「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記

神田まつや「親子南ばん」と「揚げ丼」
アツアツふわふわの玉子の親子南蛮と、サクサクのかき揚げ丼。


神田まつや監修「手折りめん」のメニュー用写真の撮影のついでに、表題の2品も撮影してきた。

上はふわっとした玉子とボリュームのある鶏肉のハーモニーが旨い親子鴨南ばん。アツアツのうちに食べると絶品。しゃきしゃきネギがアクセントになっている。濃い目のつゆは鶏の旨みとネギの旨みと、柚子の風味がちょうど良く合わさって、そばに絡む。この味、芸術品じゃないかと思う。


(↑)(かき)揚げ丼

表面からだと、なにがかき揚げなのか分からないが、きちんと並べられた海老の下にぷりぷりしたイカと、適度に歯ごたえを残すネギのかき揚げが隠れているのだ。ご飯もアツアツ。ボリュームたっぷり。

めちゃくちゃうまい!
仕事とは言え、最高に楽しい時間を過ごせた。腹いっぱい。




厨房でそばを茹で、湯から上げ、冷水で洗い、という一連の調理風景を見ることができた。
私に応対してくださったのは、小柄でちょっと年配の職人さん。
単に茹でて冷やすだけと思っていた工程の中には、非常に細かい技が随所にあり、また動作の全てが素早くて、むしろ綺麗。「さすがプロ!!」と唸ってしまった。
せいろに盛り付けする技が凄かった。
さささっとやって、それで綺麗。そばがとても旨そうに見える。
この盛り付けもプロならでは。私も自分で調理して、自分で撮影して、ということを何回もやったけれど、こんなに綺麗に出来たためしは一度もない。私にはセンスが無いのかもしれない。(笑)

そういえば、そば屋の厨房って、ラーメン屋と異なり、客席から見えないことが多い。
手打ちのところだけ見えるようにしてあるけれど、厨房では実に多彩な仕事があって、そばを茹でる、食材を刻む、天ぷらを揚げる、親子煮をつくる、つまみをつくる、等々、たくさんの職人さんが手際よく、しかし、めまぐるしく動きまわっているのだ。




上は、左が神田まつやの外観。右が今回の撮影対象の神田まつや監修「手折りそば」(茂野製麺)。まるで手打ちのような感じ。

http://www.kanda-matsuya.jp/
神田まつやウェブサイト


その後、浅草へ。


夜の浅草はまことにいい感じ。食べもの屋が多いのがワタシ的には超魅力。何気ない定食屋さんでも浅草にあるだけでそこはかとなく情緒が漂っているから不思議。渋谷界隈で12000円くらいの飲食するんだったら、しかも、物足りなくて帰りにラーメン食うんだったら、浅草で鍋をメインにした6000円くらいのコースにしたほうが、充実している。って、それは私ならではなのか。(笑)

雷門の前は、平日なのに観光客が多い。言葉を聞いているとどうも東南アジア系の方々が多いようだ。昔の浅草は西洋系の観光客が多かった。


上は説明するまでもなくウ〇コビル。一説によると、外国人観光客もそれぞれのお国の言葉でウ〇コビルと呼んでいるようだ。おっと、情報元が怪しい奴なので、あんまりアテにはならない。

神田まつや、そして浅草と流れるこのコースを回るだけで、花のお江戸の情緒をたっぷりと満喫できるのだ。ああ、今宵はまっこと楽しい。

2008.11.14

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2008/11/14
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