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つくり方は簡単。フライパンに程度な分量の水を入れ沸騰させて、その湯に乾麺を入れて茹でる。通常の茹で上がりよりも若干やや硬めのところで、一旦湯を捨て、そして残った水分も飛ばす。このときに、完全に水分を蒸発させてしまうと、その後、なかな麺が思うように行かなくなるので、まだ水っぽいうちにサラダオイルを少量入れる。これは焦げ付き防止の為。そして、野菜(キャベツ)と豚肉をお好みの量入れ、あとは普通の焼きそばをつくる要領だ。
味付には中濃ソースに黒こしょうが私の好みである。隠し味にそばつゆの元を少し入れてもうまい。ソースをごく少量にして、メインを醤油で味付けしてもいい。和風な感じが新鮮。トッピングにかつお節を乗せてもよい。より本格的にするならば、乾麺を別の鍋で茹でて、その他の具材はフライパンで炒め、そして合体させ、そして普通の焼きそばをつくる過程へという方法も良い。
ま、でも、そうすると、逆に、普通っぽくなってしまう。何故かそば本来の風合いが損なわれてしまうのだ。その方法も過去にやったことがある。そういう方式にするならば、茹でめんや生めんにしたほうが、茹でる工程が少なくて済む。敢えて乾麺を使う方式にするメリットは、麺の固さ&弾力(歯ごたえやコシ)を調整できるからだ。あの平山(久留里線)が乾麺を使っているのも、乾麺の保存性がもちろん第一の理由なのだが、そういった部分も大きいのだろうと推察できる。
以前、茂野製麺はそばのペペロンチーノ風味の「スパそば」という商品を出していた。スパはまさにスパゲティのスパなのだ。そばは洋風の味付けしてもかなりうまいのだ。ぜひ、お試しあれ。
しげのオンラインショップ:http://www.shigeno.co.jp/
2011.2.4