11月、子ども達だけで鎌倉へ。正確に言えば、学校の授業の一環で、途中、チェックポイントがあって、先生と会うのだけど、それでも自分達で予習をし、鎌倉のどこを回るかという企画を立て、幕張から鎌倉までの電車にはグループごとに分かれた子ども達だけで乗った。そして、上のような写真をたくさんお土産に撮ってきてくれた。親ばかだけど、なかなかいい写真だ。ははは。
それと、鳩サブレも買ってきてくれた。正直言って、鳩サブレってあんまり好きじゃなかったのだけど、妙にうまかった。はははは。(感涙)
ところで、息子が持っていったカメラは、右上のチープないわゆるバカチョン(銀塩フィルム)である。最初、デジカメを持ってゆけと私は言ったのに、無くしてしまう可能性もあるので、使い捨てカメラがいいと息子。使い捨てカメラならと、妻が思い出したように引っ張り出してきたのが、このカメラなのだ。
MADE IN TAIWAN。プラスチック製。ストロボ付き。ピントの機能は無い。巻き上げも使い捨てカメラと同じ、ギザギザの円盤をかりっかりと回すタイプ。レンズもプラスチック製。他に一切余計な機能が無いくせにボディはでかい。これ、ベイタウンの「写真屋さん45」で10年前くらい前に、フィルムを買った時についていたもの。1回くらい使ったかもしれないが、捨てるのも勿体無いと仕舞っておいたものだ。
特筆したいのは、安物のカメラでも、銀塩はちゃんと写るということ。ピント合わせもないし、ズームも無いから、フレーミングは自分が被写体に寄ったり、離れたりしての撮影。そうなのだ、今、当たり前にデジカメにズームがついているけれど、本来のカメラって、そういうことをしなければならなかったのだ。息子の撮ってきた写真で、そんなことを改めて知ったのである。
2007/12/8
しばざ記 361 |
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