テレビをつけると、とにかくバラエティ番組といわれるものが多すぎることに辟易としている。どれも似たりよったり。その大多数がお笑い芸人が絡み、中には専門家気取りでいっぱしのコメントをしている。しかし、よーく聞いていると、完全に受け売り。誰でも言えることを得意げに語っているに過ぎない。そして、何が基準かと言えば、やはり大衆迎合だ。みんなが望んでいるようなこと、そして当り障りの無いことを言っている。とにかく政治家の悪口を言ってりゃそれがウケがいいわけで、そんなコメントなんて素人だって言えるぞ。評論家と言われる人たちも段々幼稚になってきているのが如実に分かる。朝からテレビ、ラジオの色々なニュースバラエティを聴いていると、一応に「原発の再稼働に疑問」、「野田総理は国民のほうを見て政治をやっているのか」とか、そういうこと。みんな同じことを言っている。原発にしても消費税値上げにしても重要な問題だからもちろん当然ながら徹底的に報道や議論をしてほしいのだけれど、しかし、その結論がいつも「東電はダメ」、「野田はダメ」。馬鹿のひとつ覚えだ。ダメはわかってるから、じゃ、どうしららいいのか、ちゃんと言えよ、と言いたい。どいつもこいつも・・・。 |