2007年3月10日、午前9時半頃、玉置さんから電話があった。
内容は言わなくても分かった。第一、玉置さんから午前中に電話があるなんて普通じゃないことなのだ。悪い予感はすぐに的中する。ズッキーの遺体が揚がったようだ。彼の身体的特徴の背中のアザと、小さい頃に手術した盲腸の痕が身元確認の決め手だった。
分かってはいたけど、改めて死が確定してしまうと、悲しい。悲しいけど、それでも見つかってよかったんだ。
(続く)
しばざ記208 (2007年3月10日 記)
誤字、脱字、稚拙な表現力、その他は、何卒ご容赦ください。
電話でK君の話を聞くと、この手前のテトラの辺りから発見されたということだ。
私が行ったときも彼はこの辺りじゃないだろうかと一所懸命探していた。
私も一通り歩いて回ってみた。
向こうに見えている停泊所。
あそこでずっきーは事故に遭った。
|