「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記
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「ベースは暫くお休みなのだ」
YAMAHA BB VI

ベースギターの音が好きだ。ベースの音には少しだけ思い出がある。あれは、まだ小学校の(低学年の)頃、おやじと一緒に行った三沢あけみショーで、あの音にしびれた。床や壁を伝わってくる振動。下っ腹にズンとくる低音。ベースを生音で聴いたのは、たぶんそれが最初。それからというもの、GSサウンドを聴いても、いしだあゆみの「ブルーライト横浜」を聴いても、フォーク・クルセーダースの「帰ってきた酔っ払い」を聴いても、ベースの音が一番最初に聴こえてきた。

因みに、私にとっての一番最初の音楽ライブは、それはまだ3歳か4歳、いや5歳頃だろうか、ジェリー藤男ショーだった。「ダイアナ」とか歌ってたような・・・。

その後、小学校3年だったか、4年だったか、小さいバーを営む同級生の家に遊びに行った。濃い紫色のガラスのドアを開けて、薄暗く狭い開店準備中の店の中に入る。そのまま店を通りぬけると、一番奥が居住スペースに続く階段になっている。たぶんお店をやっているときも店の中を通らないと、家に入れない構造になっている。帰るときに、既に営業を始めたお店の中を通り、オモテに出た。どきどきした。見てはいけない大人の世界だった。ジュークボックスから当時の歌謡曲が流れていた。ベースの低音が凄かった。

上の写真は、私がベイタウン中年バンドで弾いていた「YAMAHA BB」である。安物だけど、色合いなどが好きだった。でーんとしているルックスも良かった。最後の舞台は昨年(2007年)の夏の稲毛野音だった。2008年2月、ちょっと寂しいけど、部屋の中の置き場に困り、お嫁に出すことになった。それまで当たり前に家にあったものが無くなるというのはまことに悲しい。でも、でも、しょうがない。暫くはベースもお休みだ。


2008/3/11
しばざ記 429

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