還暦になっちまった老害予備軍による戯言
ブログ的なページですが、自分向けの備忘録の色合いが濃いです。すみません。
筆者は幕張在住のじじい。初老とは言いたくない。あくまでもじじいです。(笑)
しばざ記
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秩父へ」
天気がイマイチだったけれど、このタイミングを逃すと暫く、っつうか、来週までプチ旅行が出来ないので、前々から行きたかった秩父へ行くことにした。


4月18日 木曜日。
天気はまずまず。

家の前の桜がまだ咲いている。

一応、今日は秩父に行く予定。
天気はどうなのかな。

ちょっと不安だけど、とにかく行く



朝食はちょっとご無沙汰している富分のかき揚げをトッピングしたうどん。



そうそう、皆さん、今日のベイパはハッピーテラスさん。
でっかいじゃがバタ。

ちょっと食べてみたい。

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9時50分頃。

のんびり出かける。
早い時刻に出ていた太陽が雲に隠れている。

ま、大丈夫だろう。
むしろ気温が高めだから、かんかん照りよりはましかも。



駅に向かう道で。



海浜幕張駅。
10時4分発の上りに乗る。

ルートは京葉線で新木場、有楽町線に乗り換えて、池袋。
そこから西武線で一気に西武秩父駅。
そんなふうに考えている。

するとだ。
池袋で昼食だな。

もっと早めに出ていれば、秩父での昼食だったけれど、今日のメインは秩父でホルモン焼きを食べるということにしているから、夕刻に到着すれば十分いいのだ。

とにかくのんびり行きたい。

ところで、京葉線に乗ってからルートを考え直した。
池袋で昼食もいいけれど、昼食の時間帯、池袋のどこの店に行っても混んでいるんじゃないか。

であれば、南船橋で乗り換えて、そして東西線。
あくまでも池袋へはJRで行かない。
その理由は東京駅の乗り換えを避けたい。
それだけ。
何度も言ってきたように東京駅の乗り換えは慌ただしい。
どうしてあんなに人がいるんだろう。
乗り換え時間もかかるし。

そうだ、ちょっと早いけれど、西船で昼食もいいかも。

しかし、思いついたのもつかの間。
うっかり西船で東西線に乗り換えてしまった。
既に電車の中。

じゃあ、飯田橋まで行って、そこから有楽町線、その前に飯田橋で昼食にしよう。

11時10分頃。
東京メトロの飯田橋駅。

東西線から有楽町線の乗り換えは一旦改札の外に出る方式。
なので、ちょうど良い。

折しも急激に腹がへってしまった。
メンタル的なものなのかね。
普段だったら多少腹へるけれど、昼食は12時過ぎ。(笑)



適当なところで地上に出る。
A1出口だ。

すると、なんと目の前がラーメン屋だった。
しかもそのラーメン屋がオープン15分前で2人が待っている。
よっしゃ、乗っかろう!!
という感じで3番目に並んだら、ワタシの後ろに続々と並び始めた。


ワタシの前の二人。

5分ほど待っていたら、女性(店主の奥さん?)が注文を取りに来た。
中華そばと看板に書いてあるので、ワタシは中華そばにしたが、前後の人はチャーシューメン、後ろのほうから、「ワンタン!」という声もあった。

そうか、後でネットで見たらワンタンもお薦めみたい。

11時25分、オープンの11時30分の5分前倒しで中に入れた。

カウンターだけの店で、10人くらいが座れるが、ワタシを含めてオープン時には、ほぼちょうどのその10人が入れた。

ラッキー!!

ラーメンが到着するまでは緊張の時間帯。
しーんとしている。
こんな時間を過ごすのは久々。

でも、約5分でそれぞれの前にドンブリが置かれた。



おお。
チャーシューが旨そう。

スープは醤油っぽいイメージを持っていたが、薄い色だ。

ひと口すする。

うん、塩分が控えめ。
しかし、脂分は多い感じ。

うん、旨い。
でも心の底から旨いと叫ぶまでは行かない。
どちらかと言えば、好みから少し外れている。

ワタシの定番の中華そばのイメージは、もうちょい醤油っぽい。
ま、でもこの味もリピートしたら再評価できるかもしれない。



食べた後、並んでいるのはお一人だけだった。

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その後、飯田橋から有楽町線で池袋。
西武線に乗り換える。

本当は何に乗って、どう行くかとかを調べてと思ったんだけど、時刻表を見たら、飯能行の急行が出発する寸前で慌てて飛び乗ってしまった。

ま、でも、正解なのか間違いなのか分からない。
のんびり行くも良し、しかし、実は特急で行きたかった。

そう、この旅の醍醐味のひとつが特急ラビュ―号に乗ることだった。

ただ、特急は終点の飯能からも乗れることが分かった。



車内は結構混んでいる。
座れてよかった。

所沢を過ぎると、車窓からの緑が多くて、いい気分。
ついうとうと。



12時50分過ぎ、つまり、たぶん池袋から50分未満で飯能に到着。
ストレスなく、あっと言う間というくらいに飯能に到着。
うとうとしていたからかもしれない。



さて、飯能に到着して、何気なく駅表示板を見ていたら、本来ある筈の秩父方面の駅名がない。
びっくり。

池袋方向に次の駅として、さっき通ってきた元加治駅と東飯能が書いてある。
んんん?
どういうこと???

そうか、ずいぶん久々に西武線に乗ったから忘れていたが、飯能駅って、スイッチバックする方式の駅だったんだな。
なんでスイッチバックするんだかその理由も忘れたが、そういうことだ。

危ない、危ない。

そして、時刻表を見ると、13時14分、各駅停車の西武秩父駅行きがある。
24分も待たなくてはならない。

あらら。

まあ、しかし、それでもいいか。
のんびりのんびり。

お、ムーミンバレーパークなんていうのもあるな。
確かオープン時にニュースでやってたあそこか。
いつか行ってみたい。



そのムーミンにあやかってかどうか分からないけれど、ホームにこんなオブジェがある。
オブジェというか、柱に当たる部分をウッドでデコレートしているやつね。



車止め。
スイッチバックはするものの、終点駅の哀愁はある。

ま、そんな感じで西武秩父駅行きを待つ間うろうろしていたら、はたと思い出した。
そうだ、そうだ、特急に乗るのを忘れてたよ。
池袋では慌てて乗ったからうっかり急行飯能行に乗ってしまったが、ここ(飯能)からでも乗れるのかなあ。

と、思って階上に行ったら特急乗り場と特急券の自販機があった。
良かった〜。

次の特急は13時10分発。
各駅より4分早く来る。





特急券、500円なんですな。
安いわ。

乗車時間は40分弱だけど、嬉しい。
わくわく。



まだ到着時刻まで少しある。
駅内探索をしていたら西武秩父行きの各停が到着した。



池袋行きの各停も到着。



特急ホームにはラビュ―号の池袋行きが到着、そしてすぐに出発。

あ、そろそろあちらのホームに行かねば。





出発の5分前くらいに西武秩父行きのラビュ―号が到着する。

かっこいいのかどうかよくわからないけど、とにかく憧れの特急に乗れるというワクワク感でいっぱいの瞬間。



車内はご覧のようにがらがら。
そしてクリーム色というか、淡いイエローというか、そんな感じの色のシートに、照明。
いいね。



シートを回転させ、着座する。
対面のスペースになり、そこを一人で独占。
というか、1車両そのものがほぼ貸切の状態。
非常に贅沢である。

前述のように、飯能駅はスイッチバックなので、全シートが進行方向になって到着するが、そこから電車が逆方向に向かって進むので、シートを反転するのだ。

不思議な気分。

シートの座り心地は最高。
ゆったりと包まれる感触。
そして足もとのスペースも広い。

車窓が大きいのも嬉しい。
窓の下の辺は、ちょうどシートの高さと同じ。
つまり自分の膝よりも下の景色が眺められる。
これは飯能から先は、山間部を走るので谷川などを見るのに適している。
嬉しいのだ。

13時10分。
定刻通りにラビュ―号は出発。



新緑の中を進む。
実に素晴らしい。

写真、たくさん撮りたかったが、写り込みが多いので、ナーバスになるのが嫌なので、生の景色を楽しんだ。

渓谷の景色も素晴らしかった。

車窓が大きいのは本当にいいね。

それとびっくりするような静粛性。
新幹線よりも絶対に快適だ。



横瀬のところで武甲山が間近に迫ってくる。
圧巻。

そうこう言ってるうちにあっと言う間の西武秩父駅に到着。

いやぁ、実に楽しかった。



13時49分。
西武秩父駅に到着。
到着時刻はたぶん、13時47分の定刻通り。



ラビュ―号の先頭の絵を撮りに向かう。

折り返しだからさっきまでは最後尾だった方向。



やはりなんかユーモラスだわ、これ。

面白い。



改札の近くにこの胸キュンな電車の前頭部。

5000系レッドアロー号だって。
2019年時点で50年前のものらしい。



改札を出て、左のほうへ行くと祭りの湯という温泉。
あれ?
こんなのが出来たんだ。

うーむ、以前はどうだったんだっけ?
記憶が無いわ。

あ、しかし、温泉に浸かりたい。
ああ、明日がパート休みだったらなあ。
残念。

時間も無いので、とにかくここは後ろ髪を引かれつつもスルーしかないな。
残念。



そうだ、以前、これ、秩父仲見世通りというのがあった筈なんだけど、リニューアルで消えてしまったのだね。
温泉もいいけれど、この雰囲気が好きだったからちょっと期待してたんだけどね。

と言っても、ここ知ってたけれど、利用したことは無い。
写真は、Wikipedia(DryPotさん)より。



西武秩父駅舎。

以前とすっかり変わってしまった。

と言っても以前の姿はまったく覚えてない。
クルマで通過したことが多いからだ。



温泉の外観。
とても大きな建物。

この建物の前から南の方角を見ると...。



武甲山がそびえ立っている。

ちょっと霞んで見えるが、素晴らしいね。

駅頭に立った時点でも武甲山は見えるけれど、右に見える二階建ての建物に半分隠されるので、少し北側に引いて撮った次第。





駅のロータリーの向こう側(東側)に魅力的なお店。
複合ビルの中にある店もいいけど、やはりこういう昔ながらの個人のやっている店がいいなあ。

夕方の腹具合で寄れるかどうか。

でも、いい店は他にも色々あるだろうし、実は秩父へ来た目的の一番大きなテーマは街歩きに加えて、ホルモン。

いい感じのホルモン屋さんに巡りあいたい。



さて、そろそろ歩き始めよう。

駅前の大きな地図を眺める。(右のほうが北)
羊山公園ね。
聴いたことはある。

桜の名所なんだね。



トリミングしてみた。

羊山公園、、ちょっと行ってみたい。
しかし、いくら秩父とは言っても4月18日、4月の中旬だもんね、もう桜は咲いてないだろう。
果たして、行く価値があるのか。

やはり街歩きに徹するか。

そう思って、駅に置いてある観光ガイド・パンフを手に取る。
んんん????

芝桜???

駅舎の中にも芝桜の情報がたくさん。
しかも、羊山公園で、芝桜に因んだマルシェを開催しているようだ。
つまり、羊山公園は芝桜の名所でもあるようだ。

へえ、今が旬なんだね。

決めた。
羊山公園に芝桜を観に行こう。

地図を見ると、3kmくらい。
よし、歩いてゆこう。

現在14時。
予定していなかったところに行くのだったらもっと早めに来るべきだと少しだけ後悔したが、ま、そういうもんだね、くらいでポジティブ、というか、どうでもよいと考え直す。

歩きはじめは、ちょっと左脚の太ももに痛みを感じるが、試練だと思ってやり過ごす。
だいたい1時間もすれば治るので、気にしないことにした。

国道を渡ると、係の人が誘導してくれていた。
クルマの対応だね。
クルマで来られている方が多いみたい。
渋滞こそなかったが、たぶん駐車場に入るのには難儀するんじゃないだろうか。

駅から歩き始めて10分くらいで、車道と別れて山道がある。
歩行者はそちらを選択。

歩行者はそこそこ多い。
だがワタシのように単独で歩いている人はいない。

若い人は友達同士、家族連れ、夫婦連れ、高齢者はなにかのグループか、ご夫婦というパターン。
ま、単独じじいでも全然問題無いけどね。

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山道に入ってすぐのところに水車。

一応、稼働している。
だが、近くに人工の滝があって、その滝がなんだかの操作で止まると、この水車も止まる。

たまたま、メンテなのか、滝が止まった。

「えー???なんで止まるの???」と動画を録ってた人数人が叫んだ。

気持ちは分かる。
でも、その場面を含めた動画は逆に価値があるんじゃないのか。

と、思いつつ、先に進んだ。
脚の痛みがなければ、歩きやすいし。ちょっとした山歩きで楽しい。

水車小屋のところで道が二手に分かれていて、右に行ったほうが芝桜のある広場のようだ。
標識に従う。

確か、その芝桜のあるところまでそこから2kmだって。
ふーん。

歩きやすい道だから2kmってナメていた。
でも昇りだからやっぱ息が弾む。
ま、ただ、思惑通り、脚の痛みが徐々に薄れているからというのもある。

いや、それより、登山をしているというメンタル的な要素が大きい。
天候もちょうどよい。
時々晴れ。

おそらくずっと晴れていたらバテてしまうに違いない。




森の中に佇む小さい神社。
紅い鳥居が胸キュン。

ちょっと寄ってみたいけれど、ここは先を急ごう。

傾斜が緩くなったの、ここは羊山の鞍部。



突然広々としたところに出た。
まだ桜が咲いているんだね。

びっくり。

たくさん歩いたつもりだけど、先ほどの水車小屋から10分しか歩いていない。

座っている若い娘さんと、それを撮ろうとする娘さんの二人。
お互いにポーズを決め写真を撮り合っていた。



しだれ桜の向こう側に武甲山。

こうして見ると大きい山だな。
あの幕張から見ている武甲山がそこにある不思議。

そして、仲間とそこ(武甲山)に登ろうという計画があるが、そんなに安易じゃないことが改めて分かったような気がする。
さりとて、頑張って登ってみたい気持ちはある。

武甲山は20代の頃、2回登ったことがある。
いずれも天候不良だったし、写真も撮ったけれど、保管状態が悪いというか、整理してなかったので、プリントがどこに行ったのか不明。



しだれ桜、見事。



少し歩いたら羊がいた。

鯉のぼりも。
いいねえ。



そうか、だから羊山なんだな。
って、そうなんだ。(笑)

この先、芝桜公園の入口。

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14時30分。

入園券。

出入り自由。
マルシェもこれで立ち入れる。



芝桜の前に、チューリップ畑もあった。




そして芝桜のエリアに。

実に素晴らしい。
想像していたよりも数段素晴らしい。



武甲山とのコントラスト。

いいねえ。
最高。



若干違うアングルで。










実にいい!!!
でも同じような写真が続くので、コメントの入れようがないね。
せいぜい、綺麗とか、お見事とか、ちょっと頑張って癒されるとか...。

語彙のプアさを痛感。

テレビの旅のリポーターってほんと、大変だよね。
放送作家が台本つくってるのか。
どっちにしても大変。

だから「めちゃめちゃいい!」とか、「めちゃうまっ!!」とか、そういう表現しかないのか。



ということで、記念写真。
ベンチに置いたカメラでのセルフ。

腹引込めているのがバレバレ。





この紫色の花がまたいいね。

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楽しみのひとつ、ちちぶマルシェ。
芝桜の公園の一部。

平日なので、そう混雑はしてないが、そこそこ活気がある。



秩父ビール。
当然買う。

そして飲みながら、徘徊。



うう。
豚みそ串、食べたい。
1本、いくらだろう。
豚みそ串の下に赤字で60と書いてあるのはあくまでシウマイの1個のグラム数。
ややこしい。

だけど、どっちにしろ、豚串はやめておこう。
何故なら、秩父の街歩きの時に、胃袋のスペースをとっておきたい。
要は食べ歩き。
そして最後はホルモン。
これで決まり。



別の店でシイタケ焼きを食べることにした。
かなりおおぶり。

ひとつ300円。

明るくてちょっと綺麗なお姉さんが「焼くのに5、6分かかりますが、いいですか?」と言った。
ワタシ好み。

年齢は40代というところかな。

焼く準備をしている時、気の利いた話をと思っていたけれど、思いつかなかった。
ばかみたいにしいたけの話をしてみた。
その話は残念ながら殆どスルーされたけれど、どちらからと言われたので千葉と答えたら、目を丸くしてそんなに遠いところからと言った。
さあ、盛り上がるぞ、と思った矢先、ワタシの後ろからおっさんが現れ、こっちにもしいたけ頂戴と言った。
ちきしょう、邪魔するな。

しかし、どうみてもそのおっさんのほうがかっこいい。
というか、比べるのがおかしいか。
こちとらじじいだ。

あちらさんは壮年という感じ。
ま、五十代の後半かな。
悔しいけれど、そのおっさん、なかなか弁が達者のようだ。
完全にまいりました。

くそぉ、しかし、お姉さんと話が弾みだした。
お姉さんのほうから「秩父神社は行かれましたか?」と質問。
それに対しておっさんは「ワタシは会社を経営しているので、よくお参りに行くんですよ。お参りに行くようになってから商売も上手く行くようになって...。」と得意げになって語り始めた。

こらこら、経営だのそんなの訊いてないだろ、このお調子もんがっ!!
もちろん、口には出さないけれど、ワタシの心の声が叫んでいた。

「あ、お客さんの、焼けましたよ。」とお姉さん。
はいはい。
醤油というか、出汁の入った壺もたいなところに、ちゃっぷっとつけて、発砲スチロールの皿の上に乗せてもらったやつを大きなテントの下のテーブルに置いて食べる。




わーお。
柔らかくておいしい!!

こりゃいいわ。

こんなに大きなしいたけを食べたのって久々。
肉厚だし、そうだ、お土産も買ってゆくべきだったな。
失敗した。

再び店に寄る。
先ほどのおっさん、まだお姉さんとお話ししてやがった。
話が弾んでやがる。

そう、本当だったら、ワタシのほうで、もっとお話しして、そしておねえさんの写真撮って、もちろんお店の写真も撮ってと考えていたのになあ。
そうそう、せめて店の写真は撮るべきだった。
それは忘れた。

「ごちそうさま!」と言って、そして細長いカウンターに置いてあったパンフを貰い立ち去ろうとしたら、おねえさんがおっさんとの会話を中断して、ワタシのほうに注力してくれた。
「有難うございました。もしよかったら、そちらのお店(パンフの店・同店の実店舗)もよろしくお願いいたします。」と、おねえさん。



おお、なんと実店舗があるんだ!
秩父メシとジビエが食べられる店だって。

「寄ってみようかな。おねえさんもいるの?」
「ごめんなさい。芝桜の時期は、こちらのほうだけになるんですよ。」

あらま。
残念。

というところで次は街歩きだな。
まずは山を下りよう。

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これは桑畑だね。

どこかで蚕を飼っているのかな。





もう一度羊たちを見てゆく。



そしてルート確認。



帰りは、この破線で書かれたルートを降りよう。



小さな祠を過ぎ、振り返る。

誰も歩いていない、静かな下り。

このルートで正解。



なんと西武線のトンネルの上だった。

あちらの右にカーブしてゆく方向が西武秩父駅。



杉木立から住宅街が見える。

割合すぐに住宅街に出られる。
登りは急坂だけど、帰りはこのルートを使ったほうがかなり短縮できるな。

住宅街に出る直前のところで、地元の農家さんが野菜と、ぎんなんを売っていた。

ぎんなんかあ、安いし買いたいけれど荷物は嫌だな。
ってことで、ごめんなさいしてスルー。

ぎんなんと言えば、筑波山の帰りを思い出す。



なんか道しるべみたいなものがあるけれど、なんて書いてあるか読めない。

住宅街のなだらかな坂を少し下ると141号線に出る。

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国道に出たところにある古民家カフェ。

なかなかいい感じ。



道路の反対側から。

後方に先ほどいた羊山。




古民家カフェに国道を挟んで向かい合っているのが豚みそ丼本舗「野さか」。



豚みそ丼・大盛り。
同店HPより。

うわー、こりゃ旨そう。
次回は是非寄りたい。

国道141号線を北に向かう。



秩父野坂郵便局。



燃料屋さん???

かつてこういう店ってよく見かけたけれど、最近はどうなのかね。
見ないよね。



昔ながらの電気屋さんって感じ。



武甲山の方向。

この国道は、ワタシが二十代の頃から愛用している道路だ。
まだ雁坂トンネルが出来ていない頃、バイクで山梨側から二回、埼玉側から一回オフロードを走れるところまで走り、そこから徒歩でかなり苦労して雁坂峠まで登ったこともある。
雁坂トンネルが出来て間もない頃、埼玉〜山梨へ気軽に行かれるようになったのはかなり嬉しかった。

それと、何十年も前に、山にべばりつくような集落、栃本を初めて走った時の感動。
三峰神社も最近行ってないな。
あと、山梨側の西沢渓谷の素晴らしさ。

今回の西武線を利用したプチ旅行がきっかけで、秩父の辺りに繰り出す回数が増えるかな。
是非、リピートしたい。



うわ。
ピンボケになってしまった。
寿食堂という字が薄ら読める。
もう既に営業はしていないようだけど、味のある建物。





ここは現役。
肉屋さんだね。

短冊がぜんぶ豚の味噌漬けとなっている。



ほほう、これはなかなか渋い寿司屋さん。
深山にいるような雰囲気にさせてくれそうだな。

こういう店でちびりちびりやりながら寿司を喰いたい。(笑)



立派なそば屋さん。

肉汁そばってやつを食べてみたい。

され、国道から御花畑駅方向、つまり街の中心部に入ってみることにする。

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早速哀愁のある建物に遭遇。

今や全国、あちこちでパチンコ屋さんが廃業されている。
この店もそんな感じ。



偶然にも歩いてた道がこれから行こうとしていた御花畑駅に隣接する踏切の道。



ちょうど遮断機が下りたところ。



秩父鉄道の電車が通る。

こちらから見て、左側すぐが御花畑駅。




ちょっと広いロータリーみたいなところにあるケヤキの大木。
周囲を石垣で覆われていて、特別な場所のようだ。



山神宮というらしい。



松本屋酒店。



高砂ホルモン。

いいねえ。
こういう店、大好きっ!!





たつみ履物店。
ここも老舗っぽい。

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秩父鉄道・御花畑駅。
北側の踏切から三峰方向。

薄らと見える山並みが旅情を誘う。



駅舎へのアプローチの坂。
閉まってるけれど、いい感じの中華そば。




駅舎。
割合綺麗。
そう昔じゃない時に改修したみたい。





駅の真ん前にレトロ喫茶。
居酒屋も兼ねている。
いいねえ。

ああ、ここ入りたいけれど、秩父名物ホルモンの店へ行きたいので、今はスルー。
帰りに胃袋に余裕があれば寄りたい。



御花畑駅を西側の南北を走る道路。
人が殆どいない。
静かでいい。

おそらく休日はこの道をそぞろ歩きする人がたくさんいるのだろう。
北へ行くと秩父神社。
もちろん、行くつもり。

ちょっといい感じの寺があるので、少し南下する。



角に地蔵堂がある。

その続きに前述の寺。
慈眼寺という。





慈眼寺の境内に入る。

以外にこじんまりしたお寺さん。



本堂。
いや、観音堂だって。

ということは、この左にあるのが本堂かも。





薬師堂の中に入ることが出来る。
中央に回るような仕掛けのあるものがある。

ちょっと解説は出来ない。
回すと経典を全部読んだことになると言われているものかも。

慈眼寺の参拝を終えて、秩父神社へ向かうが、境内にいた若い女性に道を尋ねたら、「実は私、初めて秩父に来たのですけれど、ちょうど今秩父神社からこちらに来ました。あっち(北のほうの路地を指して)です。

親切に教えてくださった。
綺麗な人だった。

いいね、秩父ひとり旅。

ワタシもそうだけどじじいには花が無い。(笑)

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15時56分。
慈眼寺の境内から延びている細い路地を北に向かって歩く。

あのお嬢さん、ずいぶんと地味な道を歩いたんだな。
おそらくこの道は御花畑の駅前のあの通りのひとつ西側の道だろう。

休日で表通りが人でいっぱいの時にはいいかもしれない。



寂しさに耐えかねて(笑)、オモテ通りに移動した。

ま、こちらもそれほど変わらない人通りの少なさ。



しかし、徐々に賑やかな雰囲気になってきた。
人はそれほど多くはないものの....。



正面に見えてきた森はきっと秩父神社の境内だろうか。

両側には新旧色々な店が並んでいる。
ここ、休日に来たらこの侘び寂びの良さは薄まるけれど、反面、観光地っぽい雰囲気は増大するので、それはそれで楽しいかもしれない。

いずれにしても秩父市街を歩くのは楽しい。



八百屋さん。

秩父神社は左のほう。

角に道しるべがある。



甘味食堂「松むら」。
いい感じ。

老舗だろうね。

向かって左側に神輿舎がある。
山車の倉庫かな?



昭和モダンな家。

お医者さんなのかな。



段々観光地っぽさが強まってきた。

いいねえ。

ここはまた改めてゆっくり来たい。



いい雰囲気だ。

お泊りしたくなるな。
明日、所用があるからなあ。
残念。



若者ウケの店が並んでいる。

いい感じ。

































胸キュンの踏切の風景。
さすが秩父。

こんな風景が至るところにあって、秩父ますます好き。

右手に木造で壁にトタンのアパートがある。
そして赤ちょうちんがぶら下がっている。

おお、ちょっと覗いてみよう。



その赤ちょうちんの建物の前から踏切の向こうを眺める。

いいねえ。
こういう風景を眺めつつの街歩き、最高。
この界隈だけで一日過ごせそう。





で、そのホルモン焼き屋さん。

木造アパートの一階部分と、続きになっている古い店舗をリノベした(と思われる)が店。
中に入ってみると案外広い。



外観はめちゃチープなんだけど、内装は意外にちゃんとしている。
なので、キタナシュランとは違う。
外観とお洒落で新しい感じの内装のギャップが凄い。

二階の居酒屋(なんやかん屋)もどうなっているのかいずれ訪れてみたい。



単品はそれほど安いという感じじゃないが、盛り合わせ、特に本日の盛り合わせは1,180円とリーズナブル。

アルコール類はまあいたって普通のお値段。



注文は歩き疲れ、いやそれほどでもないが、そのエネルギーを使った分、やや甘味にちょい塩っ気のある「男梅」があったので、それで行く。
続いてもちろん生ビール。
いやぁ、五臓六腑に沁み渡る。
秩父に来てからは初めてのアルコール。

ホルモンはお任せセット(本日のおすすめ)があったので、それを注文。



いやぁ、ボリュームがある。
しかも5種類くらいの部位。
楽しめて、お腹いっぱい。
ごはんものも食べたかったが、その後ビールを飲みたかったので、胃袋のスペースを確保。(笑)

お任せセットは想像以上に良かった。
美味しかった。
一人でのんびりホルモン焼きを堪能した。
ここ、リピート有りだな。























今日のプチ旅行は運良く、雨がいつ降ってもおかしくないような空模様にも関わらず、どこでも降らなくて、ラッキーだと思っていたら、最後の最後に海浜幕張で雨に遭った。
でも、それほどでもないので、やはりラッキーだったな。

帰宅後、報ステ、アメトークと続けて観る。
アメトークは、スキンヘッド芸人。
面白かった。


https://www.youtube.com/watch?v=FlyZNKRAfrA

ジョージ・マーティン【有能すぎる仕事術】 10選 【神プロデューサー】
サッカリン 弾いてみたチャンネル @beatleslove1984
チャンネル登録者数 4.37万人
371 本の動画
色々弾いたり解説したりしてます。最近は主にビートルズ。

じゅんちゃんから教えてもらった動画。
サッカリン、相変わらず素晴らしい!!

2024.4.18

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毎度、「しばざ記」にお越しくださいましてありがとうございます。
何のお役にも立たないツマラナイ内容ですが、お時間があれば、隅々までご覧ください。


2024/4/18
しばざ記 2811−HP版


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スイさきのマンスリーライブに幕ケリが初登場。
皆さん、如何でしょうか!!

2024.3.20

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おお。こんなライブも!!!
Kiyomiさんのライブもなかなか行けないなあ。
またもやかぶっちゃってるわ。

2024.4.9

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ぽっぽの市が近づいてきました。

10:00〜 高橋亜弓美 & 鈴木俊祐
10:30〜 DAZS(小材裕子 & 有水淳)
楽しみです!!

2024.4.17

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5月4日(土)
DAZS / おいたえりこ+唐沢英親 / 岩橋百合+野本晴美
@クリッパー

2024.3.30

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2024/4/18
しばざ記 2811-HP版


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