「俺たち2」管理人による戯言

早く見つかってほしい。その一方で永遠に見つからないでほしいという気持ちがあった。見つかれば死が確定してしまうからだ。


悲しいお知らせ(訃報2)
ズッキーよ永遠なれ!



昨夜遅く、玉置さんから以下のメールを貰った。
単に題名には「鈴木くん」としか書いてなかった。


  本日、午前7時30分ごろ、釣り人によって発見された。
  本人確認後、司法解剖された結果、死因・・・溺死
  死亡推定時刻2月16日午後11時
  その後、警察関係の葬儀屋が引き取り、現在そこの霊安室。
  12日に火葬 16日に「お別れ会」の予定
  (3/10 22:57 玉置順)



ベイタウン中年バンドのメーリングリストには続々とズッキーへ宛てた悲しみのメッセージが到着する。
下はドイツに駐在する”Iさん”からのメール。
当時、バンドのメンバーでは”Iさん”が一番若くて、ズッキーに一番歳が近かったせいか仲が良かった。

  鈴木さんが行方不明になったことが判ってから、毎日気がかりでした。
 嫁もショックを受けてました。

  夜釣り、コアの建設推進活動、ベイ中活動、飲み会等々、一緒に過ごし たいろいろな思い出がよみがえります。
 ベイタウンのイベントでいつも溌剌と動き回る姿は今でも鮮明に覚えています。一緒に釣りに行っても鈴木さんは大黒鯛、私はボウズで悔しい思いをさせられました。そして最後に会ったのはもう2年以上前のベイ中の皆さんに開いていただいた2004年10月の私の壮行会でした。

 お別れ会には行くことができませんが、この場を借りて心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 (Sun 03/11/2007 07:10)




このページを書いて(つくって)いるときに「行方不明者捜索協力依頼のページ」からメールが着信した。彼の高校時代の友人である。ここでご紹介したい。

 こんにちは。マコトの高校時代の友人のKKです。
 おぼえていらっしゃるかわかりませんが、かなり前に
 ベイタウン中年バンドの練習に飛び入り参加させていただいたり、
 ジャイネパールでお会いしたこともあります。

 シバザキさんがWEBで情報収集を呼びかけていらっしゃる
 ことは全然知らず、今朝偶然ネットサーフィンをしていて
 ページを発見し、感謝しています。ご苦労様でした。
 お父さんがタマキさんにコンタクトしていることは聞いていたので
 ベイタウンのみなさんも心配されていたことでしょうね。

 我々も高校時代の仲間と何度か現地に赴いており、昨日も昼から
 行こうと思っていたところにお父さんから遺体発見の連絡が入り、
 私も横浜水上警察に行ってきました。
 身体的特徴、携帯などからほぼ確定ということとなり、警察の霊安室
 で彼に会いました。顔は見せてもらえませんでしたが、身体は大きな損傷
 は見られず若干の膨張はあるもののきれいな状態でした。

 見つからないことでの僅かな期待と見つかったことでつきつけられた
 現実との間で今でも複雑な心境です。
 一昨日、お父さんが夢でマコトが帰ってきた夢を見たそうです。
 自分の意思で上がってきて、それを伝えたんでしょうね。

 ここ数年、鬱病と闘い、もがきながら生きていたマコトですが
 ベイタウンのみなさんと様々な活動をしながら自分探しの旅を続けて
 いたんだろうと思います。
 弱い面を見せていなかったかもしれませんが、収入も安定せず、薬も
 手放せずで苦しんでいる時間も多かったと思います。
 最近は自営している我々の仲間のところでバイトをし、なんとか生活費や
 みなさんとの交友費を捻出していたようです。

 私から見ても彼は、普通の人間の何十倍もいろいろなジャンルで自分の
 好きなことを見つけ出し、経験し、はまり、そこで仲間を作り、楽しんで生きて
 きたと思います。充実した41年だったと思います。

 ジャイネパールにおじゃましようとも思っていたのですが、時間的に厳しい
 のでメールにて失礼します。
 赤塚の教会でお会いできると思いますのでよろしくお願いします。

 (Sun 03/11/2007 12:06)


KKさん、ご連絡有難うございました。


その他、全てのメッセージをご紹介は出来ないことをお詫びする。
ところで、ズッキーのお別れ会を下に記したので、時間のある方は是非行ってほしい。いずれベイタウンでも彼を偲ぶ会として何かイベントを考えているので、当日時間が取れない方は、そちらへどうぞ。


ズッキーの葬儀の段取りが決まりましたのでお知らせします。
12日は近親者だけで火葬です。
そして、普通の葬儀に当たるキリスト教の「お別れの会」を16日(金)の午後1時から開催いたします。
行ける方はよろしくです。
詳細は明日か明後日改めてお知らせしますが、、、、、

板橋区赤塚のパブテスト教会。たぶん以下の場所です。
http://www.geocities.jp/akatsukakyokai/akatsuka-map.png



何度も似た様なことを書くけれど、若くして、志半ばにして死んでしまったズッキーは無念だったろうなあ。色々なことに好奇心旺盛だったし、実行力もあったので、もっともっとやりたいことがたくさんあったはずだ。あの溺れる瞬間だって、絶対に死なないと思っていたと思う。ここで死んでなるものかと思っていたに違いない。死んでしまったのは何かおかしいのだ。ひょっとしたらみんな悪い夢を見ているのかもしれない。

きりんさんが(奥さんのQPさんを3年前に亡くしている)、「ズッキーはきっと天国でQPさんに怒られていると思いますよ。」と言った。思い切り叱り飛ばして、またこの世に追い出してほしかった。

しばざ記209 (2007年3月11日 記)

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