Rated R 2007年8月31日 新宿野村ビル「納涼祭」のファイナルステージに登場! |
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白熱した野外ステージのトリがRated Rなのだ!! |
やはりクライドは凄かった。ベイタウン・ジャズ・ストリートで、ベイタウナーの度肝を抜いた抜群の歌唱力、高いパフォーマンス。この日の彼は、リズム隊が加わって、もっともっとエネルギッシュに、もっともっとスリリングだった。
超高層ビル群からなる新宿副都心。その一角から発する迫力あるサウンド。Rated R(R指定)の高次元な音楽観やテクニックは日本にいる外国人アーティストからも評価が高く、会場には同業者もたくさんいて、彼らもまたクライドの動きに合わせてリズムをとっていた。そこだけ見ているとニューヨークにいるような錯覚をする。
キーボードは我らが栗本。このところ、やっとライブも多くなってきて、忙しくなっている。楽しそうにキーを叩く。ベースはグレッグ・リー。いつになくスラップ奏法が多めだった。6弦をフルに生かした和音も綺麗。そして、ドラムはマーティー・ブレイシー。
この組合せがベスト。栗本のマネージャーである私が言うのも変だけど、この組合せの時が栗本は一番輝いている。彼がリスペクトしているその3人のアーティストに啓発されるのだと思う。
グレッグのベースは散々他のページで褒めてきたから、今回は控えるにしても、マーティーのドラムには改めて敬服。語彙が少ないから凄いとだけ言っておく。彼のドラムを聴く度にストレスが発散する。ほんと、スカッとするのだ。
元「もんた&ブラザース」のドラマーという形容詞がつくと、なんとなく人気先行のようだけど、業界でも屈指の実力派なのだ。決して名声だけでなく、彼を実力を評価するアーティストがレコーディングのメンバーとして彼に声をかけるのである。
それと、物凄く人柄がいい。一時確かに売れっ子だったから、リッチな暮らしをしていたし、有頂天になっていたこともあるらしい。そこから、色々あって、どん底時代もあった。だけど、今はまた頑張っている。彼の笑顔が好きだ。ちょっと冗談が多いところも。
右はマーティー親子。滅多にお目にかかれない写真だ。 中央が娘さん。23歳のスレンダーな美女。右がその弟くん。現在、ダンスを真剣にやっているらしい。将来はプロのダンサーを志望している。
2007/9/1
しばざ記 287 |