「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
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京成立石の名物もつ焼き屋
まるで養鶏場のニワトリがエサを待つようなそんな雰囲気にも似てる


京成立石駅を降りて、すぐの飲み屋が並ぶ横丁(仲見世商店街)に、徐々に人気が出て、いや、完全にブレイクしているもつ焼き屋さんがある。「宇ち多゛」(うちだ)という店。昨日の夕刻、T山さん改め蟹蔵(かにぞう)に連れていってもらった。彼もまだ数回しかその店に行っていないのだが、すっかりハマっているという。

店に行ったのはまだ日も明るいうち。かにぞうによると、オープンする午後3時頃(実際には午後2時頃から開いているのではと思われる。)に行っても並んでいるほどの人気なのだ。確かにその昨日も我々の前には5、6人入店待ちだった。

店は外から見ると、古びていて小さいけれど、中を覗くと、結構広い。店は平行する2つの路地の間にあって、出入り口がそれぞれの路地にあり、ガラスの引き戸は両方とも開いている。つまり風通しがいい。風が店の中を吹き抜けているような状況だ。

客はびっしりで、熱気むんむん。隣同士が肩を寄せ合うようにして飲み食いする。端っこの客は尻を店外に出している。だから、正面の入り口ののれんの下から何人かの尻が飛び出しているのが見える。客層は地元の人に混じって、わざわざ遠くから来たような人もいるし、バリッとした背広にネクタイ姿も結構多い。若い女性客もいた。といっても、2人くらいだったかな。

この店の特徴としては、強要ではないにしろ、店独特の暗黙のルールがある。まず長居はしないこと。手と口が動いてない状態が続くと「待っている人がいるから旦那、出てってもらえないっすか?」というように店の人に言われるらしい。それから名物の梅割り(かなり度数の強い焼酎)は3杯までしか飲めない。だいたい3杯で普通の人は酔いつぶれてしまうという。などなど、色々あるらしい。

面白いのは飲み屋のくせ(笑)に、酔っ払いお断りだそうで、その日最初の客しか店に入る資格がないというのだ。ま、そんなこんな暗黙のルールがあるが、体は窮屈でも、気持ちは窮屈ではない。威勢の良い店員のお兄さんさんやらおじさんや、調理場のお婆ちゃんの威勢の良い掛け声やら動きが気持ちいい。これぞ下町である。

もつ焼きは、焼きの具合を指定できる。ナマもある。レバのナマやタンのナマは絶妙な味。煮込みも旨い。煮込みは殆ど余計なものが入っていないシンプルなもの。値段も安い。だいたいの人が千円ちょっとの会計だ。千円でも十分お腹いっぱいで、かなりべろんべろんになれる。安いこともあるけれど、まあ前述の通り、長居できないので、あまり金を使わなくて済むということなのだ。

駅の向こう側にも面白い店がある。そこは鳥の専門店。そこも酔っ払いお断り。かなり厳しく色々と文句を言うおばちゃんが仕切っている。それでも満員。ちょいと長々と文章を書きすぎたので、そちらはまた別の日にリポートしたい。とにかく立石のそれらの店は凄いのだ。かにぞうも言ってるように一種のカルチャーショックでもある。いずれ、彼がベイタウン旅行倶楽部の「新東京観光」の中でリポートを書いてくれる予定なので、少々お待ちを・・・。

かにぞう、ありがとう。

← 店内の様子。

雰囲気的に写真を撮るのをためらったが、どうしてもこの絵がが欲しかったので、ちょいと失礼・・・。

これが生もつ。 →

すんごいインパクトでしょ?
俺は大好きだけど、苦手な人も多いと思う。

ナマといってもボイルしてあるらしい・・・。

ちなみに、かにぞうの由来は、もちろんえびぞうに対抗してというのもあるけれど、以前「蟹に似ている」と言われたこともあるらしく、そういえば、甲殻類の顔立ちをしていることから(私が)命名した。

といっても昨日からのこと。本人も気に入っている様子で、蟹のポーズをしてくれたので、しっかりと写真を撮った。

-- 参考 --
http://curtain.sakura.ne.jp/uchida/index.html
(宇ち入り倶楽部)

聞くところによると、かつて鳩山元総理も現職のときにもつを食べに来たらしい。偉い。

210.12.4

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鳥房(とりふさ)

宇ち多゛を出た後、向かった先は、やはり”かにぞう”がお薦めの鳥房(とりふさ)である。駅の反対側にある。ここも並ぶことで有名。ただ、先ほどの宇ち多゛で結構腹いっぱい。果たして、名物の鳥半身のから揚げが食べられるのか。それと、おばちゃんが怖いということの”かにぞう”からの予備知識があって、実際に店の前に立ったときには若干後ずさりしそうになった。

店はまだ早い時間帯なのか、満員ではなかった。座敷に座る。しかし、私はのっけからおばちゃんに怒られてしまった。

「ほら、ここは人が通るんだから、ちゃんと座わんなさいよ。」とおばちゃん。

結構きつい言い方だ。

でも、怒られているのは私だけじゃない。お客さんはみんななんだかんだと怒られている。ひえ〜。予備知識があっても、やっぱ怖い。予備知識が無ければ、更に怖いに違いない。それでも、行列が出来る店だから、その怒られるのもちゃんと想定内で、いやむしろ怒られるのを楽しんでいるのだろう。それと、値段の安さ。そして美味しさ。

我々が飲み始めてさほど経っていない段階で満員になった。
左上の写真は、かにぞうがうんちくをたれているところ。宇ち多゛でエンジンがかかってしまい、絶好調。確かに蟹に似ている。

さて、若鶏のから揚げが登場。注文してから20分くらいかかったかな。アツアツでジューシー。それと、ぷりっぷりの肉。はっきり言って、ケンタッキーフライドチキンがチンケに思える。

若鶏のから揚げの食べ方(解体の仕方)はおばちゃんが親切というか、妙に怒ったように教えてくれる。鮮やかな手つき。

右がその若鶏のから揚げ。ボリュームがあるので、これで今日のところはおしまい。次は名物ママのいる「江戸っ子」に行きたい。立石はまだまだ色々な名店があるのだ。(食べログ等で調べた)

2010.12.4


左: 夕暮れの京成立石駅。いい感じだな。
右: ここが鳥房の入り口。

左: 若鶏のから揚げはこうやってつくっている。
右: その鳥房の奥に呑んべ横丁があり、その奥に「江戸っ子」がある。

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ビッグサイトに行ったのを忘れていた・・・

そうだ。思い出した。立石の凄い店に行ったインパクトが強すぎて、この日、まじめにビジネスで行ったビッグサイトのことを危うく忘れかけていた。

おっと、武田社長、写真は後ほどお送りします。

ゆりかもめ、高いぞ!

2010.12.4


左: ぐんぐん業績を伸ばしているベンチャー企業の武田社長。
右: 新木場駅ホームからのスカイツリー。現在の高さは515m。。

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2010/12/4
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