ん〜。朝晩、涼しいですなあ。いつの間にか蝉の鳴き声は無くなり、コオロギの声に代わってます。日増しに秋っぽくなってきて、寂しさと同時になんか焦ってます。今年もまた中途半端に夏が終わってしまうのかと思うと・・・。ううっ!
夏はアバンチュールというか、この齢(よわい)になっても、なにかを期待してるんですな。ところが、やはり年齢相応のことしか起こらない。いや、年相応のことすら起きない。私の世代だったら、ちょっとリッチにヨーロッパにバカンスにでも出かけるという人が少なくはないのだけど、私の場合、ひたすら汗をぽたぽた落としながら仕事しているだけなのですわい。くっそ。しかも、段々体力が衰えているのか、以前ほど暑い夏が大歓迎というわけではないのです。むしろ矛盾するようですが、少し涼しくなるのを待っているフシもある。寂しい。
夏が行ってしまうこの時期によせばいいのに、ややメロウな本を読み始めてしまった。題名は恥ずかしいので言えないけれど、仕事の箸休め(笑)に真剣に読んでいる。これがまた長い小説なのだ。最初はもったり。でも、途中から猛烈に展開が早まって、どんどん面白くなってくる。でも、人の死があったり、男女の別れがあったりと、段々むなしくなってくる。ああ悲しい。虚しい。段々現実と小説の区別がつかなくなってきて、悲しい場面を約20分読んでから仕事に復帰するとため息ばかり。○子さんが可愛そうで可愛そうで。というわけで、この時期には悲しい本はやめておいたほうがいいですよ、皆さん。
幕張新都心賑わいづくり研究会の写真コンクール「カシャカシャまくはり」の1次審査に行ってきやした。当初、全然集まらないと関係者一同がっかりしていたところ、ふたを開けたらこれまたびっくり。かなりの応募数があって、嬉しい悲鳴。嬉しすぎかも。点数が多いということはこれまた大変なわけで、かなりスピーディに審査をしたのにも関わらず、4時間くらいかかってしまいました。これで、入選候補が約半分になったわけです。次回は早坂先生(幕張を撮り続けてン十年のカメラマン)などお歴々が加わり、本審査になります。応募された方々、お楽しみに。
愚息も応募してます。(笑)
カメラマンといえば、同じマンションにお住まいの女流カメラマンの石○さんから頂いた海草サラダめんをつくって食べました。うまかったっす!
ゴーヤの夏皿うどんはまだ食べてないですが、近々食べます。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
石○さんの家には母娘のワンちゃんがいて、石○さんと顔が似ているので、彼女がワンちゃんと一緒にいると同じ顔が3つあって面白いです。今度、機会があったら写真を撮ってご紹介したいです。(笑)
ところで、昨年アウネ幕張で開催されたジャズライブを今年もやることになったようです。ガッツマンの崎見さんが現在プレゼン中。今年も私がディレクターを担当させていただけるとのことです。有難いことです。これから、ブッキング。皆様、どうぞご期待ください。
さて、ベイタウン夏祭りがいよいよ近づいてきました。皆様、現場でお会いしましょう。私はステージの脇におります。
*冒頭の写真:
夏休みもまもなく終わりの頃、早朝プロムナードを横断して、どこへ行くのやら。
| 左: | まだ殆ど人が歩いていないプロムナード。今日は晴れるのか、それとも曇りなのか。 | | | 右: | 雲の切れ目から急に朝日が差してきた。でもそれは一瞬のことだった。 | |
| 左: | ベイタウン・コアの脇にこんな素敵な未舗装路があった。 | | | 右: | ヒマワリもその役目を終え、沈黙している。 | |
2009/8/27
夏の終わりに
早朝、家の近所の街路樹の幹にアブラゼミがとまっていた。それも、子どもの背の高さよりも低いところにだ。子どもが見つけたら大変。すぐに捕まってしまう。どこか別のところに逃げないと。まずはその前に写真を撮っておこう。
近寄ってシャッターを切る。今度はもっと近寄って。ギリギリ相手にプレッシャーを与えない程度に。おかしい、最接近しても奴は逃げようとも、身構えもしない。あれ?
蝉にそっと触れてみた。いくぶん足を動かしたが、もはや体力が弱まっているようだ。そうやってじっと死を待っているようにも見えた。おそらく数時間のうちに彼は地上に落ち、そして蟻の餌食になってしまうのだろう。
幹を這い上がってきた蟻が、そのアブラゼミの横を通過した。「そろそろですね。」と蟻は言った。「ああ。そのようだ。」とアブラゼミがつぶやいた。
| 左: | まだまだ暑いけれど、でも空はどことなく秋っぽくなっているのだ。 | | | 右: | 今日は穏やかな海。ふらふらっと海に歩いてゆくことが時々ある。 | |
| 左: | 単につかまっているだけの蝉。殆ど動かない。いったい何を考えているのだろうか。。 | | | 右: | もうすぐ衆院選挙だ。赤玉公園の脇にも選挙ポスターが貼られていた。 | |
2009/8/28
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2009/8/28
しばざ記 716 |
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