炒め」には手が出なくて、敢えて「野菜炒め」を注文していたことを思い出した。下北沢の小さい店で、「野菜炒め」は250円だった。でも、小さい肉がところどころにあって、それを見つけると嬉しかった。 |