古い写真の電子化(データ化)をこつこつとやっている。こつこつと、というより、やるときはかなりまとめて、しかし、一旦やらなくなると数ヶ月もやらなくなってしまう。なんせ、かなり膨大な数量で、果たして私が生きているうちに成し遂げられるのかさえ分からない。それに、そうまでして電子化してなんになるというのもある。ハードディスクに落としていても、息子の代になって、あっさりまるごと捨てられてしまう可能性だってあるわけだ。(苦笑)
さて、古い写真の中からフェリーボートの船上からの景色を掲載した。撮影時期は1992年。やや寒い、3月か4月頃である。右側の白い支柱のようなものはおそらく車のゲートだと思う。向かっている先は木更津。前方の赤い橋は潮干狩りでお馴染みの中の島大橋である。
この日は朝早く都内(妻の実家)に行き、そして川崎から妻、クルマと一緒にフェリーに乗船。そして木更津。夜は陸路で再び都内と、結構忙しかった。今は東京湾横断道路が出来、この航路はなくなってしまった。考えてみれば、スピードは遅くても、ドライバーが休めるメリットがフェリーボートにはあった。昼寝していてもいいし、ぼーっと景色を見ていてもいいし、とにかくくつろげる。効率ばかり求める世の中には不適合なのかもしれないが・・・・。
2008/3/11 |