昨夜は、谷津の「エルコラソン」というお洒落な感じのイタリアン料理のお店に行ってきた。夕暮れの京成幕張から電車に乗り、3つ目の京成谷津駅から徒歩2〜3分。14号沿いだから分かりやすい。お洒落な外見もいいけど、店内は、照明を抑えたちょっと穴倉的な雰囲気。しかし、2階建てになっている中央が吹き抜けになっていて、圧迫感は無い。また、屋外に居るようなデザインとか、イルミネーションが凝っていて面白い。
カウンターを若い女性が担当していた。鮮やかな手つきで次々にカクテルをつくっていた。メニューを見ると、ビールの種類もたくさんあって迷ってしまう。しかし、喉が渇いていたので、普通のモルトの生を注文した。
オーナーのN氏は、ワンガン・ミュージックというレーベルの代表も務め、音楽のプロデュースをはじめ、音楽関連の仕事をされている。とても若くて、バイタリティ溢れている。月に1回のペースでライブを開いているそうだ。8月は3回もやる。8月29日には、なんとあの「オレンジペコ」。なんだかの繋がりがあるらしい。最近のお薦めはワンガン・ミュージックのプロデュースした高橋ちかさん。稲毛出身でアコースティックギターの弾き語りだそうだ。
N氏とは何度か電話やe-mailで会話をしたけれど、今回初めてお会いした。散々ご馳走になってしまった。話も弾んだ。ブラジル音楽に傾倒されていて、自らがパンディーロ奏者なのである。なんたる偶然。実は昨日のこと、ベイタウン・ジャズ・ストリート(8月30日開催予定)のプログラムにパンディーロの奏者を加えたくて、該当のKさんに連絡を取っていたところなのだ。もちろん、N氏を強引に引っ張り込んだのは言うまでもない。8月8日のサマソニの前夜祭で、高橋ちかさんが出演するときに、ひょっとするとN氏のパンディーロも登場するかも。
http://www.el-corazon.net/index.htm (エルコラソンHP)
N氏とお会いして、急にまた色々な音楽の繋がりというか可能性が広がったような気がする。あ、Nさん、美味しかったっす。めちゃくちゃ長居してごめんなさい。また近々お会いできること楽しみにしております。
左:N氏。オーナーさんだけど、カウンターにもしばしば立って仕事をしているそうだ。
右:N氏のパンディーロ。帰るときに、ちらりと演奏してくれた。
パンディーロはブラジルの音楽などには欠かせない楽器。一見、普通のタンバリンに見えるけど、まあ、タンバリンっちゃタンバリンなんだけど、微妙に造りは異なる。演奏方法も違う。上級者だとこれ1本で殆どドラムセットの音を出してしまう。
左:谷津の駅から。国道14号線。(エルコラソンに行く前の午後8時頃)
右:うっかり終電になってしまった谷津駅。誰もいない。果たして本当に電車が来るのか。
2008/7/20
しばざ記 493 |
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