「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記
[INDEX-10]   >>> HOME

「世界遺産に落書き」
イタリアはフィレンツェ。有名なあの大聖堂に明らかに日本人だと思われる落書きが。テレビの映像ではびっしりと無数に書かれている。これで日本にはバカがいっぱいいることが証明された。

あのフィレンツェの大聖堂に落書きした日本人のことが連日取上げられている。無差別殺人、大震災の後だから、たいした事件じゃない、なんて思っている方もおられるようだが、こうしたことがいろいろな犯罪の元凶と言ったら大げさだろうか。ひょっとすると、北極の氷がもうすぐ皆溶けてしまうことにも繋がっているような気がする。

更に呆れたことに、なんと高校教師が落書きしていたのだ。教育者たる者がなんというバカなことをしているのだ。その先生は自分と妻の名前を書き、そしてハートマークで囲んだという。もう何も言えまい。今日のニュースでは、日本人らしき男から、「ここにサインペンで名前を書くといいことがあるよ。」とそそのかされ、サインペンまでその男から買ったという。ほんとかよ。もし本当だとしても、なんたるバカ。最上級のバカという称号を授与したい。

昨今、出会い系絡みとか、わいせつ事件とかを起こす教師が多くなっている。教師のモラルがとかく言われている。モンスターペアレントといって、保護者の側もヘンな奴は多い。もちろん学校関係だけじゃなくて、社会全体がヘンになっているご時世。せめて、教育に携わる人間はもっとマトモでいてほしい。

関連してるかどうかわからないが、先日、都内をクルマで走っていたときの話。幅3mくらいの中央分離帯で、初老の男性が必死で何かを拾っている。ゴミだ。空き缶だとか、ペットボトル、弁当のかすなどを、大きなビニル袋にまとめて入れている。区役所が派遣した作業員にも見えるし、私服っぽいので、ボランティアでゴミ拾いしているのかもしれない。

決して私はそういうところにゴミは捨てない。でも、その男性の脇を申し訳ない気持ちで通り過ぎる。信号待ちで、少し行ったところでクルマは止まった。そのときだった。私のすぐ前のダンプカーの窓から手が出て、そして、ぽいっとコンビニの手提げ袋に入った弁当のゴミが、中央分離帯に捨てられた。先ほどのゴミ拾いしている男性の30mくらいのところでだ。

その後、信号がすぐ変わって、そのダンプカーは猛烈な勢いで走り去った。私はとても嫌な気分になった。落書きも同じだ。一所懸命落書きを消している人がいる。今回の世界遺産の落書きは文化財だけに専門家が修復しなくてはならず。大変なお金がかかってしまうようだ。少なくとも、バカな大人がいなくなるように、政府は毎日のように「落書きするな!」と、テレビで連呼してほしいものだ。

【追伸】
ダンプからのゴミ投げ捨てについては、以前もほぼ同様の光景を見たことがある。悲しくなってしまうね。まったく。


2008/7/1
しばざ記 483

▲このページの先頭へ



◆    ◆    ◆



【追伸・その2】

へえ、、、、そうなんだ、、、、、。

フィレンツェに限らず、イタリアでは古代遺跡はスプレーにまみれ、アルプスの山々には石を組んだ文字があふれる。その大半がイタリア人によるものだ。同紙は「日本のメディアによる騒ぎは過剰だ」と、日本人の措置の厳しさに疑問を投げ掛けた。コリエレ・デラ・セラ紙も「行為はひどいが、解任や停学はやり過ぎ」と論評した。(毎日.JPより)

うーむ、日本人はナーバス過ぎるのか。いや、相対的にそうであっても、日本の常識では許されないのだ。

2008/7/2


<<< 前の記事
次の記事 >>>

俺達のホームページ・パート2