「俺たち２」管理人による戯言
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一向に進歩しないペーパレス化
いったいいつになったら部屋が片付くのだろうか


仕事柄、資料（印刷物）が膨大にある。それに加えて、つまらない印刷物でも捨てられない性癖がある。特に雑誌の類は別にコレクションしているつもりは無くても、いつの間にか部屋に入らないほどになってしまった。その大半のストックは実家にある。

だが、このままではまずい。そう思って、毎日少しずつスキャニングしたりして、データ化に努めていた。雑誌の場合、表紙と、中身の面白い部分を切り抜き、スキャニングした後で、古雑誌として、ひと括りにして資源回収ゴミ置き場に持ってゆく。かなり古くて、ひょっとしたら価値のあるものも多い。ちょっと勿体無い気もする。

だが、そういうことをためらっていたら、部屋は雑誌で埋もれてしまう。先日、プロ野球だの、皇太子様ご成婚だの、オリンピックだの臨時増刊号の類の、これは絶対に残しておこうと思っていた雑誌類を思い切って捨てた。５０〜６０冊くらいあっただろうか。ビッグなニュースなら後に何かのメディア（ネットも含む）から採取できるだろうと判断したからだ。

全巻揃っていた小学館の「写楽」も、松田聖子の初水着姿の雑誌やＧＯＲＯの評判の高かった水沢アキのヌード写真が載っていた号も思い切って捨てた（結構前に捨てたような気もする）。それだけじゃなく、その当時の意図的に将来は絶対に価値が出るだろうと残しておいた雑誌なども積極的にどんどん捨てている。あ、但し、「写楽」は篠山紀信が撮ったジョン・レノンの写真が出ている号はキープした。さすがに。

ずっと途切れなく買っていたスウィングジャーナルも、バイクの雑誌も、マニアにとってはよだれものの専門誌などもすぱっと捨てた。いや、実は今になってかなり後悔しているのだが、まあ、仕方ない。同様にわざわざネットで買った古本なども処分した。あー、でも夏目雅子さんの追悼号（なんの雑誌だか忘れた）は残しておくべきだった。

人気ＤＪだった末広まき子さん。（1971年　深夜放送ファンより）
今の時代、ネットオークションでそういうものが高く売れるのも知っているし、実際に試しに売ってみたこともあるが、非常に手間隙かかるし、そういうことをしている時間も無い。それに、スキャニングしているのも段々馬鹿馬鹿しくなってきた。手間をかけても、果たして後で観る時間があるのか、ということだ。

これは、膨大なビデオテープをどんどんＤＶＤ化して、部屋の空きスペースを増やそうという計画を断念した理由と同じである。勿体ないけど、捨てるしかないのだ。いや、ビデオテープの場合、捨てる前に時間があれば、極力観ることにしている。たぶん、仮にＤＶＤに録画しても、あと１回観るか、それとも一生観ないで過ごすかのどちらかだろう。であれば、録画する手間を考えると捨てるのが一番なのだ。

だが、その捨てるという行為も今ストップしている。どんどん捨てていたら、必要なものまで捨ててしまったのである。ちょっとショックだったけれど、代わりになるようなものが見つかったので購入して事なきを得た。ずばずば捨てるのも考えものだ。というわけで、まずはきちんと要・不要を分別しなくてはならないことがやっと分かってきた。いい歳こいているのにだ。

でも、それができない。どうも整理が苦手なのだ。

というわけで、未だにペーパレス化に苦労している。果たして我が家がすっきりするのはいつのことだろうか。読まない、読みもしないで本棚に飾ってあるだけの単行本もそろそろなんとかしたいものだ。


2007/9/8
しばざ記　２９５


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おまけ



上はランダムにスキャニングしたものを並べただけ。これを選択したという意図的なものではない。以下、解説。番号は左側から。
（１） 故ナンシー関さんのコラム。これと、泉麻人さんのコラムが読みたくて、文春は毎週買っていた。
（２） たぶん文春だか週刊朝日だったに出ていた勝新と玉緒さん。パンツの中に大麻が入っていて問題になった辺りの記事。あ、でも写真はかなり若い頃のです。
（３） 週刊アスキー創刊３号。創刊号を買うのがひとつの趣味だったので、どこかにこの創刊号がある筈なんだけど。それと、マルコポーロという雑誌の創刊号も行方を捜している。ブルータスは見つかった。
（４） 土居まさるさん。俺達の頃のヒーローだった。俺はニッポン放送派だったけど。（亀さんが好きだった。）
（５） レモンちゃん。そう落合恵子さんなのだ。
（６） ＣＱ誌。アマチュア無線をやらなくなってからも時々買っていた。６０年代の頃のＣＱ誌もずっと保管してあったけど、思い切って捨てた。残念なのは、古いＣＱ誌のせめて表紙くらい画像データとして保存しておくべきだった。
（７） エグゼクティブが読む雑誌の代表格。今は購読してないけれど、案外面白い記事が多いのです。この表紙のときは、ビートルズ特集。無理やりビジネスものに仕立ててあるけれど、かなりマニアックなことも書いてある。

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