東京の東の空に大きな虹が架かった。仕事でたまたまこの近辺を通りかかったので建築中の東京スカイツリーにカメラを向けたら、虹に気がついた。なんと、東京スカイツリー(上の写真・左側のクレーンのある建物)から上空に弧を描いている。物凄く感動的な景色。この写真、新聞社が買ってくれないかな。なんちて。
スカイツリーを見たのは2度目。前回は円筒形の部分だけだった。その周囲が(空から見て)三角の建物で覆われた。つまり円筒形の部分は中心だったのだ。
http://baytown.dokkoisho.com/shiba/zaki13/shibazaki_635.htm
(前回の訪問記・・・ってほどのもんじゃないけんど。)
前回見たときに、これが本当に600mの高さになる建造物なのか、なんて信じられなかったけれど、基台が三角形のどっしりした構造であれば、なんとなく分かる気もする。うーむ、しかし、すぐ隣に河川があることと、周囲の風景との違和感などを含めて、未だに全面的に信じるまで至ってない。(笑)
左:最初、こんなアングルで撮影していたのだが・・・・・。
右:おお、見る見る間に虹が濃くなってゆくではないか。しかも、スカイツリーから発生しているようだ。
スカイツリーに関してはまた仕事がこの近辺(押上の界隈)であったときにでも寄ってみたい。
その後私は慌てて神保町に向かう。神保町のとある建築設計事務所にて、ベイタウンに関する冊子(印刷物)の打ち合わせなのだ。既に打ち合わせの開始時刻である17時はとっくに過ぎている。不幸中の幸い(ちと大げさ)なことに押上から半蔵門線が出ていて、1本で神保町に行けるのだ。料金は190円。便利になったもんだ。半蔵門線って、つい数年前までは東は水天宮までしかなかったよね。いつの間にか押上まで延びたのだろう。渋谷と押上を結ぶという不思議な組み合わせで面白い。ひょっとすると今後お世話になる(かもしれない)会社の事務所が青山一丁目にある(といっても、6月に事務所がオープンする予定)ので、私にとって半蔵門線はより身近になるかもしれない。すると必然的(笑)に東京スカイツリーも身近になるのか。
結局、1時間以上も遅刻して事務所に着いた。
打ち合わせをそろそろ終わりにしようという段階だった。
「さて、そろそろ食事にしよう。」
S先生は言った。
なんと素晴らしい言葉。ただメシを喰いに来たようなもんだな。私は。(苦笑)
打ち合わせ後、会議の主宰のS先生が連れていってくれた神保町の有名(私はまったく知らなかった。恥)なロシア料理店にて。中央の皿はボルシチ。飲み物はチェコのバドワイザーと、ウォッカ。
ロシア料理って、実はよく知らなかった。代表料理とも言えるボルシチもどんな味なのかすっかり忘れていた。おそらく過去に一度くらいしか食べたことが無かったど思う。ヤフー百科事典によると、ボルシチとは、羊肉、牛肉、豚肉、ハム、ベーコン、魚などの一種と、そのほかキャベツ、タマネギ、ニンジン、セロリ、ジャガイモ、豆、ダイコン、カブ、緑色野菜、プラムなど好みのものを実だくさん入れた煮込みスープで、栄養豊かである。トマト、ビートの入った赤いスープが、ボルシチの特徴とある。今回食べたボルシチは赤カブの赤を強調しているということだ。
http://r.gnavi.co.jp/a197500/
「ろしあ亭」(ぐるなび)
左:まずはビールで乾杯。喉がカラカラだったので嬉しい。
右:アソルティー・ザクースカという料理。どういう意味かは分からない。パン(?)生地の中には生サーモンが。
左:ニシン。旨い〜〜。ビールにぴったり。
右:グリビーヴ・スメターニェ。似たようなものは何度か口にしたことがあるけれど、こういう名前だった?
左:チェコのビール。バドワイザーの起源だとか。
右:同席したベイタウンの美人ママさん。ボルシチ、サイコー、イェーッ!
左:本当は凄くかっこいい人なんだけど、露出OKを取ってないので・・・。
右:シャシリーク。子羊のフィレステーキなのだ。柔らかくて旨い。
左:デザート。腹がはちきれそうになっても、S先生のものまで食べてしまった。どうなってんだ、この腹は。
右:レストランを出て、タンゴの流れる老舗の喫茶店へと流れる。
S先生のご兄弟がロシア語の通訳をやっているらしい。そのほかにもなんだかんだとロシアへの造詣が深い。その恩恵で私もこうしてロシア料理にありつけたのだ。有難いことだ。いつもケチケチしながら(安くてボリュームがあってを最優先して)メシを喰っている私にとっては猛烈に贅沢である。うんにゃ、年齢的なものも考慮すれば、少しくらい高くても、いいものをちゃんと食べなきゃだめなのかも。反省。
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2009/5/8
しばざ記 670 |
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