「俺たち2」管理人による遠距離電車マガジン

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川口能活はセミ獲り名人か!?

今夏、私は息子の依頼でセミ(蝉)を10匹以上捕まえた。手で捕まえるときもあるし、白い捕虫網を使うこともある。

奴は、木にとまって思い切り鳴いている。なんせ地上に出てから死に至るまで数日間しか無いのだから当然だ。

鳴くのはオスで、メスに対してアピールしているのだ。それにしてもけたたましく鳴く。メスは余程耳が悪いのか。でかい声を出しているのに、保護色じゃ分からない。それとも目が凄くいいのか。どっちにしても、奴をなかなか見つけられない。

お、いた、いた。くっくっく。発見でちゅ。
私は息を殺してそっと近づく。

やばい、奴に気づかれてしまった。奴はぴたりと鳴き声を止めて、じっとしている。しかし、微かに足が動いている。まるで、ペナルティキックをする前のサッカー選手のように足場を確かめているのだ。もちろん、いつでも飛んで逃げるように奴は考えているに違いない。

私は少し遠めから、捕虫網を構え、そっと木に平行に持ってゆく。ここで、あっと言う間に逃げてゆく蝉もいる。だが、奴は動かない。更に網を近づけてみた。奴は姿勢を少し低くして構えている。真っ黒い目は瞬きひとつしない。(当たり前だ。セミには瞼が無い。)

さて、ここからが勝負。えいやっとばかりに加速をつけて真正面から獲って成功する場合と、左右、時には真上、真下に素早く飛び出し、まんまと逃げ切る場合もある。心理戦なのだ。例えば、右に逃げた場合、こちらも素早く反応して右に網を振れば捕まえられるのだが、読み過ぎて実は左だったりすることもある。

まさにサッカー日本代表のGKの如く私は相手の玉を捕球しなくてはならない。ピーっ、笛が鳴った。いや、鳴ったように聞こえた。私が網を動作する前に奴が木から離れた。物凄い勢いで右斜め方向に飛び出した。それっ!私の捕虫網も素早く右へ行く。が、思ったより相手はこちらのコーナーギリギリのところを突いていた。捕虫網のエッジのところに軽く当たって、奴は逃げていった。まさかの先取点を取られ、日本代表大ピンチ。しかもオシッコをかけてゆきやがった。

2004/9/7


参考
「川口 止めるっ!!」
 サッカーのアジアカップは31日、当地などで準々決勝2試合を行い、日本は1―1からPK戦の末ヨルダンを下し、準決勝進出を決めた。
 日本は前半11分、左サイドを破られて先制点を許したが、14分に中村のFKを相手GKがはじいたところに鈴木が詰めてゴールに押し込み同点とした。
 その後、双方とも決め手に欠き、延長戦となったが、それでも決着がつかずPK戦に。
 日本は1人目の中村と2人目の三都主が続けて外したが、ヨルダンは3人目まで成功。敗色濃厚となったが、ヨルダン4人目のシュートをGK川口のスーパーセーブでしのぎ、5人目で振り出しに戻した。結局、7人目の宮本が落ち着いて決めると、ヨルダン7人目が失敗し、劇的な勝利を収めた。
 日本は8月3日の準決勝でバーレーンと対戦する。

[重慶(中国) 31日 ロイター](2004/7/31)



運動会 


息子が頑張っている姿を観るのは確かに楽しい。
でも、物凄くくたびれてしまうのだ。

写真撮るのも大変だし。



お陰様で、息子は割合足の速い方でして、リレーの選手に選ばれております。
ただ、私が彼の競技を撮ったのはこの一枚だけ。
すみません。



お友達と。
お疲れさんでした。

2004/9/18



またまた三郷へ


まあ今は失業中ってこともあって、こんな夕陽を観た日にはもう絶望感だけが漂うわけでございます。ああ、早いところばりばりと仕事をしないとね。
焦る気持ちとは裏腹に、静かに静かに日が沈んでゆくのでした。

2004/9/18



息子のミニカー 


いったい何台あるんだろうか。
息子が段ボールの箱から取り出して、カーペットの上に並べる。
こつこつと並べて、また仕舞って、そしてまた並べるという毎日。

根気が要るよね。

それにしても、中古やもらい物もあるにしろ、殆どが新品で購入しているわけだ。
1台300円くらいかな。全部で、恐ろしい金額じゃない?

まあ、うちは豊かな家庭じゃないので、これくらいがしてやれることの限界かな。(泣)

2004/9/20



田村直美 & 是方博邦のライブ 


ジャイネで開催のベイタウン・ミュージック・セレクションに出演してくれた。
アコースティックのライブ。
歌もいいけど、二人のトークが面白かったっす。

2004/9/26

しばざ記 Vol.88


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