「俺たち2」管理人による遠距離電車マガジン

Sibazaki-HOME






牛から豚へ
今回は日記です。
いや、今回からこの日記方式に方針を変更しようかな。
つうのは、そっちのほうが楽だし、テーマもライトでいいし・・・。


1月29日
豚丼というか、松屋で「豚めし」を食った。
この日、偶然にもニュースで「すき家」や「なか卯」が牛丼の販売を中止し、豚を主力とすることを発表。吉野家の「焼き鳥丼」も輸入先の中国の鳥インフルエンザの影響でどうなるか分からない。「カレー丼」が主流になるのか。それにしても、吉野家の牛丼は私の主食と言っても過言でなかっただけにショックはでかい。
さて、冒頭の「豚めし」だが、おそらく肉の臭みを無くすためか、味付けは濃い。もう少しあっさりしても良い感じなのだが、私にはまずまず。完全に牛丼が無くなって、こればかり食ったら飽きてしまうかもしれないが、当分はイケそう。値段は以前の牛丼と同じ290円。加えて松屋は「チキンカレー」の並が290円で、この複合技も有効だ。私は「唐揚げライス」の小と組み合わせている。税込み合計は580円。これで腹いっぱいになるので嬉しい。ちょっと食いすぎか??


1月30日
毎日の昼メシが丼ものでは健康に良くないと思い、思い切って定食屋に入る。魚でも食べるか。そう思って、夜は居酒屋になる某店に入る。ところがだ。高い。い、いや当たり前なのだが、焼き魚定食750円。丼もの生活に慣れると、この数字は驚異だ。だが、健康の為と割り切る。魚はウマい。それにカウンターにぎゅーぎゅー詰めになって焦って食べる牛丼や豚丼より心が豊かになる。そうは思ったものの、夕方、ちょいと立ち寄る居酒屋の余計な出費が続いていて、財布の中からSOSの信号が発信されている。酒もタバコもやめればこんなふうに精神的に追い詰められず、堂々と焼き魚定食が食えるのだ。


2月6日
昨日、スキャナを買った。私はデジカメでバンバン写真を撮る人間で、そうとうデジタルデータが溜っているのだが、それでも圧倒的に銀塩写真で撮った写真のストックが多い。実家のかつて私の部屋(今では、物置兼なのだ。)には、手札判のアルバムが200冊くらい(しかも1冊あたりがかなり分厚い)あって、本棚のまるまるひとつを占領していて、物凄く圧迫感があるので、これをなんとかした。殆どがどうでもよい写真なのだが、捨てるには惜しい。というわけで、せっせとスキャナーでデジタル化してゆくのだ。だが、長年愛用していたスキャナーが壊れた。騙し騙し使っていたのだが、こういうときには思い切ることが肝心だ。つうことで、清水の舞台から飛び降りるつもりで、ビッグカメラに飛び込んだ。なぜ清水かといえば、買わなくてはならないものの優先順位の中でスキャナーは3番目なのだ。初代スキャナーは600dpiで10万円近い価格だった。でも、昨日買ったのは2400dpiで2万円以下(定価は2万5千円)。パソコンもそうだが、デジタル製品がどんどん安くなっていることをつくづく感じた。そういえば、ついこの前まで主流で使っていたデジカメは300万画素以上の皮切りとなった商品で、13万円を超える価格。今だったら2万円台なのにね。プラズマテレビももうちょい値崩れしてから買うか。
*因みに、知り合いの写真家は100万円以上の大枚をはたいて150万画素のデジカメを買っていた。6年くらい前の話。それにしても、もったいない!


2月7日
QPさんの死というショッキングな出来事の余波が続いている。こうやってキーボードを叩くと、つい考えてしまう。私も生意気にホームページなどを作っているのだが、ホームページの楽しさを教えてくれたのは彼女のような気がしている。作るのも面白いぞということも教えてくれた。彼女はおそらくネットを誰よりも早く有効利用していた。日本にインターネットが登場してまだ10年くらいか。そして、インターネットが浸透してきたのが、1997年頃。その直後くらいに彼女はネットに関わっている。

私がベイタウンに引っ越してきた時には、既に彼女と旦那のホームページがあった。凄い。なにが凄いかといえば、既に道具として使いこなしていたのだ。ホームページを最初に作るとなると、単に写真を並べたり、あるいは、つまらないデータベース的なもので終わってしまうのだが、彼女のホームページは人を引きつけていたし、その中で彼女も思い切り遊んでいた。日常とリアルタイムでリンクしているので、妙に立体感があった。実物がこまめに街なかを歩き回っていたので、頻繁に会える。ネット特有のバーチャルという部分がまったく無い。彼女のページに集まる人達も、ネット上のキャラクターそのままで、その辺を歩いてたりする。

QPさん、天国にはPCがありますか?
時々、ほんの時々でいいから私のホームページに遊びに来てね。待ってるよ。


2月8日
「くりコレ」ライブ
お馴染みの栗本修と是方博邦による「くりコレ」。それに、今回はベイタウン中年バンドのメンバーが参加しての特別セッションだった。QPさんの死という悲しいことがあって、みんなちょっとブルーになっていたが、栗本さんに頼んでオープニングに鎮魂歌を演ってもらう。本来は栗本さんにしんみりやってもらうはずだったのに、皆で出来る曲にしよう、と栗本さんが言う。そんな急に言われても。結局、私がボーカルで歌わせて頂いた。天国のQPさん、聴いてますか?(QP On My Mind)
間奏の是方さんのギターは泣かせた。是方さんって、ギンギンに弾くってイメージがある、ちゅうか、それだけを捉えてる人も少なくないけど、ブルージーな曲もなかなか渋いんだぞ。
続いてwatch、マッキー、じょん吉のボーカルでビートルズの「This Boy」。あわわ、これは凄い。前もって分かってたことだけど、バッキングが是方さんのギター。あの有名な是方さんがギターを弾いて、それをバックに歌ってる。くーっ!羨ましい!大贅沢っ!
が、しかし、よく考えてみりゃ、私もオープニングにやってもらったのだった。(笑)
3曲目はジャイネの長男、しゅん君の登場。高校2年のしゅん君が初めて師匠の是方さんと共演する。これも凄い。Eのブルース。別名、しゅん'sブルース。楽しそうにギターを弾いた。実は、しゅん君も悲しいことがあった。大好きな先生が若くして亡くなったのだ。やはり天国にいる先生に捧げるブルース。最高に良かったよ!
4曲目は、GT−22。栗本さん作のアップテンポの曲だ。参加するのはベイ中が誇るベーシスト、マッキーと、デジドラのヒナソン。是方さんのカッティングに続き、バカボン鈴木さんか、これまたグレッグリーかというくらい素晴らしいマッキーのソロが入る。これにはさすがの栗本さんも是方さんも驚いていた。ドラムも良かった。さすがに練習の成果が出ていた。オーディエンスもやんやの騒ぎ。ここで休憩。そんな感じの楽しいライブだった。第2部のRikoちゃんボーカルの「Will You Dance?」も良かったし、南さんと小野さんが参加した「Makuhari」も良かった。こんな素晴らしい機会を与えてくれた栗本さん、是方さんに感謝。音響の今川さん、いつも場所を提供してくれる玉置さん、有難う。実に楽しいイベントだった。


2月9日
吉野家で「カレー丼」を食べた。後輩が「うまいですよ。」と言ってたのを思い出したからだ。しかし、なんとなく「豚キムチ丼」を注文したかった。今日の気分は明かに「豚キムチ丼」だ。そこを我慢して、「カレー丼」。別に後輩を立てるつもりじゃないのだが。
味のほうは、まあまあのやや下という感じか。好みの問題だが、マイルド過ぎる。もうちょい辛味があってもいいのではないか。これじゃ、牛丼の後継ぎは任せられない。ほんと、私の好みだから、「カレー丼」ファンには申し訳ないが、松屋のチキンカレーのほうが圧倒的に好きだ。ああ、そういえば、行徳の駅前公園に隣接した蕎麦屋のカレー南蛮そばが食べたくなった。あそこ、ウマかったなあ。
それはともかく、牛丼は相変わらずの人気。11日には姿を消してしまうという牛丼。みんな別れを惜しんでいるのだろう。さようなら、牛丼。明日は牛丼を食べることにしよう!





今回の「しばざ記」はもろ日記でした。くだらないこと綴って、んでもってHPに載せたところで、全然面白くないと思うけど、付き合って読んでくれる奇特な方に感謝。ご意見等のメールを頂戴できれば、とても励みになります。

しばざ記 Vol.63


<<< 前の記事
次の記事 >>>