大阪の橋下知事が苦戦している。人員削減や経費削減を訴えるも、大阪の市町村の長からは反対の声が圧倒的である。つまり削減するのはいいにしても、根拠があいまいだ。絵に描いた餅だ、ということなのだろう。若いエネルギーでバリバリやってほしいが、まだまだ甘チャンであることは否めない。高い理想を掲げるのはいいんだけどね。
ま、でも、河村たかし議員(民主党)がラジオで面白いことを言っていた。地方議員の時給って、いったいいくらだと思いますか?ってな質問を、例の名古屋弁でしたのだけど、相方のキャスターが、1万5千円くらい?と言うと、「とーんでもねぇ!」と叫び、続けて、「11万円だがや!!」と言う。最初を聞き逃してしまったので、地方議員とは何を差すのかよく分からないかったが、議員さんの収入が多いってことはよく分かった。
この額はあくまでも議会が開催されている時間で割った時給なので、「いやいや、私は日夜皆さんの為に身を粉にして働いてますんで。」という反論もあるだろう。しかし、河村たかし議員は、議員は議会に出席して、そこで発言し、議決してなんぼのもんだと主張する。更に、議員を職業にしてはダメだ、ボランティアにしないとダメだと言う。職業の議員は保全を図るために官庁となあなあになり、自分たちの給料をしっかり確保するのだそうだ。また、ボランティアにすれば、何期も続けて議員をやるということも減り、官との癒着も無くなるということだ。
河村たかし議員は時々、素っ頓狂なことを言うけど、極めてマトモな人だと思う。がんばれ。
http://takashi-kawamura.com/(公式ページ)
オフィシャルページには「総理をねらう男 気さくな59才」というサブキャッチが書いてある。いいねえ。こういう乗りってオレ、好き!!
と、極力政治ネタはやらない「しばざ記」だけど、橋下ネタはトレンドなので、ついつい出してしまった。どうせ取上げるなら、チベット問題とかにしろよ、という声も聞こえてきそうだが、それはまたいずれ、っつうことで。ではでは。
写真は、すっかり葉桜になった花見川緑地(4月13日頃撮影)。
2008/4/19 しばざ記 447 |
|
|