日本相撲協会の現役力士や親方らによる野球賭博問題で、大嶽親方(42)=元関脇貴闘力、本名・納谷忠茂=と幕内の豊ノ島関(26)=本名・梶原大樹=のほか、豪栄道関(24)=本名・沢井豪太郎=も野球賭博を行っていた疑いのあることが17日、捜査関係者への取材で分かった。3人とも大関琴光喜関(34)=本名・田宮啓司=と同じ仲介者の紹介だという。警視庁組織犯罪対策3課はすでに大嶽親方から事情聴取し、大嶽親方は賭博への関与を認めた。(2010年6月18日(金)8時0分配信 産経新聞)
やれやれ。どんどん芋づる式に野球賭博に関与している力士が増えてゆくなあ。ま、しょうがないっちゃ、しょうがない。お相撲さんって、昔から物凄い遊び人って認識しているし、今更驚きはしない。昨今の品行方正だの、なんのって、ああいう世界を一般の世界と同じような見方をするなって。もちろん犯罪はいけない。法を犯せば裁かれるのは当然だ。だから相撲好きだけど、ヘンな援護はしたくない。
それよりも、こういうときに鬼の首を取ったように登場してくる文化人気取りのコメンテーター。誰かが悪いことをしたことを、自分のことを棚に上げて、小学生でも言えるようなことをいい歳した大人が大上段からもっともらしくモノを言う。まあ、ご年配の人が諭すような言い方をするのはまだしも、社会に出て何年も経っていない若いリポーターが「何でも知ってるよ」みたいな顔をして偉そうに言うな。
なんかさ、事業仕分けにしてもそうだけど、若造が詰問して、じっちゃんが小さくなっちゃってるシーンが最近やたらに多い。詰問される側が可愛そうになってしまうよ。そりゃ天下りも、まして野球賭博もよくないことだ。有名無実な外郭団体みたいのはさっさと潰してもいい。でもさ、なんかそういうことで溜飲を下げている人もいて、いや、実はそういう人たちへの売名も多少あるんじゃないかと思うんだわさ。
そうそう、天下りといえば、前々から疑問に思っていたんだけど、そこそこの民間企業だと、例えば定年になってからも勤続できる制度があったり、関連会社に嘱託で勤務できたりと色々あるじゃないっすか。定年を待たずに首切られる企業も多い中、そういうことが民間の大手だったら何も問題なくあって、公務員はそれが許されないっつうのは分からない。いや、転々と天下りして、それぞれから退職金を貰って、その合計が6億とか7億なんてことににもなっているのはもってのほかだけど。でもさ、優秀な人材を定年後に起用するということは悪いことじゃない。
だから、常識的な給料で、あるいは、ボランティアで知識と経験を活かせる仕事を与えてもいいと思うのだ。と、つぶやいてみたり。ああ、でも、こんなことしている暇は無い。仕事、仕事。
2010.6.18
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2010/6/18
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