妻が、「アウトレットモールの2階の眼鏡屋さんで安く眼鏡がつくれるみたいよ。」と、私の背中を押したので、今日仕事の帰りに寄ってきた。今まで日常生活でそれほど眼鏡を必要とはしなかったのであるが、クルマに乗っているときに、矢印信号の向きがまったく分からないのは、ちと、やばいかも、とは薄々思っていた。野球のボールも2重、3重に見えていた。それは、かなり以前からの症状だった。そう、紛れもなく乱視なのだ。
まあ、つくっておいてもいいか、と軽い気持ちでその「Zoff」という店に寄ってみた。それで、デザインも良く分からないので、わざとおじさんっぽいのを選び、係りの女性に頼むと、手際よく検眼をしてくれた。「酷い乱視ですね。」と、担当の女性が言った。上の写真の21歳。私は、「あの〜、初めて眼鏡買うので、記念写真撮らせてもらっていいですか?」と聞いたら、快くOKしてくれた。ポケットからキャノンのパワーショットを取り出してパチリ。そして、今度はカトちゃんメガネみたいな検眼用の眼鏡の私を、「その眼鏡でお撮りしましょうか?」と彼女。で、パチリ。いったい何をやっているのか。
検眼が終わると、約30分待たなくてはならない。私はその間、プレナの本屋さんへ。立ち読みしていて、しかも、立ち読みすると、必ず何か買ってしまう悪い癖が出て、ちょっと無駄遣い。午後8時少し前に再び「Zoff」へ。出来上がった眼鏡をかけて、それでベイタウンまでを歩いてみた。遠くがばっちり見える。すげえ、すげえ!こんなにくっきりした景色を見たのは〇十年ぶりくらいだ。こんなことならもっと早く眼鏡を買っておきゃよかった。
ところが、足元の距離感が変わってしまい、ちょっと怖い。公園の階段で足を踏み外しそうになった。慣れるまでに少し時間がかかりそうだ。つうか、日常生活ではあまり必要ない感じだ。せいぜいクルマを運転するときだけに使うことにしよう。眼鏡をかけたまま帰宅すると、息子がやや驚いて、しかしすぐに、「かっこわりぃ〜!」と言った。なんだ、このガキは。おまけに妻も、「眼鏡はかっこいいけど、かけてる人間が駄目。」と言いやがった。くそ。
話は変わって、またカメラの話。今日、ペンタックスから、デジイチのK20Dと、K200Dが発表された。K20Dにはやはりライブビュー機能が付いた。これでまた選択肢は増えたわけだけど、でも、CanonのEOS40Dよりも実勢価格は高いようで、そうなると、ちょっとなあ、と思ってしまう。逆に値下がりしているK10Dへの購買意欲が出てきた。そろそろ、決着をつけるときが来た。ああ、買う喜びと、支払う悲しさと、同時に味わえる瞬間がまた一歩近づいた。
2008/1/24 しばざ記 394 |
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