 この間の暖かい土曜日にトラベル・デポの小林さんのお誘いで、幕張メッセのＲＶショーに行った。いわゆるキャンピングカーの展示即売会のようなものだ。会場に展示されているのは大型の本格派から、軽自動車を改造して、ちょいとお茶を飲める空間をつくっただけのものまで様々。そして、そのいくつかがご成約済み。つまり売れたのだ。この不景気の世の中なのに、なんと気前がいい。私がざっと見た限りでは展示車輌の３割くらいが売れていたようだ。金のあるところにはあるもんだ。でも、キャンパーにしてみると、毎回高い宿泊代を節約できるので、すぐに元を取ってしまう、ってな論理だと思う。そうは言ってもオーバー１千万円はなかなか元は取れないと思う。
実は私の古くからの知り合いもＲＶが大好きで、ただキャンプが好きというわけじゃなく、所有しているというだけで喜びを感じているようだ。用も無いのにしょっちゅう掃除して、小奇麗にしているのはもちろん、装備にも色々金をかけている。彼は、「ＲＶなんてクルーザー持ってるのと違って維持費は安いし、気軽なもんだよ。」と言う。気軽といっても、じゃあ私も簡単にオーナーになれるか、つうと先立つものが無い。貧乏人には不向きな趣味であるのは間違いない。
会場にはコールマンをはじめとするアウトドアに関するグッズの販売も行われていて、通常、絶対に買えない価格でタープやテント、調理器具などが並んでいた。いや〜、実は私、欲しいものがたくさんあった。財布と相談して、よっしゃ！と思ったものの、会場を出てすぐに電車に乗って南船橋に行かねばならない用事があったので、涙を呑んで断念した。悔しい〜。
ところで、その小林さんは、アメリカやオーストラリアをキャンピングカーで旅行するというユニークな企画を専門にしている旅行代理店。高いキャンピングカーも、レンタルなら大丈夫。豪華なホテルを泊り歩く旅行に比べたらトータル費用がだいぶ安い等、こういう時代だから彼の企画はウケている。ベイタウン在住で、彼の提唱する企画もいわゆるベイタウン発の文化なのだ。
左：ベース車がアメリカンが一番似合う。こういったタイプがかなり多かった。
右：もちろん日本の例えばハイエース辺りをこのように改造するタイプも多い。
左：すっきりしたタイプ。どこにでも気軽に行けるような気がする。
右：軽自動車だって馬鹿にできない。ちゃんとベッドがある。
左：家族総出で参加する小林さん。おちびちゃんも活躍していた。
右：トラベル・デポのマスコットカー？
左：なんとギターメーカーのマーチンも出展していた。これは通称「バックパッカー」。
右：会場の一角にはライブをやるスペースがあり、アコースティックサウンドがいい感じで盛り上げていた。
左：キャンプ用品の販売コーナー。この炭火のバーベキューセットは1,980円。
右：コンパクトなフライパンと鍋、そしてコンロ。このセットだけあれば万全！
左：コールマンのオリジナルの自転車。かっこいい。
右：望遠鏡の専門メーカー「ビクセン」も出展している。
［参考］
レンタルキャンピングカー（モーターホーム）によるアメリカの旅
（トラベル・デポのホームページ）
キャンプが大好きな人はもちろん、ユニークな旅を味わいたい人は注目。広大なアメリカ大陸ならではの醍醐味を味わってください。オーストラリアのバージョンもあります。ベイタウンの方は、ご連絡頂ければ私（小林）がご説明に伺います。あるいはコロラド（１番街）でお茶を飲みながら語らいましょう。
ＨＰ：http://www.motor-home.net/
お問合せ：http://www.motor-home.net/motor/form.html
電話：043-212-5620 小林
今からかれこれ２５年くらい前、やたらにアメリカに憧れており、ハーレーに乗ってアリゾナの辺りを走りたいなんて真剣に思っていたことがあった。こつこつと貯金することが苦手だったので、なかなか資金が貯まらなかったけれど、借金をしてでも今しか行けない、と意を決して、いざ、日本を出発。と、思いきや、全然スケジュールが合わなくて、２、３回計画が延期になっているうちに今日まで実現できなかった。この歳だと厳しいしなあ。そんなことを小林さんに言ったら、「あ、ハーレーのレンタルもやってますよ！」という。そりゃええわい。日本国内でちょこちょこ走るより、ハーレーはやっぱ本場で乗りたいね。
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2009/2/１６
しばざ記 ６２９ |
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このところ掲載順がかなりいいかげん。すんません。
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