赤玉公園の赤玉も出張してたか まさかベイタウンの公園の真似をしているわけではないだろうが・・・ |
|
|
ベイタウン住民なら誰でも知っている赤玉公園。それに似ている風景に出会った。上の写真の左。中央に見える茶色の建物は名鉄百貨店。そのビルの下のほうやや右寄りに見える赤い玉。おお、あの赤玉公園の赤い玉じゃないか。
実は近くに寄ると、上の右の写真のように雰囲気は異なる。でもでも、なんとなく似ている。奥の上部が緑(本物のグリーン)になっている球体もどこかで見たことがある。お、そうだ、海浜幕張駅のマリーンズの大きなボール。うーむ。
ベイタウンをあまり知らない人のために、赤玉公園の赤玉をご紹介しよう。上の左の写真だ。ね、ね、凄いでしょう?少し離れていると名古屋のそれに非常に似ているでしょ?
それから、右の写真。これは海浜幕張駅前のオブジェ。球体は花で覆われている。この写真はメンテナンスのひとコマ。マー君とリーンちゃんが取り外されている。こういった光景は珍しいでしょ??
ということで、ベイタウンと名古屋の球体オブジェの対決だったのだが、名古屋にはもっと巨大な球体のオブジェがあった。というか広告塔である。それが右の写真。大名古屋ビルヂングの屋上。かつて銀座にも森永のどでかい球体のネオンがあったが無くなって久しい。今や、こういう形状の広告塔は珍しいのではないだろうか。
この広告塔、夜になるとそれなりのネオンが光る仕組みになっている。いつ頃からこのビルの屋上にあるのか私は意識して見たことが無かったが、雰囲気からしてかなり昔のからではないかと推察する。
と、思いつつWikipediaで調べたが、1965年の竣工で、屋上のその丸い広告塔は当初、森永だったらしい。なるほど、納得。
1965年は日本の高度成長期。東海道新幹線が開通した翌年。分かりやすく言えば、東京オリンピックの翌年だ。そういう時代に出来たビルだということを前提にして改めて(写真を)眺めていると、なんともいえないノスタルジックな気持ちになってくる。いずれにしても名古屋のこの不思議な球体のオブジェたち。こういうデザインは好きだなあ。
大名古屋ビルを駅前のホテルから見下ろす。夜になるとネオンが綺麗。
そうそう、この名古屋の赤い玉のあるビルは、世界のファッションブランドの入る名古屋では最もトレンディな場所である。更に、昨日のニュースで、この建物の中のシネマで、映画を観た後に吐き気を催した人がいると報じられていた。だからといって、今回わざわざこのビルのネタを用意したわけでなく、まったくの偶然なのだ。
2007/5/1
しばざ記 237 |