5月4日 月曜日。
天気はいいけれど、風が強い。
午後まだ自宅で仕事の整理等。
なんだかんだと午後1時半くらいまでバタバタ。
それから木更津だったので、泊まるつもりで一応は着替えを持参。
GWだけど、特に何をしようということは無いし、金も無いので、老母と一緒にいたい、それだけの理由で木更津に行く。
一応、息子も誘ってみた。
案の定、バイトがあるからという理由で断られた。
ま、しょうがない。
実家に到着したのは午後3時頃。
母が煮物をしていたので、適当に皿に盛りつけてつまみ食い。
タケノコ、フキ、さつまあげ。
うん、旨い。
実家の庭の花にとても癒される。
以前は思わなかったが、こういう花の全ては、母が丹精を込めて育てているのだ。
そんなことを想うというのが自分もいい歳をしているという証拠か。
これはお隣さんちに咲いている花。
お隣さんは、ご夫婦で花を育てている。
お子さんは皆さんお嬢さんなので、二人暮らし。
それから、山へタケノコ倒しと、草刈り。
タケノコをやっつけるのは至難の業。
凄い疲れた。
その後、草刈り。
草刈りをしに来たときのいつものように、山を下り、4km先の小櫃駅に。
周囲には誰もいない。
久留里街道も静まりかえっている。
ここはGWだなんだとは一切関係ない時間が流れているのだろうか。
一軒だけ開いている店。
再び駅に行ったら木更津行きの久留里線が到着していた。
まさに発車する寸前だった。
実家に戻って、風呂に入り、ビール。
少しだけ外で飲みたかったけれど、たまには実家での飲みもいいね。
フキとサツマアゲの煮ものがツマミ。
左はカンパチ、右はクロダイの刺身。
これは旨いや。
2015.5.4
朝の散歩
5月5日 火曜日。
午前6時起床。
ゆったりと眠ることが出来た。
素晴らしい朝になる筈が、しかし、曇天で、涼しい。
晴れる予報だけど、雲の動きが遅く、夕刻から晴れるようだ。
朝は、その辺りを歩きまわってもいいのだが、潮干狩りのメッカである江川海岸の辺りに行ってみようと思った。どちらかと言えば、そちら方面にはあまり行っていない。
で、クルマで江川の辺りまで来たら、ご覧のようなトシマヤの江川店の跡を観て、いきなり哀愁を感じる。トシマヤ、本当に悲しい。頑張ってほしいのだ。
午前6時30分前には、もうこんな風にスタッフのおじさんたちが会場に詰めている。
写真は撮らなかったが、駐車場は来場者のクルマがかなり停まっていた。
江川海岸に来た理由のひとつは、沖に延びる電線。
不思議な光景として度々テレビなどで紹介されているが、写真を撮ったことは無いので、この機会に、なんて思ったからだ。
確かに不思議なんだけど、沖のほうに新日鉄の工場群があって、そこに向かっているかのような印象になっている。
やはり、もやっていたほうが幻想的かもしれない。
6月頃に再訪して撮りたいな。
隣り合わせの久津間海岸にも行ってみる。
こちらも駐車場にたくさんのクルマ。
海に向かって建つ鳥居。
入場券売り場。
こちらにも海に延びる電線があるが、背景が新日鉄じゃない分、不思議さは一枚上かもしれない。ただ、途中でほぼ90度曲がっているのが残念。
でもねえ、テレビで観たのは、もっときれいにまっすぐに海に延びている電柱と電線だったような気がするのだ。なんでだろう。
と思って・・・。
がーん。
ネットを検索したら、なんと、金田海岸のやつだった。
これ、デイリーポータルZというニフティのサイトから画像を借用。
これだ、これだ、まさにこれだ。
よし、また近々リベンジだな。
こういう写真を撮りたいのだ。
それにしても、その金田海岸、割合多く行っているのに、最近ではアクアラインに目を奪われて、こちらには注目していなかった。
不覚である。
小櫃川の河口。
強烈な哀愁が漂う。
うーむ。
厳しい。
ぴったり2kgなんて無理だし。
計量所。
ここで、ばちっと厳しく計られてしまうんだな。
怖い。
再び久津間海岸。
入場券発売で行列が出来ていた。
ここも対岸に新日鉄が無ければ、まあそこそこいい感じだな。
って、この話題に触れ過ぎだな。
失礼。
航空機の格納庫が並ぶこの風景も私のこどもの頃からの馴染んだものだ。
太田山からもこれらの建物がとてもよく見える。
ということで、なんだかんだやってるうちに、午前8時近くになってしまった。
実家に戻って朝食。
母は、私の帰りを待っていた。
申し訳ない。
実家での朝食は久々。
正月以来かな?
山菜が中心のおかず。
2015.5.5
木更津でのGWの過ごし方?
朝食が終わり、まずは母が支払いに行きたいというので、キノエネ花店へクルマで行く。
上は店頭で。
こういうのがこの店のお薦めらしい。
ま、それはいいとして、さて、これから母とどう過ごそう。
蛍光灯とか、その他諸々の実家の消耗品等を買いにホームセンター巡りをしなくてはいけないが、その前に、せっかく息子が来ているわけだから、どこか楽しいところでも連れていってやりたい、そう思っても、じゃあ、木更津でどこが面白いのか見当がつかない。
私ひとりだったら、タウンウォッチングやってるだけでもいいが、母はそういうシュミはないしなあ。かといって、イオンモールなんていう人ごみの中にも連れてはゆきたくない。
考えてみりゃ、アウトドアライフ的な楽しみ方、あるいは、スポーツ、釣りとかのいい感じのところはいくらでもあるけれど、それ以外のところって無いのだ。
それはマズイな。
木更津の若者達はいったいどこで遊んでいるのだろう。
物凄く心配。
そういえば今日は5月5日だよ。
こどもの日だ。
何か催しなんてやってないのかな。
大型商業施設ではもちろんやっているんだろうね。
母が、まだ花屋で立ち話をしている間、私はその近所をぶらぶら。
ここ一、二年の間くらいだったかな、この店の閉店は。
キノエネ花店の並びにある「模型の国」。
私が小学生の時、木更津で一番好きな場所だった。
この看板を観る度に哀愁を感じずにはいられない。
壁に貼られたポスターはまだ健在。
長い間ご愛顧頂きましてありがとうございました。
という手書きのあいさつ文も、まだしっかりと読み取れる。
一日(入庫から24時間)500円の駐車場。
駅からこれだけ至近なのにこの価格。
私は使う機会はあまり無いだろうが、木更津にビジネス等で行かれる方にはいいんじゃないかなあ。この界隈に親戚がある人もいいかも。
この場所って、元パチンコアポロがあったところかな。
ここがアポロの入口に面した通り。
与三郎通りともいうんじゃなかったかなあ。
ちょいと不明。
この撮影場所は、山孝食堂の前。
そうそう、山孝食堂は、私の木更津グルメの課題の店。
近々行ってみたい。
そのはす向かいに、「しげ」という食堂があって、そこも課題。
その「しげ」の真横。
自宅になっている。
自宅の入口にしっかりと「キリン生ビール」という看板。
これ、どういうつもりなんだろう。
単に家とブロック塀のすき間をこいつで塞いでいるだけのような気もする。
さて、花屋の用事が終わって、本当にどうしようか、どこに行こうか困ってしまっている。久留里方面は先日行ったしな。あるいは東京湾方面を南下するのも、渋滞が怖いしなぁ。
繰り返すが、木更津に休日を無料でのんびり楽しく過ごすところって無いのか。
例えば、ベイタウン朝市のように、白テーブルに椅子が置いてあって、好きなものを食べて、そしてステージで面白いおっちゃんがなんかをやっているとか、アマチュアバンドが演奏しているとか・・・。
小倉さん、なんか誰もやらないならば、我々がやらない??
ね、ね。
石井さん(大将亭)、どうですか?
ま、そんなことを想いつつ、市民会館なら、なんかやってるんじゃないかって行ってみた。なにもやっていない。ま、でも、車中のおふくろさんは、どこに行こうが、まあ助手席で楽しそうになんか喋っている。まあ、この人は息子と一緒にいるだけで楽しいんだな、と思う。
で、その時に、そうだ。確か、以前小倉さんが言ってた、羽鳥野でなんかやってるんじゃないかって思い、そちらに行ってみる。羽鳥野にある「みなのば」という、何度か行ったところがある山の奥の複合施設だ。あ、山の奥と言っても、周囲は比較的新しい大規模な住宅街。こんなところに何故という感じで出現した住宅街なのだ。
おそらく「みなのば」は、近くにある日本賃貸保障株式会社がオーナー。
同社は木更津に本社を置く企業なのだ。
しかも、羽鳥野なんて辺鄙なところにある。
いやいや、これは素晴らしいな。
同社HPを観ると、平成23年、つまり今から4年前に木更津に本社を移しているのだ。いやぁ、嬉しいなあ。木更津をどんどんいい街にしていってね。よろしくお願いします。
ま、とにかく、現地に行ってみた。
残念ながら、「みなのば」では何もやっていない。
でも、かずさFMのサテライトスタジオがあった。
なるほど、何かやってることはやってるのかな。
この時点で10時少しまわったばかりなので、これから何かやるんだろうね。
せっかく来たので、お隣のスーパー「おどや」に寄った。
母は、なにか買い物をしている。
買うものが無くても、こういう場所だとなにか買ってしまうのが、サガってもんだ。
私は、麺類をチェック。
おお、茂野の「ひやむぎ」、「そうめん」が並んでいる。華色そうめんはどこのメーカーかな。そのお隣は、揖保の糸の中華麺。そのお隣が茂野の「めんつゆで食べる中華麺」というラインアップだ。
ついでに、酒のコーナーをチェック。
千葉の銘酒が並ぶ。
これは500mlのサイズ。
こちらには宮崎酒造の「峯の精」の一升びんが売ってあった。
宮崎酒造は、私が草刈りにゆく方面にある酒造元で、親しみがある。
とにかく、どこかへ行こうなんて思っても、11時前には実家に戻る。
うーむ、しょうがないな。
2015.5.5
誰もいないふるさとの古刹
ひっそりと地味に、のんびりと寂しく、そんなGWもなかなか渋くていい。
誰もいないふるさとの古刹に佇む。
昼食をどこかで食べることになった。その前に、ちょっと気になる場所へ。
実家からそれほど離れていない峰の薬師という寺。
国道127号沿いにある。
小さい頃から知ってるけれど、実は初めてこの階段を登ってみた。
ネットで「峰の薬師」と検索すると、Wikiが出た。
でも、それは、神奈川県だった。
うーむ。
木更津の検索文字を追加すると、一応、ヒット。
同寺は、東光院というようだ。
仁王門かな、これ。
ここ、後ろに引けないので、RX100の目いっぱい広角でも、全然収まらない。
左側の仁王様を観る。
仁王門から更に短い階段を登ると、本堂。
いい寺だな。
ここが本堂。
意外にちゃんとした寺だったので驚き。
素晴らしいなあ。
ここ、今日行かなかったら一生行かなかったかも。
本堂も香炉が後ろにあって、引けないので、こういう絵になる。
少し斜めから。
本尊は暗いので写真は撮らなかった。
これは、左側にある閻魔様
怖い。
右側には大黒様が。
参拝を終える。
鐘楼。
ここは高台だからかなり遠くまで鐘の音が届きそうだな。
こういうところにいると、なんだな、ありきたりの言葉で表現すると、俗世を忘れるというか、もっとも、私の場合はスマホも持たないので、完全にオフラインがとても気持ちいい感覚。
下界はすぐ下に広がる。
そこが俗世間。
2015.5.5
線路脇のラーメン店 「つじ久」
貝渕の線路沿いにある店。
ガレージを改装したような店舗の独立店だ。
以前から行きたかったが、何度か店頭に立つも休業だった。
昼をちょっとまわったところで、先客無し。
店内は奥が広い。
一番の壁は鏡になっていて、更に奥があるように見える。
私も母もチャーシューメン 750円を注文。
メニューは、定食ものが色々ある。
だいたい800円台。
料理と到着を待つ間に1組の家族と、1人のおっさんが店に入ってきた。
おっさんはやたらに元気で、よく喋る人だった。
しんとしている店内よりはいいね。
チャーシューメンが到着。
スープは甘く、でも塩辛い。
美味しいと思うけれど、もう少し塩分を抑えたほうが好みかな。
チャーシューは割合脂身が多くとろとろ。
なかなかいいと思う。
ただ、全体的に個性があるかってえと、無いなあ。
竹岡ラーメンでもなく、イマ風のお洒落系でもなく、がっつり系でもない普通のラーメンを食べたいときにはいいかも、ですね。
麺はどちらかと言えば、やや柔らかい。
コシはそれほどでもない。
このスープにはいいかもしれない。
つじ久を出た後、ほたる野のD2に行って、実家の色々を買いもの。
その後、中郷のちょっと変わった花屋さんに行く。
母のリクエスト。
ま、GWはこんな感じで終わりっすね。
上は、その花屋さんの店頭。
ここ二度目。
紫陽花がきれい。
店内はこんなオブジェがいっぱい置いてある。
実家に戻ってから、ついうとうと。
夕刻まで少しだけごろ寝。
いつの間にか素晴らしい天気。
せっかく2日間も木更津で過ごしているのに、私の知人には一切会ってない。
ま、こういうのもいいよね。
2015.5.5
ぶらぶら歩きまわる
午後2時45分頃。
まだまだ運動不足だし、やることも無いので、一所懸命歩く散歩をすることに。
と、言いつつ、いつの間にかペースが遅くなって、ぶらぶら。
上は実家から一番近い神社。
天気が良くなってコントラストが夏のそれになってきた。
昔からあった大谷石系統の建物。
白い藤もいいよね。
貝渕の延命寺。
この寺も比較的実家に近いところにあるけれど、こうやってまじまじと眺めるのって初めて。実に立派な寺なんだな。
つじ久は、この右斜め後方にある。
この店も何百回も観ている。
延命寺の旧16号を挟んだ斜め前にある。
まだ現役でご商売をされているようだ。
そこから、駅方面に向かう。
アテがあるわけではなく、単にぶらぶらする為。
面白い形状の屋根を発見。
こういう屋根にしているという理由とはいったい何であろう。
<<追記>> 昔の工場の屋根がノコギリ型のギザギザとした形状な理由を調べると、垂直の部分に天窓を設けて採光と排煙という二つの機能を持たせていたということと、もうひとつは、屋根自体の強度の利点があるということが分かった。ということで、この小さな建物はかつて工場だったのかもしれない。天窓の存在は不明。
矢那川。
線路に一番近い橋から西方向(河口方向)を眺める。
それにしても、GWの雰囲気をちっとも感じない景色。
周囲をまったく人が歩いていない状態。
宮の湯。
確か比護さんが、木更津にヨットで寄った際には、ここで汗を流してゆく、というような情報をFBに書いていたような気がする。
駅のすぐ近くのうなぎ屋さん。
繁盛しているのだろうか。
証誠寺の狸囃子をモチーフにしたマンホール。
木更津駅の東側で。
実家の前にもこれがある。
駅を通過したついでに、木更津やきそばも覗いてみる。
お休みだった。
どこかで営業しているのかな。
それとも完全に休業なのかな。
何かの店舗跡。
こういう建物がこの辺(矢那川の近く)に結構残っている。
高度成長期に、どんどん店が出来たことを物語っている。
今はもうあの頃の店舗数の4分の1くらいになってしまったような気もする。
大規模小売店の存在も小さな店を閉店に追い込んでしまう理由だよね。
あの頃の日本にはもう戻れないのだろうか。
和菓子屋「つぼや」。
結構評判は良いと聞いている。
いい感じの家だなあ。
理想だよ。
木更津だってこういう家はあるのだ。
もうすっかり濃い緑の矢那川。
矢那川沿いのここは、アンティークと、カフェなのだ。
久しぶりに寄ろうかな。
と、思って店の前まで来たら、ギターとベースの音。
ジョージアの練習をやっている。
なんか途中で入って演奏を中断しちゃ悪いなと思って、少し外で聴いてから、通り過ぎた。また改めて来ますね。
2年前の桜の時期に、ここをよく歩いたな。
ああ、いい天気だ。
最高だね。
コーヒーのブラジル屋。
ここにも一瞬寄ろうかなと思ったものの、眠くなってしまいそうなので、ここも通り過ぎて、実家に戻った。ぶらっと歩くのって、本当に楽しい。
2015.5.5
夕陽の木更津港
またまたホームセンターに行く用事が出来たので、行く。
その前に、夕陽を観に港に寄ってみる。
まずは例の造船所。
あれ??
あれ?あれ?
以前、修理をしていた船。
あれは、修理じゃなくて、解体なのか。操舵室が無くなってる。もちろんマストも。へりの部分の緑色の板も削り取られている。
なんかもったいないな。
右は前回ここにきて見たときの写真。
4月12日だ。
半月ぶりってことかあ。
ひょっとして、ここまで解体してから改造して再び船として生まれ代わるのかなあ。
また2週間後に観てみたい。
夕陽に輝く木更津港。
夕陽は横浜のランドマークタワーよりも北側に沈む。
夕食は今年(つい最近)出来た16号沿いの「かつや」。
これは、ミックス。
海老も入っている。
夕食後、早めに幕張に向かう。
おふくろさんよ、御達者で。
ああ、なんかとても疲れてしまった。
ちょっと歩きまわり過ぎたかな。
のんびりと、そして寂しく、でも充実したGWだった。
母とも色々話せたしな。
まだまだ元気でいてほしいよ、母上!
自宅に到着。
午後10時少し前。
これ飲んで早めに寝よう。
2015.5.5
もういっちょ、お知らせ!
5月24日(日) 神田外語大学キャンパス内で開催の幕チャリに、Saori Projectが出演いたします。入場無料です。どうぞ遊びにお出でください。
以下のページに、「幕張の浜」の歌詞を掲載しました。
是非、皆さまご一緒に歌ってください。
http://baytownmusic.tyonmage.com/event/2015/makuhari-no-hama.htm
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2015/5/4〜5
しばざ記 1639-HP版 |
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