4月22日の朝、この季節にしては、寒くて、しかも空気が乾燥しているので、富士山がよく見えた。ご覧の通り、午前8時半頃、花見川の河口から東京湾越しにうっすらと富士山が見える。シータワーなどにお住まいの方であれば、居ながらにして、もっとダイナミックに眺めることもできる。
私は何気なく、シャッターを切っていたのだが、富士山のやや右のほうに、白い帯があるのに気づいた。やや右といっても、丹沢山塊と、奥秩父の山々の中間の谷あいのようなところから覗いているという感じ。なんだかわからないが、よく見ると、雪を抱いた山の輪郭のように思えた。
そして、方向からして南アルプスではないかと推測した。きっとそうに違いない。
上の写真が問題の白銀の尾根を捉えたものである。拡大(1)は富士山。拡大(2)が南アルプスではないか、という部分。それぞれ、以下に拡大写真を掲載する。が、しかし、この時携行していたカメラは、ポケットに収まるタイプの200万画素のタイプ。めいっぱい拡大しても不鮮明なのである。そのことをご理解の上、以下にお進みくだされ。
まずは拡大(1)。もちろん富士山である。手前の山は、丹沢山塊。富士山のやや左の三角のピークは大山。そして、眼をどんどん左に転じてゆくと、例の南アルプスが見える。
こちらが拡大(2)。中央の部分に白いものが見えるのだが、お分かりになるだろうか。うーん、ちゃんと望遠レンズと一眼レフのカメラを持ってゆきゃよかった。大失敗! 肉眼で見たところでは、その白い部分は明らかに手前の青い山よりも遥か後方にあることが、なんとなく分かる。距離的にも方向的にも、かなりの確率で、南アルプスに違いない。
というわけで、戻るなり、地図で確認。
上の地図は、ニフティさんのを流用させてもらった。ちょっと、見てほしい。赤い星が3点ある。右の星がベイタウン。つまり撮影ポイントの花見川河口でもある。ベイタウンからまっすぐ、ほぼ真西にある赤い星が日本で第2の高峰「北岳」である。そこから、15度くらい南にあるのが、富士山だ。
ここで注目してほしいのは、ベイタウンのほぼ真西には、海(東京湾)があり、その向こうに浦安、そして、都心の向こうには甲州街道やら中央本線などが走っていて、そして北岳など3000mを超える山並みににぶつかる。北岳に出会うまで、ちょうど高い山(1200〜1300m以上)が無いのだ。つまり隙間になっているのだ。
できれば、もっと詳細な地図、しかも、ネットじゃなくて、ちゃんとした地図帳などで確認して頂くことをお薦めする。
さて、花見川の河口から(ベイタウンから)、富士山が見えることはわかっていても、南アルプスが見えることを知っている人間はどれくらいいるのだろう。まずは、妻に聞いてみた。すぐに聞くだけ無駄ということが分かった。南アルプスの存在は知っていても、どこにあるか知らないからだ。
続いて、某さん(山登りが好き)に聞いてみた。すると、「見えるかもしれない。いや、絶対に見えてもおかしくない。不思議なことではない。」ということを言った。なるほど、さすが。更に続いて、ベイタウン写真倶楽部の主幹であり、富士山の写真も大好きな山根さんにも聞いて・・・、と思ったが、ギャラリーKIKIに彼の姿は無かったので、また次回に行ってみよう。
てなわけで、ベイタウンから南アルプスが見えた、っていう驚きのレポートはこれでおしまい。たぶん、私よりもちゃんと写真撮ってる人が必ずいると思う。また、既に、肉眼でしっかり見た方は、「なーんだ。」と思われると思う。そんなこんな、いろいろあるけど、まあ、大目に見て、「おー、素晴しいことを発見したね。」という感じで、ちょっとは褒めてほしいもんだ。(苦笑)
2006/4/22
上田正樹ライブ
イクスピアリで上田正樹のライブ。
上田正樹といえば、かつて「サウス・トゥ・サウス」のあの人だ。
「悲しい色やね」なんかのずっと前から私はファン。
しかし、ナマはいいね。
感動したよ。
左はライブ前のイクスピアリ。
いい雰囲気でしょ?
右はライブ終了後、サインをする上田正樹氏。
お疲れ様。
2006/5/19
浜田川を遡る旅
幕張新都心の中をゆったり流れる浜田川。
しかし、どこから流れてくるか分からない。
地図を見てもよくわからない。
ということで、行ってみた。
まあ、たいしたことはないけれど、以下にリポートを掲載した。
お暇ならご高覧ください。
http://baytown.dokkoisho.com/chiba/makuhari/hamadagawa/hr01.htm
2006/5/24 |