そば粉でつくるお好み焼き
そばの香りと、独特のもっちりした感じがうまい！！ |
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今回はお好み焼きというテーマで語る。その前に少々時事ネタ。あまり政治のことは書かないようにしているのにかい！（笑）
７月２９日、参院選挙の結果は、やはりというか自民大敗で、民主党が第一党になった。国民の審判が下ったということだね、やっぱ。それでも時の総理は続投ということだ。たいしたもんだ。あんたは偉い。自民党の中からも辞任すべきだという声が噴出しているし、世論も圧倒的に辞任すべきだと言っている。まあ確かに首相になった責任ということで、なんとかいい方向に軌道修正しようと本人も大変だけど、しかしまあ、説明責任という簡単なことを果たせない坊ちゃん大臣が身内にいるようじゃどうしようもないね。
７月２９日（つまり選挙と同じ日）の夕刻からの「幕張 光の祭典」のライブは楽しかった。我々ベイタウン中年バンドの中の４つのユニットが演奏を競ったのだけど、ま、長くなるので、また別のファイルで語る。野外ライブは気持ちいいね。そうそう、夏の高校野球の千葉県大会は市立船橋が優勝したね。あたしゃ木更津出身なので、木更津総合を応援していたから残念。でも、大差で負けたから諦めはいい。選手にしてみれば、大事なところで実力を発揮できなかった悔しさが残るだろう。それだけ市立船橋が強かったということでもある。なんにしても優勝と準優勝じゃ大きな違いだ。
３位と４位でも大きな違い。先日のサッカーの韓国戦。前半・後半と両者０点。延長１５分ずつの死闘にも関わらず０対０の同点。最後はＰＫ戦。それも同点。サドンデスになって最初の１人目で決着がついた。オシム監督も「ＰＫは運だ。」と言ってるくらいだから、まあ同点で終わった時点で両者３位にしてやりたいところだが、無情だ。詳細抜きの記録としては４位という字面しか残らないのだ。
さて、お好み焼き。いきなり別の話題になるなよ、ってか。単なるお好み焼きではないのだ。そば粉が入っているお好み焼きである。しかも、そば粉８割、小麦粉２割の配合である。うまくないわけがない。
なぜお好み焼きをいきなりつくるかといえば、そば粉を食品関連会社から大量に貰ったからだ。半年くらい前にも茂野製麺から十割のそば粉を貰った。そのときはマニュアルに従って、「そばがき」をつくってみた。はっきり言って、強烈にまずかった。生臭い味だった。おそらく最初のこねるときに手抜きしたからだろう。かなりの力を要するので、気軽な食べ物ではないことが分かった。店で食べる「そばがき」は美味しい。決して安くない理由が分かっただけでもいい勉強だった。
だから今回は「そばがき」は回避して、お好み焼きをつくることにしたのだ。数年前に近所のレストラン「ジャイネパール」のマヤさん（ネパール人）が、そば粉でつくるパンケーキみたいな、いやクレープみたいなお菓子をつくってくれた。あれはテレビも取材しにきた。韓国のチヂミみたいな風にしたものもつくってもらったことがある。ネパールでは蕎麦は当たり前の食材なのだ。最近、日本も「そばブーム」なのか、スーパーでもそば粉が買えるようになった。
まずは食材の買出し。 息子と二人で真砂の「スーパーたじま」で、キャベツとぶた肉、それからあげ玉を買う。あげ玉は隠し味。帰宅して早速仕込み。そば粉（小麦粉２割は最初から配合）を水に溶く。かなりとろとろにしないとそば粉は粘るので、大変だし、焼くときに薄くならないので、火が通りにくい。十分にかき混ぜてからキャベツを入れる。妻のアドバイスでキャベツはどっさり入れる。これ肝心。野菜は多いほうがいい。そして豚肉。さらにかき混ぜる。
隠し味にあげ玉を少々。それから、出汁を少し加える。これも妻のアドバイス。実際には面倒なので、そうめんのつゆを少し垂らしてみた。これで下ごしらえは完了。
食卓にホットプレートを用意する。十分暖めてから、薄く油を敷く。その間にしめさばをつまみに冷たいビールを飲む。これ、肝心。ホットプレートを囲み、ビールを飲んでいるだけでも雰囲気がいい。
そして先ほど仕込んだお好み焼きのネタを投入。静かに薄く延ばす感じで鉄板の上に広げる。じゅーっといい音がする。頃合を見て、へらでひっくり返す。裏側がきつね色になっていればシメタもの。ところが、その頃合に失敗し、かなり黒っぽくなってしまった。ちょっと焦げすぎ。おそらく鉄板の温度が上がり過ぎていたのかもしれない。ところが、怪我の巧妙ってやつで、この焦げ方がまたうまい。とても香ばしいのだ。そばのいい風味が効いている。
おたふくソースにちょっとマヨネーズを加えてアツアツなところをばくっと食べる。うん、うまいうまい。普通のお好み焼きに比べてちょっとモチっとした感じかな。それと香ばしさ。表面ぱりっと、中もっちり、というのがベストかな。しょうゆでも食べてみたが、それもまたグー。しょうゆにマヨネーズという組合せでもイケた。２回目からは両面がキツネ色になるところでひっくり返して出来上がり。さっきの焦げすぎの味も捨てがたいが、程よいというのもいいね。当たり前だろうけど。
皆さん、きっとそば入りのお好み焼きはあまりご家庭で食べないと思うけど、簡単だし、普通のお好み焼きと一味違うので、ぜひ試してみて。永谷園のお好み焼きの素にそば粉を加えてもいいかもよ。ではでは。
毎度のことながら書きなぐり＆校正なしなので、誤謬等が多々あります。ご容赦を。
2007/7/30
しばざ記 ２７４
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「俺たち２」管理人による戯言